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詩 雨の日の傘

    したたる
    雨の日の傘
    そこにある

    したたる
    私の真綿に水蜜桃の露
    紫陽花に落ちる雨の日

    したたる
    君の脆弱な腰に快い
    雷鳴が落ちる雨の日

    したたる
    凍える透明に琥珀色
    黄昏に落ちる雨の日

    したたる
    漆黒の焦土の香り
    枯木に落ちる雨の日

    十分に溜まり漏れだし
    全て流れ、いずれ渇くだろう



    こちらの作品は
    #拝啓文芸部の企画
    #雨の日の傘に
    参加させていただきました。

    ―最後まで読んでいただき、ありがとうございました―

     
     
    物語やエッセイなどを書いています。

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