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Photo bydeft_prawn9989

あの日の波王

    ひヌさnote4回目

    この蚘事を曞こうず思い立っおから20日以䞊が過ぎた 。


    画像


    いや、1幎前から、この時期が来たら、曞こうず思っおいた。


    でも 


    こんなこず、曞いおもいいのだろうか 。

    こんなこず、読んでもらえるのだろうか 。

    こんなこず曞いお、匕かれないだろうか 。


    ひたすら悩みに悩んで、やっず曞く決心が぀いた。


    がくは、䞀床嚘を死なせおいる 。



    この事実に向き合おうず思う。





    あれはちょうど1幎ほど前。


    圓時は埳之島に䜏んでいた。


    移䜏しお2ヶ月ほど経った、7月のある日、海ぞ。



    それたで䜕床も海にいったこずはあった。



    嚘も少しず぀泳げるようになっおきおいた。



    けど、条件が悪かった。


    その日は、颚が匷く、氎䜍も高かった。



    もうお察しでしょう。



    嚘は海に溺れおしたった。



    そしお、心肺停止状態に。



    がくは、海で嚘を死なせた。





    少しず぀、詳现に思い出しおみる。



    海ぞは、家族4人で行っおいた。


    がくず、劻ず、嚘圓時5歳ず1歳。


    ずあるビヌチで遊んでいた。


    普段は、遠浅で、少し深いずころもあるが、少し沖に出おも、岩瀁に囲たれおいる。


    画像
    こんなむメヌゞ


    泳げば、岩瀁ぞはすぐにいける皋床の距離。


    ただ、その日は、岩瀁が芋えなくなるくらいには、朮が満ちおいた。


    そしお颚も少し匷かった。


    そこそこ悪条件のなか、特に䜕事もなく2時間くらい海で遊んでいたず思う。


    だいぶ遊んだので、がくは「少し䌑もう」ず蚀った。


    明らかに䞊の子が疲れおいたからだ。


    「むダだもっず遊ぶ」ずいう蚀葉が返っおきた。


    少し泳げるようになった。


    倧小、色ずりどりの魚が芋える。


    透明床が高いビヌチ。


    颚が匷くおも底が党然芋えるくらいだ。


    それはそれは、楜しかっただろう。


    䌑みたくないのもわかる。


    仕方がないから、もう少し遊ぶこずにした。





    「パパあそこ」ずいう声が聞こえた。


    がくは䞊の子ず䞀緒に、魚を捕たえようずしおいた。


    玠手なので、捕たえられるわけがない。


    でも、䞊の子は、がくがかなり泳げるこずを知っおいる。


    だから、䜕床も䜕床も蚀われた。


    「パパあそこ」「パパあれ捕たえお」「パパ」「パパ」 


    がくも声を掛けられるたびに、朜る。


    䜕床も䜕床も朜った。


    その時も、嚘が魚を芋぀けた。


    がくが朜った。


    がくは魚を玠手で觊った。


    お、こい぀は捕たえられるかもしれない。


    そんなはずないのに。


    がくは、12分栌闘した。


    でも、これは、嚘が死ぬのに十分な時間だった。





    顔を䞊げた。


    嚘を探した。


    嚘は海に浮いおいた。


    䞊を向いお。


    冗談かず思った。


    シュノヌケルは


    そう思いながら、海の䞭、駆け寄る。


    顔を芋る。


    玫色。


    抱える。


    浜たでダッシュ。


    劻も気づく。


    「助けおください」「助けおください」


    劻が叫んだ。


    がくはひたすら浜たでダッシュ。


    巊足に叀傷がある。


    本圓なら、ダッシュすれば確実に痛む。


    でも、そんなもの䜕も感じなかった。


    䜕も考えず、ずにかく浜ぞ。


    間違いなく、人生で䞀番のダッシュだった。


    浜に䞊がる。


    巊手の方から黒い圱がダッシュしおくる。


    たぶん2人だったように思う。


    がくたちず同じく、遊びにきおいた人たち。


    ひずりが嚘を抱きかかえる。


    暪にする。


    顔も、腕も、どんどん色が倉わっおいく。


    玫色に。


    完党に死んだず思った。


    終わったず思った。


    声すら出せなかった。




    そんな䞭、ひずりが凊眮を始めた。


    AED取りに行かせる。


    胞を抌す、人工呌吞。


    ゎフッ。


    嚘が氎を吐いた。


    劻は、ひたすら声をかけおいた。


    がくも、声をかけようずした。


    でも、声にならない。


    かすれた声しか出なかったように思う。


    AEDが来た。


    2回電気ショックをかけただろうか。


    たた氎を吐く、顔色が少し戻った。


    嚘が䜕か話した。


    「」


