
西国を今も駆けゆく盆東風や
ここで西国といっているのは、京都の東寺辺りを起点として長崎まで続いたと言われる五街道のひとつ西国街道のこと。江戸時代には往来に宿場町が設けられたそうです。その後も発展を続けた都市もありますが、残念ながら往年の活気から見放された町もあり、西国街道の風景は大きく変わりました。
ただ変わらないのはこの季節の盆東風(お盆の頃の東風)という諸行無常っぽいことが書きたかったのですが、今回は苦しすぎました。
カバー画像の松は、西国街道の松並木のうち今も残っているうちの1本だそうです。ということは樹齢で300年か400年かという立派な松です。
また、西国街道は京都東寺付近を起点として、と述べましたが、むかしその辺りにも住んでいたことがあって、なぜか西国街道の要所に縁があるみたいです。そんな思いもどこかにねじ込みたいと思いもしましたが、なにしろ17文字の俳句の世界。
上記サイトには起点あたりで見かけることができる、西国街道の記念碑的な遺物を紹介しています。確かにみたようなものもあるなぁ、という自身の思い出に焦点を当てるか、数百年という街道の歴史を飄々と眺めてみるか、視点の定まらないまま広さ、歴史感をぼんやり述べるのみに落ち着いてしまいました。
ふだんから、自信作や納得作を掲載しているわけではありません。だからこそ、余情を楽しむ俳句に、延々と言い訳をしてしまう癖があるわけです。
句のみで、解説抜きで投稿できるくらいのものができたら、noteのコンテンツ的にはどうなのかもしれませんが、俳句としては上出来なはずです。そんなところに近づきたいものですが、勉強が足りてませんね。
折を見て西国街道についてはまたチャレンジしてみようと思います。