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あえて準備しないほうが人生楽しいかも?偶然の出会いが生む魅力的な物語

    「徹底的に知識を入れて万端な状態にする」これについて、本当に必要だろうかと思うときがあります。

    確かに準備は大切です。
    例えば、「来週大学受験です。どうしてもその大学に入りたいです。だからしっかりと勉強します。」
    受かりたいなら間違いなくやるべきですよね。だってその大学に行きたいんわけですから。

    「勉強という準備をしなかった」ら、受かる確率はぐっと減りそうですから。

    こうしてみると、この場面は確かに準備が大切なように見えます。

    翻って。
    僕は旅好きです。よく一人で色んな土地を訪れています。

    その時のポリシーとして「その土地のことをできるだけ知らない状態で行く」を心がけています。

    知らないってことは、どういうことだと思いますか?
    まっさらなキャンパスのような。生まれたての赤ん坊のような。
    何の情報も獲得していたい状態のことですよね。

    あえてほとんど何も準備をしない状態で行くのです。

    「おい、なぜもっと準備をしとかないんだ」
    「そんなの、困ったことが起きるにきまってんだろ」

    そう思われる方も多いでしょうね。
    言いたいことはわかります。

    でもちょっと想像してみてください。
    見知らぬ土地に行ったときの情景を。

    溢れ出る感情の渦を。
    心の揺らめきを。
    魂の震えを。

    「あーこれ知ってる知ってる!テレビで見た」と「なにこれ!初めて見たんだけど!すごーーーい!」

    果たしてこのどちらが、大きな感情の動きになっているでしょうか。

    究極の体験とは「知らないものを初めて体験する瞬間」だと僕は思うのです。

    準備万端の状態で挑むことは、確かにトラブルも減りそうですし、予想通りになることも多いでしょう。

    けれど、「予想できる物事ほど、心が動かないものはない」と思うのですよね。きっとその情動は、これからの人生に大いなる影響を与えると思うのです。

    もちろん、最低限知る必要があるのもわかります。
    誰だって準備不足で怖い思いはしたくないですもんね。

    けど言ってしまえば、予想通りに人生がいったためしなんてなくないですか?むかし望んでいた未来に、いま届いていますか?
    結局、その瞬間瞬間に悩んで、決断して、今の自分が出来上がっていると思うんですよね。

    準備は必要最低限に。あえて、その時々の感情のゆらぎを全力で楽しむことのほうが、自分の人生を磨いてくれる重要な体験に思います。必死になって大学受験に合格するよりも、ね。


    というかそもそも疑問なんですけど。
    勉強しなきゃ合格できない大学に行くことって、人生においてそんなに大切なんですか?

    おあとがよろしいようで。

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