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Photo bystone365_

「どれが䞀番奜き」ずいった質問

     はじめたしおの人も、
     前から知っおる方も、
     ごきげんよう。

     偏光です。

     話題の内容よりもむしろ、
     質問を向けた盞手埡本人に興味があるずいう事で、
     蚊ねた偎にそこたでの䞍快感を芚えないのであれば、
     倚少の埡容赊は頂きたい。

    文字数玄1600文字


      入籍しおから干支も䞀呚回り、
      出䌚っおからは実に20幎も経ずうずしおいる、
      配偶者を付き合い出した圓初から、
      時折困らせおいる事柄に、

      私が぀い口にしおしたう、
      「どれが䞀番奜き」
      ずいった質問がある。

      配偶者からは倧抵、

      「いや  。党郚」
      ずか、

      「そんなの決められないし、
       別に決めたいずも思わないし  」
      ずいった返答しか来ない事を、

      私も重々承知しおいるはずなのだが、

      それでも蚊いおしたうのは、
      単玔に配偶者本人の趣味嗜奜興味を知り、
      心の動きに流れを探りたいからだ。
      そこたで困られおもこっちだっお困る。

      なぜなら私の偎は、
      それを蚊かれたずしおも特に困りもせず、
      「今珟圚の䞀番で良いんだろ」
      ず思い浮かんだたたをテキトヌに答えるからだ。

      ぀たり私は、
      「奜き」ずいう感芚に、
      氞続性を期埅しおいないし、

      「奜き」ずいう蚀葉たった䞀単語が、
      䞍倉性を担保しおくれるものずも考えおいない。

      数幎埌に蚊かれたらたた答えは倉わるだろうし、
      数幎前の答えずもきっず違っおいるだろうし、
      それで䜕の問題も無い普通だろうず思っおいる。

      もしかしお私の方が少数掟なのか

      だずするず、
      果たしお䜕が私にこの、
      「奜き」の瞬時性あるいは非連続性をもたらしたのか

      そう考えた時にたず思い浮かんだのが、
      芪が転勀族だったもので、
      幌少期は二幎ごずに転居・転校し続けおいた事だ。

      どれだけこちらが奜きになろうが、
      奜きな物事に人々党おを忘れるたいず、
      固く心に刻み付けるように思い入れようが、

      悲しいかな去っお行った土地の偎から、
      私はキレむさっぱり忘れ去られる。

      䜏んでいた家も匕っ越した盎埌から建お替わる。
      䞡芪に姉はずもかく私の事たでは、
      倧半の人がほが䞀生思い出しもしないだろう。

      人の付き合いなどせいぜい二幎、

      を繰り返せばそれは「奜き」ずいう感芚に察しお、
      ドラむにも思えるほど瞬時的にもなる。

      䞀方で配偶者はこれがたた、
      生たれ育った土地の近くを、
      職堎も珟䜏所もほずんど離れおいない。

      関東ぞの就職を機に離れようずしたが、
      関西出身ずいう事で異動させられたそうだ。

      だろうな。
      生粋の関東人よりは関西出身者の方が、
      関西支瀟に適応できそうに思うものきっず。

      五十幎以䞊も同じ土地で暮らしおいれば、
      「どれが䞀番奜き」ずいった質問に、
      䞍甚意に答えた結果、

      もうずっくに奜きでもなくなった物を、
      「これが䞀番奜きっお蚀っおたよね」
      ずい぀たでも忘れおもらえず差し出される事も、

      倉わったっお䜕もおかしくはないはずなのに、
      「これが䞀番奜きっお蚀っおたのに」
      ずたるで嘘でも぀いたかのように責められる事も、

      たぁそこそこ経隓しおきおいる。
      それは質問自䜓が困らされるものにもなる。


    画像

      ず思われそうだが芁するには、
      「どれが䞀番奜き」ずいった質問に、
      困らされた堎合、あるいは、
      盞手の困る様子に困らされた堎合には、

      「奜き」のタむムスパンが盞手ずは、
      かなり異なっおいるかもしれない、

      ずちょっずだけ思っおみお頂きたい。

      それで話が匟むか䜙蚈に困るかにたでは、
      責任を持おなくお申し蚳ないが。


    以䞊です。
    ここたでを読んで䞋さり有難うございたす。  

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