メインコンテンツへスキップ
見出し画像

子どもの「暇!」は最強の自分育て②

    「これが効いた!ADHDママのグレーゾーン子育て」シリーズ第2弾。

    今日は子どもの「ママ、暇!!」への対処法です。

    実は明後日から息子さん夏休みなんです。ガーン
    しかも8月末まで!夏休み長すぎ☀️

    長い休みをどう攻略するか?!ほっておくとゲームやYouTubeで時間と脳を溶かしかねない!

    休みが長くなりがちな欧州の学校生活の中で、変おばが悩みに悩み抜いてたどり着いた答え…


    それは暇つぶしを探すことをやめること。

    スマホより、ゲームよりもヤバかったのは親の善意。子どものためにやってた行為が子どもの可能性をつぶしてた?!

    そして夏休みの暇つぶし問題を解決する、変おば家の事例と実践法をお伝えします。


    スマホ時間で勉強が台なしに!

    暇つぶしの対処法として一番手取り早いのはゲームやスマホを渡すこと。でも最近よく問題になってますよね。

    画像
    スマホ出せや

    実際、スマホの使用時間が長いほど成績が下がり、3時間以上使う子は勉強時間・睡眠時間に関係なく平均点を取れた子がゼロという衝撃のデータがある。

    ゲームやタブレットなどスクリーンがあるもの全般にも言えるだろう。

    画像
    【朝日新聞】スマホ使いすぎると「勉強が台なしに」 脳トレ・川島隆太教授がデータで解説

    せっかくがんばって勉強してもスマホ時間が伸びれば伸びるほど台なしになると言うことです。

    理由は勉強不足や睡眠不足ではなく、スマホ漬けだと前頭前野をはじめ脳の発達そのものが止まるから。

    画像
    【朝日新聞】スマホ使いすぎると「勉強が台なしに」 脳トレ・川島隆太教授がデータで解説

    思い当たることありあり。どんなに漢字や英単語勉強してもやってるそばから忘れ、定着しません。

    悪い習慣を断ち切れば脳は回復するとのことで、少しはホッとしましたが、夏休みはスクリーンタイムどうしても長くなりがち。

    フランスやオーストラリアではスマホやSNSの規制が15歳、16歳からはじまってます。スクリーンタイムは完全悪!!と断罪したくなりますよね。

    でも実はスマホより怖いものが、もうひとつあるんです。


    スマホより怖い、親の先回り

    息子の「ママ、暇!マーヒー」はわたしの恐怖の言葉。

    それを聞いた途端、なんとかせねば!と責任感いっぱいになって彼が楽しめるなにかを探し出します。

    本、漫画、カードゲーム、LEGO。なのにすぐに飽きたと言われて、慌ててほかを探す…の繰り返しでした。

    でもある日「なんでわたしがあんたの暇を埋めなきゃいけないんじゃっ!!」ってブチギレて放置したら、そのうち一人でなにかを黙々はじめた。

    恐る恐る近づいてみると、余った段ボールで自作パソコンやスマホを作り出した。

    画像
    AppleだけどSONY

    結局、うまく作れなくてまた騒ぎ出すんだが、材料集めに家を奔走したり、YouTube見て作り方を研究したり、試行錯誤して1〜2時間は暇をつぶしてた。

    そのうちうまく行かずに飽きてしまい、リビングには段ボールの残骸が散乱したのだが、その時、ピンと来ました。

    この子、自分で暇つぶしを探しとる👀

    子どもの「ママ、暇!!」を恐れていたけど、子育てにおいて、本当に恐ろしいのはわたしの親心だった。

    親が先回りして暇を埋めること。それは子どもが自分で考え、失敗し、立ち上がる機会をまるごと奪っていたんだ。

    スマホより、ゲームより、恐ろしかったのは親の「なんとかしなきゃ」で、子どもの可能性をつぶす行為だった。



    暇つぶしにまさる自分育てはない

    失敗しながら自分でやり遂げようとする。その過程まるごとが親には教えられない生きる力の土台づくりになっていました。

    • 【熱中する力】何事も好きからはじまる。熱意を持って取り組む経験が原動力になる。

    • 【課題解決】失敗するたびに「なぜ」と問い、改善策を見つけ出す。この繰り返しが問題を自分で解く力になる。

    • 【レジリエンス(回復力)】何度失敗してもまたやり直す。その繰り返しが、折れない心をつくる。

    • 【感情の自己調整】「やりたい」の気持ちがイライラや落ち込みを上回る瞬間がある。それが自分の感情と折り合いをつける力を育てる。

    • 【失敗を恐れない心】安全な場所で何度も小さな失敗できる経験が大人になって挑戦する心の土台になる。

    • 【完璧を手放す】完璧を求めてはじめから諦めたり、途中で逃げてしまう。でも安心できる環境で失敗を重ねることで、完璧じゃなくていいと手放せるようになる。

    子どもの『暇!』が恐怖の言葉に聞こえるかもしれない。でもむしろ逆です。

    子どもの「やりたい」パワーは絶大。これにまさる暇解消法はない。この心の炎を利用しない手はない。

    特にグレーゾーンの子たちはそう!