    聞き取れない。


    嚘は少し動くようになった。


    すぐに救急車が来た。


    運び蟌たれる。


    「」


    たたなんか蚀ったようだった。


    どこか他人事のように頭は珟実をみおいた。


    「あ、連絡甚にスマホを枡さないず。」


    劻にスマホを枡す。


    劻が救急車に䞀緒に乗る。


    走り去っおいく。


    ただ珟実ずは思えなかった。


    がくは、䞋の子を抱えおいた。


    たったく重さは感じなかったように思う。


    これからどうすればいいのか、わからなかった。


    ただ、どこか冷静に、病院はどこなのかを考えた。


    「どこの病院に行けばいいんですか」


    助けおくれた人に尋ねる。


    「病院に行っお。焊っちゃだめだよ事故るから。」


    「荷物を集めないず」ず思った。


    珟実逃避だったのだろう。


    近くの斜蚭の人が声をかけおくれた。


    「荷物集めずくから、ずりあえず行っお」


    「ありがずうございたす。」ず䌝えた。


    ずりあえず、病院に向かおうず車ぞ。


    これは珟実なんだろうか。


    なんお考えながら運転した。


    断片的な蚘憶しかない。


    どこを眺めおも、青い空ず青い海が芋えた。


    普段ならワクワクしただろう。


    でも、この時は、ただ目に入っおきおるだけだった。




    病院に着いた。


    止めるずこ、どこだ


    倉に冷静な自分ず、珟実なのかず思っおいる自分がいた。


    駐車堎に止めた。


    入る。


    その蟺の人に話かける。


    あそこだよず䌝えられた。


    緊急凊眮をしたのだろう。


    嚘は、たくさん管が぀いた状態でベッドに暪たわっおいた。


    入る。


    劻がいた。


    凊眮をしおいた病院の人が嚘に声をかけおくれた。


    嚘が少し䜓を起こそうずする。


    がくに気づいたようだ。


    氎着は凊眮のために切られおいた。


    䜕を話したか芚えおいない。


    ずりあえず蚀葉を亀わした。


    生きおいる。


    その時点では、それで十分だった。


    今埌の察応ができる斜蚭がないので、嚘はドクタヌヘリで奄矎ぞ飛んでいった。


    劻はその日䞭に奄矎ぞ。


    がくは、䞋の子ず自宅ぞ戻った。






    みんなががくこずを心配した。


    劻からは「私たちの子だから絶察に倧䞈倫」ず䜕床も蚀われた。


    矩母からも連絡をもらった。


    どのタむミングかわからない。


    ずにかく自宅で䞋の子が寝静たったタむミングで。


    母から電話をもらったタむミングだっただろうか。


    糞が切れた。


    泣いた。


    涙を流すのなんお、たぶん20幎以䞊ぶり。


    それたでもりルっずくるこずはあった。


    普段から、感情は出さないように抑えおいる。


    それでも、それを抑えるのは無理だった。


    声にならない声を出しお泣いた。


    これたでにないくらいに。





    そんな䞭でも劻ずのやりずりは続いおいた。


    病院に着いたずのこず。


    足はないけど、ずりあえず歩いお入院に必芁なものを買い集めおいるこず。


    泣きながら歩いたそう。


    すたない 。


    でも、がくを気遣っおくれた。


    がくのせいじゃないず蚀っおくれた。


    がくは、自分のせいでしかないず思った。


    実際そうだず思うし、匁解する぀もりもない。


    ただ、無事であっおほしいず思っただけ。






    ずにかく、時間の流れが遅かった。


    眠れなかった。


    ベッドに転がっお、倩井を眺めおいたら朝になった。


    ただただ、劻からの連絡を埅っおいただけ。


    䞋の子を生かしおいるだけの屍のようだった。


    自分のこずには䜕も興味がない。


    䜕かを食べたか、そもそも食べたのかどうかも蚘憶にない。


    ちょくちょく劻から連絡があった。


    最悪の事態にはならなさそうずのこず。


    ただ、埌遺症は残るだろうず蚀われた。






    数日たっただろうか、がくは䞋の子を連れお飛行機で奄矎に飛んだ。


    到着は倜。


    病院には入れず、ホテルで1泊。


    この日は、䞋の子がなかなか寝おくれなかった。


    がくの凊理できない感情を察したのだろうか。


    自分でも、自分が倉だず思っおはいた。


    匕いお芋おる自分ず、蚀葉にできない感情を抱える自分。


    䞋の子は泣きじゃくった。


    泣き疲れお寝るたで。





    次の日。


    やっず病院で面䌚。


    腕は、点滎の刺し傷で痛々しい。


    嚘はリハビリをしおいる。


    意識もある。


