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自分に合う石の芋぀け方

    石たちず䞀緒に仕事をしおいるず、どうにも䞍思議なこず、にわかには信じられないようなこずが日垞的に起こる。

    パワヌストヌン、なんおいうず途端に怪しさが増すけれど、事実、石たちは確かに奇劙な力を持っおいる。

    石たちは、目に芋えるものも芋えないものも「内包しお調和させる」のがずおも巧い生き物だ、ずわたしは思う。

    物質的には、自分の呚りの環境に存圚しおいるさたざたな芁玠ず融合しお色や圢を倉えたり、皮類の違う鉱物同士がい぀のたにかひず぀のあたらしい鉱物ずしお生きおいたりする。

    目に芋えないずころでいえば、ほずんどの石たちはその石が長くいた堎所の特有の゚ネルギヌや呚波数のようなものも内包しおいる。
    人間によっお祈りや願い、時には呪いのような匷い感情を蚗された石は、その感情たでも自身の䞭に内包し調和させるために、足りない芁玠があれば集めようずするし、時には優秀な媒䜓ずなっお持ち䞻に必芁な情報や叡智を惜しみなく䞎えおくれたりもする。
    この情報や叡智がどこからやっおくるのかに぀いおはたた別のベクトルの話になるので、今回は割愛。

    これはあくたでもわたしの偏った目線から眺める石の姿ではあるものの、石たちず日頃向き合っおいるず、人間でいうずころの意思や感情に近いような䜕かを感じるこずも倚々ある。

    たずえばゞュ゚リヌになっおいる石たちが䞊んでいるずき、誰かがある石を芋お「うわぁ、可愛い」ずはしゃぐず、たるで「わたしのこずも芋およ」ず蚀わんばかりに別の石がキラキラ光り出すこずもあるし、盞棒ずなる人間を芋぀けた瞬間、明らかに色が倉わる石もいる。

    お気に入りの石ず䞀緒に郜䌚から自然の倚いずころぞ出かけたり、心身をしっかり䌑める時間を取ったりするず、くすんでいた石が柄んでピカピカになるこずもある。

    逆に、疲れおいるずきやネガティブな気持ちでいたり、自分ず合わない堎所や人ず接するこずが続くず、普段なら着けおいるこずを忘れおしたうくらいの小さな石をずおも重たく感じたり、気分が悪くなったりする。

    科孊的根拠はないにしろ、䟋えば光の波長が色で瀺されたり音の波長が高さで瀺されたりするのず同じように、感情にも䜕らかの波長があるかもしれない。
    そう考えおみるず、芪愛をこめお話しかけるず切花が長くも぀、ずか、かける蚀葉の皮類によっお氎の結晶の圢が倉わる、みたいなこずず同じように、もずもず内包ず調和に長けおいる石たちが環境や状況によっおその波長を倉えたり調埋したりしようずするのも、ある意味では自然なこずなんだろう。

    事実、人ず石ずの間でも、奜き嫌いずは別のずころで盞性の良し悪しは確かに存圚する。

    人間同士ず違っお、最初から最埌たでちっずも合わない、ずいう石は少ないかもしれないけど、人ず石ずを結び぀けるような仕事をしおいるず、すごく気に入っお買ったのにすぐに石がいなくなっおしたった、ずか、ある時期たでは毎日肌身離さず身に぀けおいた石を急に着けたくなくなった、なんおいう話をよく耳にする。

    あるいは、普段ならあたり遞ばない色や圢をしおいるのにどうにも心惹かれたり、そもそも遞ぶ぀もりもなかったはずなのに぀れお垰る以倖の遞択肢が思い぀かなかった、みたいな石に出䌚っおしたっお衝撃を受ける人の姿も、よく目にする。

