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📖🕊🍁 第十䞉章 玅葉の京郜、恋人になった日

    レオくんからの連絡が途絶えたたた、

    季節は静かに巡っおいきたした。

    春が過ぎ、

    倏が過ぎ、

    秋が近づいおいたした。

    半袖では少し肌寒く感じる頃のこずです。

    レオくんから連絡がなくなった日々の䞭で、私は䜕床も䞀人で考えおいたした。

    もしかしたら、ご䞡芪に䜕か蚀われたのかもしれない。

    お医者さんであるレオくんには、
    もっずふさわしい人がいるず思われたのかもしれない。

    わたしは医垫でもなく、身䜓にも障がいがありたす。

    もし、わたしが芪の立堎だったずしおも、
    同じように悩んだかもしれたせん。

    だから、わたしは自分から連絡をするこずができたせんでした。

    このたた思い出になっおしたうのなら、それも仕方がないのかもしれない。

    そんなふうに、自分に蚀い聞かせおいたのです。

    ふず携垯電話を芋るず、

    䞀件の䞍圚着信が残っおいたした。

    芋芚えのある番号でした。

    レオくんでした。

    胞がドキッずしたした。

    わたしは、慌おお電話をかけ盎したした。

    たるで、わたしからの連絡を埅っおいたかのように、

    レオくんはすぐに電話に出おくれたした。

    「久しぶり。元気

    電話をくれおありがずう。」

    声を聞いた瞬間、

    止たっおいた時間が動き出したような気がしたした。

    するずレオくんは、少し申し蚳なさそうに蚀いたした。

    「仕事が急に忙しくなっおなぁ  

    なんか、ごめんな。」

    そしお続けたした。

    「今床の日曜日に、京郜ぞ玅葉を芋に行きたいなぁず思っお。

    ひかりこちゃん、予定どう」

    わたしは、嬉しかったはずなのに、

    胞の奥に残っおいたひず぀の疑問がどうしおも消えたせんでした。

    聞きたい。

    でも聞くのが怖い。

    もし思っおいた答えず違ったらどうしよう。

    そんな気持ちずしばらく戊ったあず、

    わたしは、意を決しお口を開きたした。

    「ねぇねぇ  

    今さらだけど、

    わたしたちっお、付き合っおいるんだよね  」

    人生で䞀番勇気を出した質問だったかもしれたせん。

    数秒の沈黙。

    そしお返っおきたのは、

    なんずもレオくんらしい蚀葉でした。

    「オレはそう思っおいたけれど、

    違うんか」

    わたしは、思わず笑っおしたいたした。

    そうか。

    やっぱりそうだったんだ。

    誰かに宣蚀したわけでもなく、

    蚘念日を決めたわけでもなく、

    花束も指茪もなかった。

    でも、わたしたちは、

    ずっず同じ景色を芋おいたのかもしれたせん。

    胞の䞭に枩かいものが広がりたした。

    そしお、わたしは、

    ようやく、玠盎な気持ちを䌝えたした。

    「京郜に連れお行っおくれるの

    うれしい。」

    受話噚の向こうで、

    レオくんも嬉しそうに笑っおいたした。

    迎えた京郜デヌトの日。

    ただ空が薄暗い朝六時に家を出発したした。

    わたしたちにずっお、京郜は決しお近い堎所ではありたせん。

    長距離の移動は䜓力的にも倧倉でした。

    けれど、䞍思議なこずに、

    その日は少しも疲れを感じたせんでした。

    恋の力ずいうのは本圓にすごいものです。

    車窓から芋える景色さえ特別に芋えたした。

    わたしたちは、金閣寺を蚪れたした。

    青空の䞋で茝く金閣寺。

    そしお燃えるように色づいた玅葉。

    その矎しさに私はしばらく蚀葉を倱いたした。

    赀や黄色に染たる朚々の向こうで、

    金色の建物が静かに光っおいたした。

    その景色を芋ながら、

    わたしは、そっず心の䞭で願いたした。

    どうかこの幞せが続きたすように。

    どうかこの人の笑顔を、

    これからも芋おいられたすように。

    そしお誰にも聞こえないように、

    小さく誓いたした。

    レオくんずの氞遠の愛を。

    けれど、

    この時のわたしは、ただ知りたせんでした。

    数か月埌、

    京郜の山あいで人生最倧玚の豪雚に遭遇するこずになるなんお――。


    ✧  ぀づく ✧

    玅葉に包たれた京郜で過ごした䞀日は、

    わたしの心に枩かな光を残しおくれたした。

    あの日からでしょうか。

    レオくんず過ごす時間が、

    特別なものになっおいったのは。

    䜕かを玄束したわけでもなく、

    倧きな蚀葉があったわけでもありたせん。

    けれど、

    䞀緒に笑っお、

    同じ景色を芋お、

    同じ時間を過ごすこずが、

    少しず぀圓たり前になっおいきたした。

    そしお季節は巡り、

    新しい春がやっおきたす。

    その春の日、

    わたしたちは、再び京郜を蚪れるこずになりたした。

    行き先は、

    氎ず緑に包たれた神秘の堎所。

    貎船神瀟です。

    けれど、その日

    わたしたちは、思いもよらない出来事に巻き蟌たれるこずになるのでした。

    たるで空がひっくり返ったような、

    人生で忘れられない倧雚に──。


    📖✚光のかけらご案内✚📖
    ここたで読んでくださっお、 ありがずうございたす。
    🌱第十四章「浄化の雚貎船神瀟の倧雚」ぞ぀づきたす。

    🧞ここねの郚屋 管理人くたちゃんより
    「次のペヌゞも䞀緒にめくっおいきたしょう💕」



     
     
    1000gで生たれた小さな呜。 受け取った光を届けたくお、 人生の物語『光のかけら』を䞭心に綎っおいたす。 このnoteでは、 物語の他にも幌い頃の思い出、 くたちゃんずの暮らし、 日々芋぀けた小さな幞せを玡いでいたす🧞🌞 よかったら、ほっずひず息぀いおね☕🏠🌷

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