    画像
    やる気満々



    【変おば家の事例】キッチンは最高の教室

    休み中、キッチンに乱入する息子を止められず、一緒にお菓子作りしていた。

    いままで作ったものは数種類のグミ、レモンソルベ(イタリアの思い出)、ブラウニー、ババロア、ファンタなど。

    ポイントは作りながら「算数」「理科」「社会」など勉強を意識するだけでキッチンが突如として教室になり、学びの場が広がる。

    例えばうちで手作りグミを作った時、検索などを駆使して、以下を学んだ。

    【理科】凝固剤の違い。ゼラチンは豚や牛の動物性コラーゲン。一方、寒天は海藻100%、アガーアガーは海藻とマメ科の種子を混ぜ合わせたもの。溶ける温度や食感の違いが大きい。

    【算数】分量を体感で覚える。100mlや15gがどれくらいか目分量でわかるので、塩の濃さの文章問題でもピンと来る。

    【社会】寒天は日本発祥。江戸時代に京都の旅館主が冬場にところてんを屋外に捨て、数日後、凍りついて乾燥してる姿で見つけた。生臭さが消え扱いやすくなって広まった。ヘルシーな選択肢として海外でも人気。

    など、驚くべき発見があった。なんならこれ自由研究にそのままできるやつです。

    画像
    凝固剤を溶かす
    画像
    3種類のグミ。
    固まらなかったり、分離したり、料理的には大失敗。

    これね、最近流行ってるプロジェクト・ベース・ラーニングそのものなんです。

    プロジェクト・ベース・ラーニングとは
    文科省も推進するアクティブ・ラーニングのひとつで、問題解決型学習のこと。従来の座学とは異なり、自ら解決したい問題や課題を見つけ、検証、解決して学ぶ方法。自発性・創造性・知識の応用力・コミュニケーションスキルを身につけることができる。

    【Sofia】プロジェクトベースドラーニング(PBL)の必要性とは?結果を出す人材育成のポイント

    知らないうちにすげぇことやってたよ、ワイ。

    お味の保証ないですけどね。まずくてわたしが食べるハメになることもしばしば。

    でも大事なのはおいしさではなく、その過程で得られる人生に役立つ大きな学びや生きる力。検索とAIを駆使して学びの世界が無限に広がります。

    しかも特別な道具はいりません。

    これを機にいろいろ思い立って、今度は自分から「ファンタを作る!」って言い出した笑笑

    レシピも見ず、無謀にも生のオレンジと炭酸水を混ぜ、味が薄いからとオレンジ味のメントスを買い求め、出来上がったものは…

    画像
    メントスファンタ爆誕
    ちなみに欧州はオレンジファンタが主流

    謎の液体。

    夏休みに入ったらこの型を使って、巨大グミを作るらしい。もう恐怖でしかない😱

    画像
    でかすぎ



    面倒な親はどうする?

    もうこれに関しては諦めてください笑笑 代わりに自分のメンタリティや考え方を変えてみましょう。


    子どもの暇つぶしと上手に向き合う心得

    【大人が楽しむ】子どもに付き合うのではなく、自分も楽しむ。自分がやりたいものを持ってきて、数回に1回はバーター式にやって心の負担を減らす。

    【ともに学ぶ】グミひとつをとっても子ども以上に大人の学びが深い。質問は子どもがしてくるので、面倒くさがらずに検索すると意外な発見がある。例えばグミづくりで凝固剤の種類を学んだように大人にとっても有益な情報が得られる。

    【片付けまでがお遊び】遊んだら一緒に片付けるは鉄則。作ってる途中でどんどん片付けさせる。もしくは片付けが少ないアクティビティを選ぶ。自分にも子どもにも負担にならないよう気をつけよう。

    【人を巻き込む】一人でやるのが無理なら家族やお友達を巻き込む。大人の手が多いほど楽。子どもも人数が多いほど勝手に遊んでくれる。

    【外の力を借りる】地域の児童館、プレイパーク、子ども食堂や遊び支援団体をあたる。特に長期休みにはワークショップなどのイベントが開催されている。恐れず参加してみるのあり。地域のプレイパークや子ども食堂など小規模なとこなら関係を築けばアイデアを提案してみるのもアリ。

    日本冒険遊び場づくり協会
    むすびえこども食堂MAP

    【諦める!!】家は荒れる。でもこれが先行投資で将来的大きな財産になると思って清く諦めましょう。親が諦めることで、先々の人生の土台となる達成感、満足感と幸福感が得られ、ハッピーな人間になれる。

    もちろん共働きや小さい子がいるご家庭、またはうつなどの疾患を抱えてたらとてもじゃないけど無理です。

    そしたら一緒にネトフリで映画を見る、ゲームを一緒に遊ぶなど子どもと過ごす時間を増やすのも効果的。

    それすらダメなら、いまは休んだり自分を立て直すのが優先なのでしょう。

    うっ、無理って思うのもひとつのサインかもしれません。

    要はどんな形でも

    「やりたいを尊重してくれた!」
    「一緒に遊んでくれた!」

    が子どもを成長させます。


    なので「ママ、暇!」に慌てなくていい。

    ぐだぐだして、失敗して、わめいてる。その全部が育ちの時間だ。子どもの心の炎を消さないように、ゆるく付き合っていきましょ。

    みなさんは暇対策何してます?よかったらコメントしてください😊



    次回予告

    次回は海外のグレーゾーン教育、子育て事情についてまとめます。

    現在、連載中👇

    よかったらスキやフォローお願いします!励みになります🙏

    ╭┉┉┅┄┄┈ • ┈┄┄┅┉┉╮

    #変おばnote
    月・木 夜8〜10時 更新🆙

    ╰┉┉┅┄┄┈ • ┈┄┄┅┉┉╯

     
     
    おかしいのは私じゃなかった 生きづらくてずっと自分を責める人生だったが、視点を変えたら呪いの正体が見えてきた👀生きづらさの仕組みを斬新に愉快に紐解く変なおばさん👩🏼‍🦳 欧州在住/小5男児母/変態ねこおばさん🐈🐈‍⬛ #生きづらさ #ADHD #HSP #毒親 #海外子育て

    あなたへのおすすめ