見出し画像

終わりの先にあった、新しいはじまり(nia by AFRIKAROSE)

nia by AFRIKA ROSEのはじまり

前回は、AFRIKA ROSEがどんなブランドで、何を届けようとしているのかを、あらためて書きました。

今回は、今年グランドオープンした nia by AFRIKA ROSE のことを、少し書いてみようと思います。

2023年の年末に、1号店だった旧広尾本店を閉店してから、約2年。
こうしてまた広尾に戻ってくることができたのは、僕にとってすごく感慨深いことでした。

nia by AFRIKA ROSEは、ただバラを届けるだけのお店ではありません。

バラはもちろんなんですが、コーヒーやワイン、ナッツ、スパイスなど、アフリカのいろんな魅力を、もっと自然に、もっと日常の中で届けていきたい。

そんな想いを込めた場所です。

それと同じくらい大事にしたいのが、ここに来た人たちが、自然と混ざり合える場であることです。

誰かと誰かが出会ったり、たまたま会話が生まれたり、今まで知らなかった価値観にふれたり。
そんなことが、無理なく自然に起こる場所になっていったらいいなと思っています。

でも、この場所ができるまでには、やっぱりいろんなことがありました。

1号店だった旧広尾本店は、2023年12月に閉店しました。

その理由はひとつではありません。
コロナ禍で思うように営業ができなかったこと。前代表との関係。スタッフとの関係。お金のこと。
いろいろなことが重なっての決断でした。

簡単に言えることではないし、今もまだ全部を整理して話せるわけではないんですが、それでも、事業を続けていくために必要な選択だったと、今は思っています。

私自身、誰よりもこの事業に向き合ってきたつもりでしたし、どうにかして存続させたい、その一心で走ってきました。

だからこそ、あるときスタッフから
「ヒデさんのことは信用できません」
と言われたときは、本当に言葉を失いました。

正直に言えば、すごくショックでした。

もしかしたら、みんなにとって大切だった広尾店を閉めるという判断が、受け入れがたかったのかもしれません。
それでも、事業を続けていくためには必要な選択だったと、今でも思っています。

ただ、その決断をするまでに、2年近くかかってしまいました。

広尾店をどう終えるかを考えていたあの時間は、正直、楽なものではなかったです。
でもその中でも、どうにか最後を少しでもいい形にしたいと思って動いていました。

結果的には大きな盛り上がりもなく、旧広尾店は幕を閉じました。
そして最後の片づけのときには、本当にいろんな方に助けてもらいました。

あのとき手を貸してくださったみなさんには、今でも感謝しています。
そのとき株主になってくれた方々にも感謝です。

そこから、六本木ヒルズ店ひとつで、あらためてスタートして。
その中でずっと温めていたのが、今の nia by AFRIKA ROSE のかたちでした。

これは、広尾店を閉めてから急に考えたものではなくて、たぶんもっと前から、自分の中にずっとあったものなんだと思います。

そんな想いを、AFRIKA ROSEでずっと働いてくれていた、僕ではない誰かが表現してくれました。

「いつかこんな場所をつくりたい」

そんな気持ちを、2023年から少しずつ形にしてきました。
そして2026年1月、その想いがようやく、ひとつのお店としてスタートしました。

nia by AFRIKA ROSEは、僕にとってただの新しい店舗ではありません。

終わりを経験したからこそ見えたこと。
失ったものがあったからこそ、もう一度つくりたかった景色。
そのひとつひとつが、この場所には詰まっています。

バラをきっかけに、アフリカの魅力に出会えること。
そして、人と人とが自然につながっていくこと。

そんな体験が、この場所から少しずつ広がっていったら嬉しいです。

これからまた、この場所のことも少しずつ書いていけたらと思っています。

広尾でひとつの区切りがあって、
その先に、nia by AFRIKA ROSEという新しいはじまりがありました。

よかったら、ぜひ一度足を運んでみてください。
この場所で、アフリカの魅力や新しい出会いを感じてもらえたら嬉しいです。

※3本目を終えて、なんとなく整った文章のような形が自分らしくないようなきがするので、次はもっと自分らしさを出していけたらいいな。と思っています。

いいなと思ったら応援しよう!