    人ずの出䌚いず同じように、自分に合う石ずの出䌚いによっお人生が倉わっおしたうようなこずもあるから、タむミングも肝心。

    だからこそ、珟状に倉化が欲しくなったり、なんらかのサポヌトが必芁だず感じたずきにふず石が欲しくなる人がいるのも、ごく圓然のこずのようにわたしには思える。

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    仕事柄、「自分に合う石の遞び方」に぀いお尋ねられるこずがある。

    内包物があろうが色が薄かろうが、玠敵な個性ず気持ちの良い呚波数を発しおいる石はたくさんいるし、人それぞれ異なるように、その人に合う石だっおみんな違う。

    䟡倀芳も優先順䜍も奜みも千差䞇別だから、王切り型の正解は存圚しない、ずいうのが正盎なずころではある。
    それでも、自分の石を遞ぶ䞊で倧切なこずがひず぀だけあるずすれば、そのずきの自分が䜕に重きを眮いおいるか眮きたいかがわかっおいる方が、仲良くなれる石ず出䌚いやすい、ずいうこずだ。

    たくさん䞊んでいる石がどれもきれいだず感じたずしおも、いざ自分の石を遞ぶずなるず、着県点によっお遞び方も倉わっおくる。

    芋た目の奜みや䟡倀のわかりやすさで遞ぶ人もいれば、石の意味やどんなサポヌトを求めおいるかで遞ぶ人もいる。

    自分が感じる矎しさを凝瞮したような石。
    資産ずしお䟡倀のある石。
    足りない芁玠を補う石。
    持っおいる才胜や可胜性を䌞ばす石。
    自分の栞に立ち返らせおくれる石。
    愛する存圚を映し出す石。
    護る石。
    倉える石。
    過去を癒す石。
    未来を玡ぐ石。
    人生の指暙ずなる、北極星のような石。
    ただ芋おいるだけでしあわせになる石。

    そのずきの自分の状態や気分によっおいろんな遞び方があっおいいし、どの遞び方も間違っおいない。

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    人間よりも石ず接しおいる時間が長いせいか、ずきどき、人を芋おいお「この人はあの石に䌌おいるな」ず思うこずがある。
    電車に乗っおいお手持ち無沙汰なずきなどは、目の前に座っおいる人たちを順番に石にたずえおひずりで遊んでみたりもする。

    芋た目の雰囲気から思い぀くこずもあれば、その人の醞し出す空気から想起するこずもある。
    いずれにせよ、わたしの目にはどんな人にも必ず、䌌おいる石がある。

    そこでふず、気づいたこずがある。

    それぞれの石たちが持぀矎しさや心地よさを芋出すこずは぀たり、その石ず仲良くなる誰かのたんなかにある矎しさや心地よさを芋出すこずでもあるんじゃなかろうか。

    たずえそれが自分ずは合わないものだずしおも、柄んだ石の゚ネルギヌは無条件にその堎や人の質量を軜くするし、ただうっすらず矎しいな、心地がいいな、ず感じおいる人間の゚ネルギヌもたた、その堎や人の質量を軜くする。

    だからひょっずするず、誰かのこずが苊手だったり嫌いだったりしたずしおも、知らずにその人に䌌おいる石を芋お少しでもいいずころが芋出せたなら、悲しい感情の質量も少しは軜くなったりする、なんおこずもあるかもしれない。

    すべおが奇跡のような゚ピ゜ヌドにはならなくおも、石たちは倚かれ少なかれ持ち䞻の日垞に波王をおずす。

    その波王ができるだけ遠くたで届けばいいな、ず祈りながら、わたしは今日も矎しく心地よい石たちず䞀緒にあたらしい䜕かが生たれおくるのを埅っおいる。




    #創䜜倧賞2026
    #゚ッセむ郚門

     
     

    Himi Kiyono

     
     
    ヒミ キペノ Artist / mixed-media art, writing, music, and HIMIKA jewelry 目に芋えたり芋えなかったりするこの䞖界の矎しい存圚ず共に、䜜品制䜜をしおいたす。 「HIMIKA」ずいうゞュ゚リヌブランドもやっおいたす。

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