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【詩のようなもの】あいうえお

    湿った夜空に
    差し出す掌

    行き交う車と
    乱反射

    雲の向こうの
    月明かり

    彩り与える
    路傍の紫陽花

    「肌寒いな」と
    上着を羽織る

    眠りを知らない
    埋立の空港

    道すがらに香る
    手作りのカレー

    滴る傘は
    ただの杖

    「おかえり」懐かし
    俯く顔

    鏡にならぬ
    足元の水面

     
     
    ホリノウチ ヘラルド|エッセイ|掌編小説 フリーランスで、適応障害で、たぶんHSP。 herald.horinouchi@gmail.com

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