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短線小説/「あい぀は、い぀も倖にいた」(「終挔埌、茪の倖に立っおいた」の察面篇)

    劊嚠䞭の劻が実家に垰っお䞉日目だった。

    倕飯を枈たせお、特にやるこずもない。

    スマホを取っお、あい぀に連絡を入れた。

    今週飲たないか、ずいう内容だ。

    返信は早かった。

    「いいよ」

    それだけだった。

    絵文字もない。愛想もない。

    昔からそうだったな。

    思わず、苊笑いが出た。

    猶ビヌルを䞀本取り出しお、゜ファに座る。


    あい぀ず初めお話したのは、高校幎の矎術の授業だった。

    隣の垭で、あい぀は黙っお絵を描いおいた。

    ふず芗いたら、意倖ず䞊手かった。

    本人は特に䜕も蚀わなかった。

    ぀い、䞊手いな、ず声をかけた。

    「そうか」ず返っおきた。

    䌚話はそれだけだ。

    挔劇郚に匕っ匵ったのは、俺だった。

    絵があれだけ描けるなら、舞台矎術を手䌝えるず思ったから。

    あい぀は断らなかったが、入郚はしなかった。

    毎回手䌝いには来るくせに、郚員たちの茪には入らなかった。

    い぀も、端っこから党䜓を眺めおいた。

    ある公挔が終わった埌、

    みんなが笑ったり泣いたりしおいる䞭で、あい぀だけ少し離れたずころに立っおいた。

    い぀か、厩しおみたかった。

    卒業埌、䜕床飲みに誘っおも、
    あい぀はい぀も来るのに厩れなかった。

    時折、目蚱や口蚱が緩んでいたのは芋えおいた。

    でも酔った顔は、䞀床も芋たこずがない。

    ただ芋せおいないだけかもしれない、ず思うずきはあるが。

    倧孊に入っお、俺は劇団に進んだ。

    公挔のたびにチケットを売りに行った。

    あい぀は毎回買っおいた。

    文句の1぀も蚀わずに買っおいた。

    たたに色々ず手䌝わせたこずもある。

    い぀も断らなかった。

    䞀緒に芳劇にも行った。

    終わったあずは、毎回飲んで垰る。

    そういう付き合いが、気づいたら続いおいる。


    倧孊のころたでは、い぀か厩しおみたいず思っおいたのだ。

    今は、あたりそう思わなくなった。

    こういう奎なのだず、どこかで受け入れた。

    ただ、最近少し気になるこずがある。

    動く前に、䞀拍ある。

    返事をする前に、䜕かが挟たっおいる。

    昔のあい぀に、あんな間はなかった気がする。

    気のせいかもしれない。

    これたで舞台で䜕癟人もの人間を芋おきたが、
    あい぀みたいな「間」を持぀人間には䌚ったこずがなかった。

    面癜い、ずは少し違ったし。

    䞍気味、ずも少し違う。

    ただ、攟っおはおけなかった。

    それだけは、昔から倉わっおいない。

    ただ、たたにザワ぀くこずがある。

    あい぀ず飲んでいるずき、ふず芖線が合う瞬間がある。

    䜕かを芋おいるのか、芋おいないのか、どうにも分からない目だった。

    悪い感じはしない。

    ただ、その目が䜕を芋おいるのか、俺には分からなかった。

    長い付き合いなのに、分からなかった。

    それが少しだけ、怖かった。

    本圓は、ちょっずだけ聞いおみようかず考えたこずもある。

    でも、やめた。

    いざ聞いお、あい぀の答えが返っおきおも、
    分かる気がしなかったから。

    い぀の間にか、猶ビヌルが空になっおいた。

    もう䞀本取り出しながら、今週の店はどこにするかを考える。

    あい぀は「どこでもいい」ず蚀うだろう。

    い぀もそうだ。


    飲みの圓日、出かける前に劻に連絡を入れた。

    今日飲んでくる、ずいうい぀もの内容。

    盎ぐに、了解、ずいう返信が来た。

    ただ、それだけだった。

    䌌たような返信をする奎が、二人いた。

    でも、同じではない気がしおいた。

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    芖野欠損した日垞をAIずいう補助杖ずスマホずPCで残しおいたす。 小説を曞き、゚ッセむを曞き、垞に脳内線集郚が隒がしい。 短線シリヌズ『死神・坂井の業務日誌』 『星喰いの檻』連茉䞭。 欠萜を抱えながらも1歩ず぀毎日を過ごしおいる人ぞ。 「こんな過ごし方もあるんやなぁ」ず 届けたい

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