
休みの日に子供の友達がとまりにきた|自死遺族|
子供たちは、パパが亡くなっていることを友達に知られたくないみたい。
友だちが遊びに来るときには、いそいで遺影を隠している。
食器棚の中や引き出しの中。
パパはいろんなところに隠される。
ばあばがシンプルな木製のお仏壇を買ってくれて、扉を閉めることができるようになっても、遺影はたまに隠される。
子供たちの気持ちを優先させたいから、私もお友達が来たら扉を閉めるようにしていた。
先日、上の子のお友だちがお泊まりに来てくれた。
「次も同じクラスになりたい」 「何でも話せる」って言っていた子。
もちろん、お仏壇の扉は閉めてある。
夜、楽しそうに子供部屋で過ごしているなと思っていたら、その子がとことことリビングに来て、仏壇の扉を少しだけ開けてびっくりしていた。
上の子も焦るでもなく。
突然だったから私もびっくりしたけど、お友達に話したのかな?
話せてよかったね。
話せるようなお友だちがいてよかったね。話せるぐらい大きくなったんだね。
夜は、子供部屋でお友達と寝るんだって。
ゆっくり楽しんでね。
お友達が帰ってから、仏壇の扉を開けた。
「おはようパパ……ひゃあぁ!」
下の子が作ったトーテンポールみたいな木の工作が置かれていた。
入れ替えていたんだね(笑)
『だって友達、絶対に見ると思ったもん』
『確かに見ていたね』
さすがに子供同士で、お父さんが亡くなっていることは話さないみたいだ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
ここに書いているのは特別な話ではなく、私の日常です。
同じような気持ちを抱えている方にも、そうでない方にも、何かが届けばうれしいです。
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