
じくり ―心は、あとから痛くなる―
■序章
これは、 綺麗に答えを出した言葉たちではありません。
生きづらさについて、 ちゃんと説明できた文章でもないと思います。
その時その時に感じたことを、
消化しきれないまま、 ただ置いてきた記録です。
大丈夫だと思えた日もあれば、何もかも嫌になった日もある。
少し前向きになれた夜もあれば、 人と関わることすら苦しくなる日もある。
矛盾していて、 弱くて、
自分でも面倒くさいと思ってしまう感情ばかりです。
でも、 生きづらさというものは、
きっとこういう “うまく整理できない気持ち”の中にあるのだと思います。
人には見えない疲れ。
言葉にしづらい孤独。
理由のない息苦しさ。
そういうものを抱えたまま、 それでも毎日を生きている人がいる。
この場所は、 そんな感情に、 静かに言葉を置いていくための記録です。
だから、 ここにある言葉は、 完成されたものではありません。
これから先も、 生きていく中で感じたことを、
少しずつ書き足していくのだと思います。
昨日とは違う苦しさを知る日もあれば、
昨日より少し呼吸がしやすい日もあるからです。
これは、 「ちゃんと生きなきゃ」と頑張り続けて、
少し疲れてしまった人へ向けた、 終わりのない “ことのは” の記録です。
ー目次ー
▶第一章
ちゃんとしているのに、苦しい
(頑張っているのに満たされない/力の抜き方が分からない/休んでいても休まらない/「もっとやれる」と思ってしまう/無意識に無理をしている)
▶第二章
大丈夫なふりが、抜けなくなった
(弱音が言えない/頼るのが怖い/心配をかけたくない/平気そうに振る舞う癖/ひとりで抱え込む/断れない/我慢が当たり前になる/他人を優先してしまう)
▶第三章
“普通に生きる”が難しい
(周りと比べてしまう/生きづらさ/人に合わせすぎる/疲れやすさ/うまく生きられない感覚/みんな普通にできているように見える/自分だけ取り残される感覚)
▶第四章
何がつらいのか、うまく言えない
(わかってほしいのに言えない/説明できない苦しさ/理由のない息苦しさ/言葉にならない疲れ/自分でも分からない感情/整理できない心/平気そうにみられる/本音を隠す癖/誰にも届かない感覚/言葉に出来ない孤独)
▶第五章
人といるだけで、疲れてしまう
(気を遣いすぎる/空気を読みすぎる/嫌われるのが怖い/人間関係で削られる/優しい人ほど無理をする)
▶第六章
考えすぎる夜がある
(言葉を引きずる/ひとり反省会/小さなことで傷つく/眠る前に沈む感情/止まらない思考/人の態度に敏感/自分を責める癖/忘れられない記憶)
▶第七章
ひとりになりたいのに、孤独は苦しい
(誰とも関わりたくない日/でも完全に孤独もつらい/距離感が分からない/安心できる場所が少ない/「わかってほしい」の行き場/期待しすぎてしまう/近づきすぎて傷つく)
▶第八章
ちゃんとできない自分を、責めてしまう
(完璧にできない苦しさ/失敗への恐怖/自分に厳しすぎる/休むことへの罪悪感/“普通”にできない焦り/常に気を張ってしまう/完璧主義)
▶第九章
心は、静かに限界になる
(突然動けなくなる/何も感じなくなる/気力が尽きる/無理し続けた反動/壊れる直前まで頑張ってしまう/何もしたくない日)
▶第十章
それでも、今日を生きている
(立ち止まりながら進む/何度も戻ってきた/前向きになれない日/消えたいわけじゃない/ただ少し疲れている/生きることに疲れても続く毎日/小さな希望)
▶第十一章
無理に強くならなくていい
(強くなれない日がある/うまく休めない/弱さを認める/頑張れない日/逃げてもいい/休む勇気/”そのまま”で生きる)
▶最終章
言葉に救われる夜がある
(救われた言葉/静かな共感/「わかる」に救われる/否定されない安心感/言えなかった気持ち/飲み込んできた感情/ひとりじゃないと思えた瞬間/うまく生きられなかった日々/それでも残しておきたかった言葉たち)