【最終回】インド🇮🇳/ガンジス川編 20

【最終回】インド🇮🇳/ガンジス川編 20

こんにちは、ひまりです🌻
本日はインド🇮🇳/ガンジス川編最終回をお届けします💌
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【あらすじ】
「今世で人間をやめる!」「禊がれて、私の人生リセットする!」と決心し、女1人リュック1人でガンジス川の沐浴を目指しインドへと旅立ちました。首都ニューデリーから約100km先にある1番近い「Shamshan Ghat」というローカルなガンジス川での沐浴を目指し、付近に到着する電車へと乗り込み無事駅に着きましたが、配車アプリが使用不可の為立ち往生。なんとか駅員さんにリキシャを紹介してもらって目的地へと到着し、念願のガンジス川に辿り着きましたが…
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インド/ガンジス川編 最終回

「最後の試練」

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【最終回】インド/ガンジス川編20

インド最後の空気を楽しんだツーリングを終え、

無事空港についた私

時刻は搭乗時間の4時間前。

かなり早めですが、海外では何があるか分からないので早めに行動するのが私のいつもの行動パターンです。

それに空港には楽しみなことが。

プライオリティパスで世界中のラウンジを堪能すること。

色々あったインドの旅。

空港でぐらいはゆったりとした時間を過ごしたい。

そんなことを考えながら私は足早に空港内に入ろうとしました。

でもただでは帰してくれないのが、この国インド。

ここからまた、試されることとなったのです。

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空港の入り口に行くと、今までの国では見かけない光景が。

警備員や空港の職員らしき人々が各入口に立っていて、入場者は何か見せてから入っています。

「????」

とりあえず私は何かが必要なんだと悟り、職員に話しかけに行きました。

📱「何をみなさん提示しているのですか?」

📱「搭乗チケットです。搭乗チケットがないと入れません」

(え、空港に入るのも搭乗チケットが必要なの??)

普通は空港自体は誰でも入れて、チケットは中のカウンターや発券機で入手するもの。

なんだこのシステムは…。と思いながら周りをキョロキョロすると

ゲート前にある発券機を発見。

近寄って予約番号を入力してみると、まさかのエラーに。

翻訳機をかざして表示された英文をみてみると、なんと

💻「チケットエラーであなたのリクエストは通りませんでした。カウンターに来てください」

とメッセージが。

チケットエラー?!カウンターに来い?!

でもカウンターは中じゃ…

嫌な予感がしてきて青ざめ始めた私は、急いでゲートにいる保安官のところに聞きに行きました。

📱「搭乗チケットが必要なことはわかりますが、エラーが出ました。これはどこにいけば解決できますか?!」

📱「それなら、Aゲートに行ってください」

私は指を刺された方向に足早に歩き始め、急いでAゲートへと向かいました。

Aゲートは並んだゲートの端っこ。

さっきのゲートと変わらない光景に不安を感じながら、立っている保安官に事情を説明し、

Aゲートに行けと言われたと話してみると…

📱「ここじゃない。ここでは何もできないので、Eゲートに行ってください」

あー、これはガンジス川の悪夢が蘇る気がする….。

その予感は的中。

案の定、2人、5人、8人と

手当たり次第聞き回っても全員に適当なことを言われ、たらい回し状態に。

気づけばこんなことをし始めて、まさかの1時間半。

(これに乗れなかったらやばい…もう流石にインドを出たい。もう1泊なんて無理。

なんとか考えろ、なんとかしろ)

冷や汗をかきながら走り回っていると、ようやく希望の光をくれる人と出会いました。

📱「Fゲートの隣に、サービスカウンターがあります。そこは有料でボーイングパスを印刷してくれます。そこに行ってください」

1番具体的で信憑性のあるこの言葉を目にして1時間半血相を変えて走り回っていた私は、

泣きそうになりながらお礼を言い、人混みを掻き分けダッシュで空港の端っこまで走りました。

すると1番奥のゲートの隣、本当に今まで違いPCがずらっと並んだ部屋の奥に空港職員らしき男性がポツンと座っているのが見えました。

(あったーーーー!!!本当だ!!!!)

