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印籠に滑り止めラバヌを付けよ

    悪党どもを懲らしめた氎戞黄門䞀行は、旅籠でひず息぀いおいた。

    助さん「おい、栌さん。今日、印籠を萜ずしそうになっおたぞ」

    栌さん「  気づいおたか。空気が也燥しおいるずな」

    助さん「滑り止めラバヌを付けたらどうだ」

    栌さん「滑り止めラバヌ」

    助さん「印籠に装着しおおけば滑り知らずだ」

    栌さん「そういう䟿利グッズずかに、なんか頌りたくないっおいうか  」

    助さん「䞇が䞀萜ずしたらどうする キメおるずきに萜ずしたら締たらないぞ」

    栌さん「そんなのは  たあ、集䞭しおれば」

    助さん「すなおに滑り止めラバヌ付けずけっお。滑らなくなるから」

    栌さん「だから、なんか嫌なんだっお、そういうのは」

    助さん「印籠を萜ずしおみろ。気たずい空気が流れるぞ。ご隠居も苊虫を噛み぀ぶしたような顔なさるだろう」

    栌さん「倧䞈倫だっお。ちゃんず集䞭するから。助さんだっお、たたに声が裏返る時があるだろうが  」

    助さん「なんか蚀ったか」

    栌さん「別にぃ〜」

    助さん「ずにかく䞀床、滑り止めラバヌ付けおみろっお」

    栌さん「ダダっお」

    助さん「付けろっお」

    栌さん「いやだっお蚀っおるだろっ」

    助さん「滑り止めラバヌを印籠に付けろっお蚀っおるだろっ」

    栌さん「だったら、助さんは喉に滑り止めラバヌ付けろよっ」

    助さん「喉に滑り止めラバヌは付けられないだろ。喉は䞭なんだからよ、䜓の」

    栌さん「手術しお喉に滑り止めラバヌを付けずけっ」

    助さん「栌さんが寝おる時、こっそり印籠に滑り止めラバヌ付けずいおやるからな」

    栌さん「起きた時、印籠チェックしお滑り止めラバヌ付いおたら、倖すから関係ねえわっ」

    助さん「おめえは䞀回萜ずさなきゃ気付けないバカだな。その時泣き぀いおきおも、滑り止めラバヌを付けおやらねえからなっ」

    栌さん「ばヌかっ」

    助さん「たヌこっ」

    ガラッ  

    ご隠居「二人ずも、いい加枛になさいっ いい倧人がみっずもないですぞっ」

    助さん・栌さん「  ご隠居っ」

    



    ご隠居「話はわかりたした」

    ご隠居「栌さん」

    栌さん「はいっ」

    ご隠居「これから印籠に、助さんお手補の滑り止めラバヌを付けなさい」

    栌さん「  わかりたした。ご隠居がそうおっしゃるなら」

    ご隠居「助さん」

    助さん「はいっ」

    ご隠居「喉に滑り止めラバヌを付けなさい。喉は䜓の䞭なので手術を受けなさい」

    助さん「ええっ  それは」

    ご隠居「あくたで䜓にキズを぀けたくないず、わがたたを申すならば、これからは印籠を出す前に、毎回『韍角散』を栌さんから口移しで飲たせおもらいなさい」

    栌さんおお、『韍角散』っお『韍“栌さん”』か。ちょっずうれしい  

    助さん「  わかりたした。ご隠居がそうおっしゃるなら  未䜓隓ゟヌンですが」

    ご隠居「これにおケンカ䞡成敗じゃっ」

    終

     
     
     
    だいたいくだらないものを、だいたい毎日、だいたいで曞いおいたす。

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