メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo byoizumi55

生き物vs生き物

    岡埜 由木古(偏光)

     はじめましての人も、前から知ってる方も、ごきげんよう。
     岡埜おかの 由木古ゆきこです。

     嘘じゃないの ほんとのことよ(ピンク・レディー『UFO』)

    2026年4月19日
    丙午弥生三日
    (文字数:約1000文字)


     経験が無い人と、経験が豊富な人の、双方に分かって頂きづらい話になると思うのだが、
     アパート掃除の一環として、アパート群に併設する緑地の草取りをした日は、異様に疲れ果てる。

     先日は作業直後から、左腕の肩から肘に掛けてが、横になってもしんどいほどめっさ痛くて恐れ入った。

     配偶者からは「たったあれだけの緑地で?」と信じてもらえなかったが。
     あと当然ながら我々は手袋にマスクに日焼け対策の完全武装をしている。そしてその日の気候は爽やかだった。

     普段使わない筋肉を使ったのだから当然と言えば当然なのだが、体感的にどうもそれだけの理由ではない。
     草花さんや土の下での眠りを妨げられた幼虫さんたちから、目には見えない形での反撃を、もろに喰らっている感覚がある。

     ブチブチ千切り取られ根っこを探り抜かれながらも貴様ら、微量とは言え毒撒いただろ。

     有り得ない話でもないと思う。そもそも大抵の毒は植物由来なんだから。
     そしてお掃除おばちゃんとしては相手にとって不足は無いぜ。ニヤリ(←不敵な笑み)。それでこそ生き物。

     こちらとしても「すまんなぁ」「邪魔したなぁ」「のんびり暮らせていたのになぁ」とか声を掛けながら作業しているんだが、聞く耳、持つわけねぇよな。時給で雇われている立場なんだが、「こっちもこれが仕事なんだ」とか言われて納得できる被害者犠牲者がいるわけねぇしな。

     しかしひと晩眠ったなら、なんという事でしょう!
     あれほどの左腕の痛みが、完全に消え去ってはいないまでも、相当に楽になっているではありませんか!

     こちらも生き物として免疫機能が働くからな。
     とは言え申し訳無く思い、声くらい掛けながらの作業でなければ、ひと晩程度の苦しみで許されていたものか分からないが。


     どの辺が二十四節気の穀雨によせた記事やねん、と訊かれましたら、
     それは草取りにはしとしと雨がある程度降った翌朝が最適ですからなぁ。
     乾き切っていたらしんどいし、土砂降りの翌朝でもしんどい。


    以上です。
    ここまでを読んで下さり有難うございます。

    #私の二十四節気

    あなたへのおすすめ