藁にもすがる思いで、そのお兄さんの元に駆け寄りました。

📱「すみません、チケットを持っているのですがチケットエラーと言われました。

ネットも使えず困っています。チケットを入手したいのですが助けてくれませんか?」

すると「分かりました」と言って、PCでチェックインとチケットの印刷をしてくれようと動いてくれました。

話しかけやすく、今までの職員たちとは大違いに丁寧で的確に話が通じるお兄さん。

ありがとうと言って、PCを借りてairasiaのサイトにチェックインすると、

なんとwebでもエラー表示。

「なんでだー!!!!!!」

そんなはずはない、絶対にチケットは取った。メールもきている。

また青ざめる私に、職員さんもあれやこれやと提案してくれますが全部ダメで、お手上げ状態。

(考えろ、考えろ…)

絶対もう1泊はしたくない、絶対に今日帰る。頭をフル回転させて、

思いついたのはairasiaのアプリでした。

(お願いお願い…)

お兄さんが携帯のデザリングを貸してくれて、電波に繋ぎ、アプリを表示すると

なんとチケットとチェックイン可能という表示が。

お兄さんに📱「これをゲート前で見せたらいい」と言われ、

私はあまりの安堵から泣きそうになりました。

心からの感謝を伝えるのに何ができるか考えた末、チップを渡そうと

ありったけのお金を手渡そうとしたところ、まさかの猛烈に拒否。

👳🏾‍♀️「NONONO」

え、いらないの…?と困惑していると

大丈夫だから行きなさい、というジェスチャーを受けしこたま頭を下げてうるうるの目でゲートに向かいました。

こうやって助けてもらってるんだよな…と思いながら

スクリーンショットした画面を見せると、「GO」と言われ無事入場。

ここまで長い長い2時間の戦いでした。

(ようやく入れる…これで無事出国できる…)

安堵から泣きそうになりながらも、預け荷物がなかったので急いで入国前のパスポートホルダーへ。

すると、ここでも長蛇の列が…。

(ああ…早くきたのにな…またラウンジでゆっくりできないや…)

そんなことを考え次々と入国する人々を見ていると、1人のインド人男性とホルダーの職員が目に入りました。

職員はかなりのしかっめ面で、不機嫌なのか、だいぶ横柄な態度で出国者たちに対応しています。

すると、次に並んだ機嫌を伺うようにニコニコとした男性に怒り始め、何やら揉め始めました。

何事?と思って見ていると職員は出国希望者の男性に指を突きつけて、怒鳴り始め

突きつけられた男性もヒートアップ。

その男性にパスポートを突き返し、手のひらでしっしと追いやりました。

もちろん男性は大抗議。

(え、まさかこの人、ホルダー職員なのに自分の機嫌を損ねたから出国させないと言ったの?

そんなことが罷り通るの…)

日本ではあり得ない光景、大問題になる光景に唖然としながらも

思い出してみると、ウクライナやトルコなどでもよくカウンター職員と搭乗客が喧嘩していたことを思い出しました。

(そうか、やっぱり日本がすごいんだ…)

それを見てあの職員だけには当たるなと願っていると、なんとその職員に当たってしまいました。

(嘘だろーーー!!)

お願いだから何事もなく入れてくれ。

無表情のまま、淡々とモバイルチケットとパスポートを見せると、なんと

📱「これでは入れません。紙のチケットを持ってきてください」

と突き返されました。

はっ…?!

この期に及んで紙のチケット…?

ここまで20分並んだのに…?そんなの今までの国でなかったぞ…泣

「わあああああああああーーーーー!!!」

あまりの予想外に私はまた血相を変えて

airasiaのカウンターを探しに、叫びながら空港内へ走り出しました。

軽いパニックで頭がおかしくなりそうになりながら、走りに走りairasiaのカウンターを

自力で発見。急いで発券機に駆け寄って予約番号を入力しても、案の定エラーに。

「こなくそーーー!!!」

仕方なく、有人のチェックインカウンターへ。

そこもなんと、長蛇の列。

「あ、死んだ。」

ジェットコースターのような感情の中またも涙になりながら、近くのairasiaスタッフに

📱「パスポートホルダーで紙のチケットが必要と言われた。時間がない。助けてほしい」というと

📱「ちょっとこの列に並んで待ってください」

と優先列に案内してくれました。

だけど、この列も長い。

待つこと5分

気が気じゃない私はソワソワしながら、助けを求めるように何度もさっきのスタッフさんを見ていると、そんな私を見かねたのか「こっちにどうぞ」とショートカットで呼んでくれて最優先でチェックインに案内してくれました。

またもや救いの神…泣

何度も何度もお礼をして、チケットを受け取った私は再び急いでパスポートホルダーへ。

相変わらず減っていない長蛇の列にソワソワしながら、並ぶこと15分。

自分の順番が回ってきて即座にパスポートと紙のチケットを出すと

今度は無事に通過できました。

搭乗開始まで残り、20分。

通過した瞬間、ダッシュで搭乗口まで走ります。

この広いインドの空港、搭乗口まで辿り着くのも時間がかかる。

最後の体力を振り絞り、とにかく空港内を駆け抜けました。

私は4時間前についていたはずなのに…。

息も絶えそうなぐらいの酸欠と筋肉痛の中

搭乗開始10分前、なんとか搭乗口に辿り着きました。

5分で急いで目の前の売店で欲しかったインドのお土産を買い集め、

そのまま座ることなく搭乗。

この4時間何が起こったのか理解できていないまま、無事飛び立つことを祈りながら

機内での騒がしいインド人たちの喧嘩の声の中、気絶するように眠りにつき

マレーシアへと無事帰国。

こうしてインドの旅を終えました。

マレーシアへ帰国した私は真っ先にシャワーへ。

暖かいシャワーを浴び、全身から黒い水が流れていくのを見ながら、自分が生きていることと豊かな環境にいることを実感し、それから数日はマレーシアや日本にいる友達に興奮しながらインドでの出来事を話すこととなりました。

