
ひなたちゃんの へんてこクイズ
ある晴れた日の午後、ひなたちゃん(5歳)は、お気に入りのしましまソックスをはいて、ごきげんでした。
「ね〜、ママ!」と、ひなたちゃんは、とっておきのクイズを出す時の顔になりました。
「なあに、ひなたちゃん?」ママは、洗い物をしながら優しく答えました。
「最初が『さ』で、最後が『み』の言葉って、な〜んだ??」
ママは首をかしげました。「う〜ん、なんだろうねぇ?難しいぞ!」
「サラミ?」
ひなたちゃんは、ちっちゃな指でバッテンを作りました。「ぶぶ〜〜っ!ちがうよ!」
「じゃあ、お刺身の『さしみ』かな?」
ひなたちゃんは、またまたバッテン。「ぶぶ〜〜っ!ざんねーん!」
ママは困ってしまいました。「え〜〜〜、なんだろう〜〜〜?ママ、もう降参だ!」
ひなたちゃんは、ニヤニヤしながら言いました。「じゃあね〜、正解言っていい?」
ママは前のめりになって、「教えて、教えて!」
ひなたちゃんは、元気いっぱいに叫びました。
「『さ・か・う・ら・み』だよお〜〜〜!!」
ママは、ぽかんと口を開けたまま、洗い物の手を止めてしまいました。ひなたちゃんの、へんてこなクイズに、ママは思わず吹き出しちゃったのでした。
おしまい






