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Photo byshizuku_compass

まだ受け入れられないけれど、「ありがとう」を口にする|自死遺族|

    ないものより、今あるものに感謝していけたら……。

    あまりにもパパの存在は大きい。
    でも、子供達がいること。
    家があること。
    私の身体がまだ大丈夫なこと。
    みんながいること。
    『これから』があること。

    感謝して、生きていきたい。



    本当に大変で、あなたが想像している以上のことが実際は起きているんだ。知ってほしくて、わかってほしくて……。信頼できる人たちに話してきたところもある。

    少しずつ、「色々あるけれど、私たちは幸せだよ」って、言えるような人でありたい。
    子供たちが光みたいにキラキラしているから。


    みんな素粒子だよね。
    パパも大気に溶けて、意識だけになっていたりするのかな。
    少しでもパパが楽になりますように。
    しんどかったと思う、本当に。

    それでもやっぱり話がしたかった。
    お互いの胸の内を話して、次の日の朝を迎えてみたかった。


    夫婦ってなんだろう。
    パパ、今はしっかり遊べていますか?
    今の生活に慣れてきたけれど、パパがいないことは、まだ受け入れられない。

    夜、子供達とくつろいでいたとき、右耳のあたりで
    ふふふふーん
    と途切れ途切れのパパの鼻歌が聞こえたような気がした。

    私は今、ゆっくり遊びながら、自分や人生を見つめ直しているよ。
    かなしい、さみしい、つらい、苦しい、こわい時もあるけれど、それで大丈夫。


    たまに他の次元でパパと会ったり、話したりしている気がする。

    鍵に触っていないのに、玄関の電動の鍵がしまったり、
    高いところから落ちそうになったとき、ギリギリつかまって落ちずにすんだり。

    そんな時には、
    「パパありがとう」
    と、無意識で感謝している。





    最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
    ここに書いているのは特別な話ではなく、私の日常です。

    同じような気持ちを抱えている方にも、そうでない方にも、何かが届けばうれしいです。

    🌿 時期ごとに、まとめています。
    「またね」 の距離感で、いつでも遊びに来てくださいね。



     
     
     

    ひの

     
     
    自死で夫を亡くしたママです。子どもたちとの日常や、思い出・心の揺れをやさしく綴っています。  読んでくれてありがとう。 Xは、@hinolife1224 です。

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