欠席
あらすじ
いつも欠席している彼女と、少しずつ距離を縮めていく主人公。時間の流れと共に二人の関係は変化し、気付けば彼女は人生に欠かせない存在になっていた。長い年月を経て、主人公が振り返る彼女との不思議な日々とは。
欠席
「おはようございます」
「あっおはようございます」
今日も彼女は欠席みたいだ
1週間後
「おはようー」
「あっおはようございます」
「もーいつも堅苦しいな、うちら同級生なんだしタメ語でいいよ」
今日も彼女は欠席してる
一ヶ月後
「おっはー」
「おはよう」
「今日のテストダメかもー」
「僕も自身ないです」
今日も彼女は欠席中
半年後
「ねぇねぇ、私今日一人でさお昼食べに行かない」
「いいね、どこ行こうか?」
まだ彼女は欠席中だ
10年後
「ねぇねぇ、今度の旅行どこに行こっか?」
「そうだね〜、この前君が行きたがってたあそこはどう?」
もう何年になるだろう、彼女の欠席を僕は見ていない