数珠繋ぎで本当に沢山の人々に助けてもらった、インド旅。

本当なら強姦にでもあって、ここにいなかったかもしれません。

その中でもバスで出会ったあのお兄さんは、今でも”どこかの人生”で本当のお兄さんだったんじゃないかと信じています。

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【あとがき】

旅人の間で「インドに行くと人生が変わる」と言われています。

「呼ばれないといけない国」とも言われ、「インドに歓迎されているかは、インドに行ってから分かる」。無理やり行こうとしても、なぜかスケジュールがずれたり、天候不良だったり、怪我をしたりといけない。だからインドに行けた時は「行くべきタイミングで、呼ばれたんだ」と

聞かされていました。

インドレストランで働き、インドに行った話を聞き、インドの情報がよく入ってきた数年前から

呼んでもらっていたと思います。

実際に行って命を救ってもらう体験をし、貧困の格差など過酷な状況下で自分と違う現実を生きる人々を知り、この体験がその後の人生をじわじわと変えてくれていると思います。

例えば、この体験が自己紹介に繋がること。

例えば、死にたくなった時、物事を諦めそうになった時に、ストッパーになってくれること。

そして、あんなに命を助けられるという恩を受けたのだから、自分もそうしようと思えること。

「ガンジス川に1人で行ったんです」と話すと、私の人間性や中身に関心を持ってもらえ、思わぬ素敵な人々とのご縁をいただいたり、

物事を諦めそうになると「あんな経験をして生かしてもらっているのだからなんだってできる」「せっかく助けてもらったのだから、ここで諦めてはいけない」と自信になる

日本で困っている海外の人を見かけたら、自ら話しかけに行く。面倒くさがらず全力を尽くせる。

恥ずかしがって世に出そうか悩んでいた私のこのブログも、私よりもずっと人生経験が豊富でお立場ある目上の方々にも読んで頂き、「人間性で勝負できるのはすごい、このブログは読めば読むほど発見がある」ととっても素敵な言葉をかけていただいたり、「黒い雨が降ってきたんだって」と話の話題にしていただいたり、「インドに興味を持った」と言っていただけたりと、読んでくださる皆様のおかげで著者としても書いて良かったと、私の方が感動させていただいたブログとなりました。

この後もカンボジアで事件に巻き込まれ死にかけたり、日本47都道府県制覇の旅に出たりと

旅は続くのですが、

よく聞かれるのは「どうして旅に出たの?」という質問。

理由はたくさんあるのですが、1番は「次のステップの為、そして中身のある自分と誇れるものを作りたくて」ということでした。

旅に出続けた2年間、直感的に「この旅を終えたら1つの場所に腰を据えて、1つのことを極めることになる」と直感していました。それは現実化し、今に至ります。

10代と20代前半、たくさん頑張ってきて結果も出してきたはずなのに「中身がない」と大人たちに言われショックで、「中身がある人間になりたい」「これを私はやり遂げたんです」と誇れるものを作りたいと思いました。

その結果、夢だった海外を飛び回ること、飛行機にたくさん乗ること、日本を隅々まで見ることも達成できました。

別れと出会いを繰り返し、毎日が新鮮で、自分の予想を常に超えてくる旅は

私の視野と世界を広げ、自分の生き方がどんな生き方をしているのか、どんな人物なのかを教えてくれ、自信のなかった私にやり遂げる自信や、旅のように流動的で色んなことが起こる人生をどう乗り越えていけばいいかを教えてくれました。

旅に出なければ当然、今の私にはなれませんでした。

ブログは一旦お休みしますが、

また頃合いを見てこの後の旅も投稿させていただければと思います。

思わぬ長大作になってしまったこの約6ヶ月、本当にご愛読くださった皆様に心より感謝申し上げます。

国内外含め、インスタグラムの方で今までの旅の様子を当時のストーリーや写真付きで投稿し始めましたので、そちらもご関心いただければ幸いです。

https://www.instagram.com/himari_trip_himawari?igsh=MWE4MXdjMzVvb2VzcA%3D%3D&utm_source=qr

ぜひ最後まで読んでくださった皆様にも、よい旅との出会いが訪れることを心より願っております。

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