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Photo bykiyofico

いちめんの ひまわり


    ひまわりが咲いていた

    遠く視界のむこうまで

    いちめんの、ひまわり

    楽しそうな声をあげてこどもたちが駆けまわる

    ひまわりの迷路のなか、出口をさがして駆けていく

    そこは昔、畑だった

    ひとびとが丹精こめて、野菜や穀物をそだてる畑だった

    けれどもう、かれらはいない

    かれらのかわりに若者がひまわりを植え、迷路を作った


    いちめんのひまわり

    凛と空を見上げ、陽の光を一身に浴びてそこに咲く

    いちめんのひまわり


    来年も

    再来年もまた

    この場所で

    絶えることなくいのちはつづいていく


    こころもまた……



    (220字)


    #風まかせ文芸部

    iさんの風まかせ文芸部に参加です。
    はじめまして。
    脳裏に浮かんだフレーズのまま綴りました。自分でよくわからないです。

     
     
     
    信州在住の物書き。エッセイ、掌編小説など思うままに綴ります。創作大賞2025 中間選考通過(フード部門)。 2026年は小説『羅針盤の示すその未来(さき)へ』をオールカテゴリ部門に応募。桜や花、航空機、風景などを中心に撮影も。記事中の写真は基本、本人撮影。たまに夫(掲載了承済)。

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