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Photo bymakari_5108010

胸の痛みと、パパの影響の大きさを抱えて|自死遺族|

    パパと出会っていなかったら、できなかったことが山ほどあるよ。
    そして、影響も受けているよ。


    えのきはパパと同じように袋ごと切る。
    美味しい店や美味しいスーパーに詳しくなったよ。
    車のメンテナンスに少し気を配るようになった。
    お好み焼きには長芋と豚バラを必ず使う。
    パパが全くできないから、家計の管理に詳しくなった。
    焼肉で、生センマイやシンゾウやミノの美味しさも知ったよ。


    ねえ、本当にいないの?
    パパに会って、一言文句を言ってやりたい。
    そして、抱きしめてもらいたい。

    パパが亡くなってから、私は私を責めすぎていたし、パパのことを崇めすぎていた。


    結婚指輪を見ると、「結婚していた」という事実を、思い出せる気がする。


    パパ、成仏できているかな。
    そもそも成仏って何だろう?
    仏になること? 天国に行くこと?
    この世のことを忘れること?


    体がラクになって、この世と死後の世界を自由に行き来できて、生きている大切な人を応援したり、勇気づけたり、守ったりできる――そんな“ほんの少し影響を与えられる”状態だったらいいなと、想像する。


    強制的に人生の次のステージに進まされたみたい。

    子供時代、独身時代、結婚、出産・育児。
    どの時期も大切だけれど、今はただ、さみしい。

    寂しさが胸にスッと、鋭角な三角で入ってくる感じ。
    パパがいない生活にも慣れてきて、その居心地のよさがまたさみしい。
    前とは違う次元に来てしまったような感覚。
    パラレルワールドってあるのかな。


    上の子は、パパが好き。
    下の子は、上の子が好き。

    私のことを、いちばん“大好きマン”だったのはパパだったんだな。
    少し切なくなる。
    なかなか「パパ大好きだよ」って言えなくて、ごめんね。





    最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
    ここに書いているのは特別な話ではなく、私の日常です。

    同じような気持ちを抱えている方にも、そうでない方にも、何かが届けばうれしいです。

    🌿 時期ごとに、まとめています。
    「またね」 の距離感で、いつでも遊びに来てください。



     
     
     

    ひの

     
     
    自死で夫を亡くしたママです。子どもたちとの日常や、思い出・心の揺れをやさしく綴っています。  読んでくれてありがとう。 Xは、@hinolife1224 です。

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