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高松100年コミュニティ構想【実践編】⑩ご縁をつないでくれた人

    塚田 英雄

    前回は、「相談支援」を担当してくださる仲間との出会いについてお話ししました。
    今回は、子ども食堂に欠かせない「食品衛生責任者」の資格を持つ方とのご縁についてです。

    ■ 安心して集まれる場所にしたい


    市役所でお話を伺ったとき、
    「子ども食堂の開設にあたっては、必ずしも資格を持った人が必要というわけではありません。」
    と丁寧に教えていただきました。

    それでも私は思いました。

    子どもたちが食べる食事だからこそ、安心して来てもらえる場所にしたい。

    専門的な知識を持った方が仲間にいてくだされば、活動する私たち自身も安心できます。

    そんなことを考えていました。

    ■ また一つ、ご縁がつながる


    すると、また母が動いてくれました。

    母には、日頃から親しくさせていただいているご近所さんがいます。

    その方が「食品衛生責任者」の資格をお持ちだと聞き、
    私たちが作ったチラシをLINEで送ってくれたそうです。

    「今度、息子が子ども食堂を始めようと思うんよ。」

    そんな一言を添えて。

    私はその方のお顔を知っていました。

    毎朝続けている神社までの散歩で、ときどきお会いする方です。

    会釈を交わす程度の関係でした。

    でも、その日からは少し違いました。
    地域の未来について、一緒にお話しする相手になりました。

    ■ 「ぜひ協力します」


    母から話を聞いた翌日、私は直接お会いしました。

    私たちが目指していることをお話ししました。

    すると、
    「ぜひ、お手伝いさせてください。」
    そう言ってくださいました。

    本当にありがたいことでした。

    ・学習支援
    ・相談支援
    ・そして食品衛生

    必要としていた役割が、一つずつ埋まっていきます。

    しかも、同じ地域で暮らす方々です。

    ■ 母がつないでくれたご縁


    ここまで振り返ってみると、不思議なことに気付きます。

    ・空き家をご紹介くださったご近所さん
    ・食品衛生責任者の資格をお持ちの方
    ・そして、これまで地域で出会ってきた皆さん

    その多くをつないでくれたのは、母でした。

    私は「地域づくりを始めた」と思っていました。

    でも実際には、母はずっと前から地域の中で人とのつながりを育て続けていたのです。

    私は、そのご縁を少し借りているだけなのかもしれません。

    そんなことを感じ始めていました。


    次回は、子ども食堂を運営するための「組織づくり」についてお話ししたいと思います。
    人が集まるだけでは、活動は続きません。
    地域の皆さんと一緒に、長く続けられる形を考えていきました。


    ※個人のライフワークとして、2026年8月時点での私の考えとリアルタイムの記録です。
    数年後に読み返した時、自分自身がどう考えていたのか、そして地域がどのように変わっていったのかを楽しみにしています。

     
     
     
    香川県在住。地域活動や教育、まちづくりについて考えています。

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