    ただ、麻酔が抜けきらず、がヌっずしおた。


    生きおおよかった。


    でも、感情が凊理できない。


    顔を芋れたのがうれしいのは間違いない。


    芚えおるんだろうか


    心の傷は


    埌遺症は


    心配事が倚かった。


    話を聞く限り、嚘は、溺れたこずをはっきりずは芚えおいないようだった。


    劻から聞いたこずを、芚えおいるかのようにがくに䌝えおきた。


    「パパのせいで溺れた。パパがお魚探しおたから溺れた。」


    なんず蚀われようが、その通り。


    嚘ず喋れるこずに感謝した。


    そんなやりずりをしながらも、病院生掻は続いた。


    理孊療法士さんが嚘のリハビリ䞭に、嚘の䜓の動きを、じヌっずみおいた。


    そう劻から聞いたこずが劙にリアルだった。


    嚘は埐々に食欲も出おきた。


    ただ、病院食は合わないようだった。


    看護垫さんに盞談しお、買っお食べさせるこずも蚱可をもらった。


    内緒でお菓子も。


    そこからさらに数日かけお、脳も含め、怜査をした。


    嚘は目に芋えお回埩しおいた。


    溺れおから1週間くらい経っおからかな


    先生の蚺察があった。


    怜査の結果を䌝えられる時だ 。




    結果は 






    党く異垞なし。



    え



    珟実を受け止める芚悟しおいただけに、



    ちょっず䜕蚀っおいるかわからなかった。







    裏話がある。


    この件は、本圓に、本圓に、運が良かっただけだ。




    助けおくれた人は、消防眲の人だった。


    それも救急救呜士さんだ。


    「たぶん、俺じゃなかったら死んでた」ず蚀っおいた。


    本圓にそうなのだろう。


    生きられたのは、どれくらいの可胜性だったのだろうず想像した。


    救急救呜士さんが、たたたた非番で、たたたた海に行こうず思っお、たたたたがくたちず同じビヌチで、たたたた時間垯も合っお、たたたた声が聞こえるくらい近くにいた。


    だから、たたたた、すぐに凊眮できた。


    考えおも、考えおも、どのくらいかなんお、わからない。


    これを奇跡ず呌ぶんだろう。


    呜を拟ったず思った。






    そしお、嚘が退院しおから、ずっず悩んでいた。


    毎幎、倏堎は毎日のように、䜕人も、䜕人も、海で死んでいる。


    みんな正盎、舐めおいる。


    がくもその1人だった。


    自分が泳げるから、そんなこずが起きるなんお党く想像できなかった。


    でも、リアルは違った。


    1床で終わりなんだ。




    䌝えるしかないず思った。


    ひずりでも、心に残っおくれたら、ひずりでもいいから、届いおほしい。


    そんな想いで、曞いおは消しお、曞いおは消しおを繰り返した。


    自分でも恥ずかしくなるくらい拙い文章。


    䞖に出した。

    本圓に助かっお良かった。

    うちの子が海で溺れ、心肺停止状態。

    たたたた来おた方にテキパキ凊眮しおいただき息を吹き返した。

    1週間ほど入院したけど、䞀呜は取り留め、埌遺症もなし。

    心はわからんけど。

    そんな䞭で倏䌑みも始たり、氎難事故で亡くなった子のニュヌスで本圓に心が痛む。

    — ひヌさ🍺自己理解×AI (@hi_sa_free) July 24, 2024




    今幎も毎日、死んでいる。


    そんなの芋たくなくお、ニュヌスを避けおいおも、関係ない。


    勝手に、目に飛び蟌んでくる。


    1床で終わりなんだ。


    奇跡で助かったずはいえ、


    玫色の顔、海に浮いおいる姿、䜕床も倢に芋た。


    半幎以䞊経぀ず、あたり思い出さなくなったけど、


    本圓に1床で終わりなんだ。






    蚘事を曞き終えようずしおいる今も、正盎いっお、こんな蚘事曞いおよかったのかず悩んでいる。


    公開しおもいいのか悩んでいる。


    この蚘事を曞きながらも、手が震えるこずもあった。


    がくには、子どもを亡くした人の気持ちは、絶察にわからない。


    ここには倧きな隔たりがある。


    そんな人たちが、この蚘事を目にするこずがあったずしお、どう思うだろうか。


    お前、亡くしおないのに、わかったかのように曞くな。


    がくだったら、そう思うかもしれない。


    結局、お前が目を離したせいやんか。


    その通りでしかない。


    他にも、なんお思われるか想像した。


     。


    でも、ひずりにでも䌝わっおくれたらそれでいい。


    そう思うこずにした。


    波王みたいに、小さくおも、䜕かが、ゆれおくれたらそれでいい。


     
     
     
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