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楽屋挨拶、金乳首

    ・楽屋挨拶


    A「私人気者になってチヤホヤされたいんですよ」
    B「それはみんなそうよ」
    A「人気のものになる道筋はコンビを組んだ時点で見えたのでいいんですけど」
    B「すごい自信だな」
    A「なんか世の中には楽屋挨拶ってものがあるらしくて、私人見知りだから、ちょっと不安で、練習したいんだけど付き合ってもらえないかな?」
    B「おうおういいよ、じゃあ私が相手役するから、訪ねてきてよ」
    A「オッケー」
     「コンコン、ご挨拶よろしいでしょうか」
    B「どうぞ」
    A「ガチャ本日共演させて頂くのは、この女〜」
    B「エンタ?」
    A「うん、エンタ、私、人を紹介するフォーマット、これしか知らないから」
    B「別によくある自己紹介でいいんだよ、カメラが回ってるわけでもあるまいし、まぁ私もテレビ出たことないから知らないんだけど」
    A「わかったありがとう、やり直すわ」
    B「うん、そうして」
    A「コンコン、ご挨拶よろしいでしょうか」
    B「どうぞ」
    A「ガチャ〇〇出身、A、ただの人間には興味がありません。この中に宇宙人、」
    B「やめて」
     「あれでしょ?アニメの?ハルヒ?だっけ?」
    A「うん、そうラノベのハルヒ、私、自己紹介のフォーマットこれしか知らなくて」
    B「それなら仕方ないか」
    「いやそんなことない、宇宙人も未来人も異世界人も超能力者も現実にはいないんだから」
    A「は?いるし」
    B「そういう考え方もあるね、ごめん」
     「相手がただの人間の可能性の方が高いんだから、関わってくれなくなるよ、そうしたチヤホヤしてもらえないよ」
    A「言われてみたら、確かに」
    B「というか、自分で人見知りっていう人間にその挨拶ができるとは思えない、ちゃんと実際に出来るやつやって」
    A「わかった、現実的にやり直すね」
    B「うん」
    (Aがノックしようとして躊躇い、その場で)
    A「本日共演させていただくAです、本日共演させていただくAです、本日共演させていただくAです、よし」
    A(ノックしようとするができずにその場にしゃがみ込む)
    B「思ってたよりだいぶ人見知りだな」
    B「しょうがない、挨拶俺がやる、お前はついてくるだけでいい」
    A「ありがとう!」
    B「本日共演させていただく芸歴一年目〇〇(コンビ名と申します)、よろしくお願いします」
    A「おお、なんか正しそう」
    B(ノックを躊躇う身振り)
    A「ん?」
    B(しゃがみ込む)
    A「まさかの2人とも人見知り、もうしょうがないテレビは諦めよう」
      「ありがとうございました」

    ・金乳首


    A「ちょっと恋愛で相談があって」
    B「えっ役に立たないだろうけど、聞きたいから聞かせて」
    A「まず前提として彼女がなんだけど」
    B「あーあの可愛い人ね」
    A「彼女がっていうか、彼女の乳首の色が」
    B「ちょっと待って!あんまりこう、人がいっぱい居る中で言わない方がいいよ、ほら、個人差、個人差!」
    A「彼女の乳首の色が金なんだよね」
    B「まさかの金乳首!?」
     「えー、あの人そんな派手色の乳首なんだ!やっぱそこまで行ったら話聞きたいや!」
    A「そう、金色乳首、まぁ色は別になんでもいいんだけど」
    B「なんでもいいなら、いいじゃん、彼女の乳首は金色乳首〜🎶ってただの惚気?」
    A「そんな単純な話じゃなくて、その金の、純金の乳首のせいで肩こりもひどいし」
    B「純金なんだ、日本人の平均乳首サイズが直径1cm、高さ0.9cm、で二つだから2.826㎤、純金の重さは1㎤で19.3gだから約54.5418g、それは肩凝るね」
    A「で、ここから本題なんだけど乳首強盗に怯えながら暮らさなきゃいけないんだけど」
    B「乳首泥棒ってなんだよ!そんなやついないとも限らないか、純金だし、1g17万として、9,272,106円の乳首、目の前にしたらちょっと魔が刺すかも」
    A「いやお前!普通の人間だって体の全パーツ換金したら30億ぐらいになるんだぞ!金乳首強盗より人攫いの方が効率がいいだろ!」
    B「それもそうか、、、」
    A「で、多分彼女、浮気してるんだ」
    B「おお、何を根拠に」
    A「金乳強盗は多いと一日中2回くるんだけど」
    B「めっちゃくるじゃん」
    A「おかしいと思わない?」
    B「前提以上におかしいことは何もないよ」
    A「いやさ、なんでみんなそんなに彼女の乳首が金って知ってるのかって」
    B「まぁ確かに、でもなんか、犯罪組織の間とかで晒されてるんじゃない?特殊だし」
    A「いやいや、お前が人から金乳首の女がいるって聞いて信じる?信じて聞いてる?」
    B「全然信じてない、大胆な話題作りだなーと思ってた」
    A「しかも金を作るだけだったら無警戒な人間の臓器売っぱらうだけでいい、のに警戒してる彼女を狙ってるってことは絶対あいつらも実物の乳首を見て、金のためではなく好きな女の一部を自分のものにするために、盗む発想になだたんだと思うんだ」
    B「そうか、、、」
    A「浮気されてるんだったら、別れようと思ってて、浮気したこと彼女に後悔させたい」
    B「ほうほう」
    A「だから自分磨きして、見返してやろうと思ってる、今手元に9,272,106円ある!これで何をしたら彼女は後悔してくれるのだろうか」
    B「多分何しようが盗まれたって後悔が一番強いよ」

     
     

    うに

     
     
    Fラン大学1年生 無趣味 静岡県民 根暗 アッパー系コミュ障

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