【嫁の記録】姉さん事件です。84歳認知症がひとりで新幹線?!」
義母の納骨のため、車で5時間。
お墓のある地方都市へ向かった。
前泊はアパホテル。
親戚と会食して、久しぶりにちゃんとした“親族イベント”。
——よし、無事に終わった。
…と思っていた、この時は。
■義父、さらっと爆弾投下
会食中、義父がひと言。
「5月、また来るから」
え、なにに?と思ったら
友人の奥さんの三回忌。
さらに続く。
「もうアパホテル、予約した」
いや、はやい。
そして誰にも言ってない。
記憶はなくすのに
予約とかできちゃうところが
認知症あるあるなんです。
義父、84歳。認知症あり。
予定ルートはこちら↓
・在来線1時間
・新幹線2時間
・乗り換えあり
付き添い?
子どもたち全員、仕事で無理。
——詰んだ。。。
■義妹ブチギレ
「なんで勝手に予約するの!?」
義妹、当然の怒り。
でも正直、
行きたい気持ちもわかる。
止めるのもしんどいし
連れて行くのはもっとしんどい。
しかしだ
その1週間後に、親戚のおばさんの
13回忌もあることを忘れてませんか
義父よ・・・
1週間のうちに2往復する気?
正気なの?
いや、、、正気ではない
これが認知症(ため息)
■そして事件は、段ボールで起きた
ここで終わらないのが、今回の話。
納骨のとき、義妹が
ご近所さんや義母の友人へお土産を用意した。
合計10人分。
それを段ボールにまとめて、義父の自宅へ配送。
完璧な段取り。
——のはずだった。
後日。
「お父さん、荷物届いた?」
「いや、何も来てないよ」
……ん?
いや、送ってる。
確実に送ってる。
この時点で、空気がザワつく。
■空っぽの段ボール、現る
週末、義妹が実家へ。
あった。段ボール。
開いてる。
そして——
中身、ゼロ。
完全なる“抜け殻”。
義父に聞くと、あっさり。
「○○さんと△△さんに、全部あげたよ」
まさかの2人に全集中。
10人分 のお土産を、2人へ全振り。
配分、バグってるーーー!!!
■義妹、ダウン
その日、義妹は寝込んだ。
これは責められない。
むしろ、よくここまで持ってたと思う。
毎回違うことをいう義父相手に
納骨の準備から
同行
しんどかったよね
もう認知症がすすんでいることは
わかってる。頭では。
でもどこかで思ってしまう。
「まだ、できるでしょ」って。
■じわじわ削られる家族
こういう“小さなズレ”。
一発で崩壊するわけじゃない。
でも、確実に削られる。
じわじわと。
メンタルにくるんですよ。
そんな中でも義父は言う。
「法事、行きたい」
長年の友人。
続けてきた関係。
簡単にやめられるものじゃない。と言う。
でも、自分だけでは出席できないでしょ?
子供の力をかりてじゃないと
行くこともできないでしょ?
自分の思いを引く時期にきてるんでは
ないですか?と言いたい。
自分の親ならいっちゃうけど
嫁だから、そんなこと言おうものなら
またどんな暴言がとんでくるか
想像がつく。
「おれがひとりでいけないとでも?」と
子供たちにむかって半わらい。
子供たちを小ばかにする
義父に少しむかついた。

■しかし、現実は静かに答えを出す
後日、友人の息子さんから連絡があった。
「今回は家族だけでやるので、遠慮してください」
——ナイス判断!!
義弟と目が合ったので
お互いピースサインしちゃったわよ!
スッキリ!
スッキリ!
スッキリ!!
一番よい方法で
解決しました。
めでたし、めでたし。
■あなたなら、どうしますか?
高齢の親の“やりたい”。
どこまで任せるか。
どこで止めるか。
任せる勇気と、任せない覚悟。
その間で、今日も家族は揺れています。
最期までよんでいただき
ありがとうございます。
介護はつづくよ
どこまでも
スキをおしていただくと
むかついた心が
いやされます。
