
算数は働き方改革の宝庫である——計算スキルは授業内で終わらせろ!
学校で定番のように取り組まれている「計算ドリル」。宿題にすることが多いこの教材、実は働き方改革にも直結する“時短の鍵”だということをご存じでしょうか?
今回は、「計算スキルは授業内で完結させるべき理由」について、現場目線で語ってみます。
なぜ“宿題にしてはいけない”のか?
算数という教科は、子どもたちの「できる・できない」の差が非常に出やすい教科です。
それは、計算スキルが単なる暗記ではなく、過去の学習の積み重ね、つまり“論理的な思考力の構築”に強く依存しているからです。
今までの計算原理をきちんと理解していない子にとっては、どんなドリルもただの苦行にしかなりません。しかもそれを“家で”となると、もう無理ゲーです。
現代家庭には“学習支援リソース”が極端に不足しています。
・共働きで親が家にいない
・兄姉がすでに自分のことで精一杯
・祖父母と同居していない
そんな中で、今までの積み重ねがない子が、家で宿題をこなすのは不可能と言っていいでしょう。
そして、それは親にとっても子どもにとっても“負担”でしかありません。
解決策:「授業内完結」モデル
授業時間を40分とした場合、そのうち30分をメインの授業に、残りの10〜15分を“計算スキル強化”の時間として確保します。
このやり方の良いところは——
できる子はどんどん進められる(プラス問題へGO!)
苦手な子には“15分塾”として個別対応できる
その場で○付け→フィードバックまで完了
宿題出さないから、家庭の負担ゼロ
放課後の○付け・追い返し作業も消滅!
子どもも先生も、ハッピーに帰宅できる。
これ以上にコスパのいい施策はありません。
「休み時間にやらせる」は時代錯誤
よくある対応として、“宿題忘れたら休み時間にやらせる”というやり方。
これ、今すぐやめましょう。
怠けてた子に対しての罰としては機能するかもしれませんが、「本当にできない子」にとってはただの苦痛でしかありません。
子どもの休み時間は“子どもの権利”。
そこを削るのは教育ではなく、管理です。
実践のポイント
使う教材は学校で購入しているドリルでOK
教師が“特別塾”を開いて苦手な子をフォロー
掛け算表・足し算表は使ってOKにする
○付けは授業内で終わらせる(教師か子ども自身で)
休み時間・放課後には絶対に引っ張らない
まとめ
算数、特に「計算スキル」は、授業内で完結させるのがベストです。
それによって、
教師の働き方が改善され
子どものストレスも軽減され
家庭の負担もゼロに近づく
この仕組み、ぜひ現場で実践してみてください。きっと放課後の自分に余裕ができますよ!