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投資初心者、きれいにやらかす

    ■投資のきっかけ

     
     そうだ投資をしよう。
     
     3月某日、短期バイトをしている最中だった私は唐突にひらめいた。
     そもそもなぜ投資をしようと考えたのか。答えは当時の状況にある。

     作家を目指して活動している私は、とある不安を抱えていた。ズバリ、お金の問題だ。
     今年に人生初の書籍化が決まったのは良いものの、その先も作家としてやっていくには、今後もコンテストなどにこまめに応募していくしかない。
     じゃあ、その間の収入はどうするか。作家を目指す人間にはつきものの悩みが私にも降りかかっていた。資産家の家に生まれていたら、こんな悩みとは縁がなかったのに。

    「そんなの、バイトと執筆を掛け持ちすれば良いじゃん」
     
     うんうん、そうだね。SNSとかでも推奨されている方法だね。だから私も試しに、短期バイトと執筆の二足の草鞋生活をやってみたよ。
     そしたら風邪、引いちゃった。
     
     何でや?と思う人向けに経緯を記そう。バイトをしていればお金は得られるが、バイト中は執筆できない。それは当然である。
     更に当時の私は書籍化に向けての加筆+推敲作業を抱えていた。信用の為にも原稿の締め切りは守らねばならない。
     執筆時間を確保できなければ締め切りに間に合わない。そこで私は睡眠時間を削る方法で執筆時間を確保した。
     私は夜の方が執筆が捗るタイプなので、遅い時間での執筆は精神的には問題なかった。しかし身体的には睡眠時間を削った負荷が確実にのしかかっていた。
     その結果、風邪を引いたという訳である。

     私は悟った。仕事と執筆の掛け持ちは、体力が一定以上ある人だけが行える特殊技能なのだと。
     つまりSNSなどで「経済的な余裕を保つために、仕事と執筆を両立すると良いよ」と言っている人は、それができる剛の者なのである。
     きっと裏では、両立を目指すも普通に体調を崩した人達が沢山いるはずだ。というか1人だけど、実際に私と同じパターンで断念した人をSNSで発見した。

     掛け持ちを両立させている人は「マジで?」と思うかもしれないが、マジなのだ。
     SNSで「仕事と執筆を両立させています」と言う人はいても、「両立できなくて挫折しました」とわざわざ言う人はいない。いても人数は前者より圧倒的に少ない。つまりサイレントマジョリティ。
     両立できているだけであなたにはその才能があるのだ。
     
     だって自分なんか、実働時間が4時間のバイトでダウンしたんだよ?自慢じゃないけど。
     こんな貧弱体力でバイトとの掛け持ちは現実的ではない。ビスケの魔法美容師(まじかるエステ)が切実にほしい。
     念能力者ではない私はどうすればと考えた末に、投資のアイデアが浮かんだのである。

     ちなみに配当金目当てのNISAはしていたが、本格的な株式投資なんてやったことはない。ズブの素人である。
     
    「1日1万円が理想だけど、毎日5千円ずつでも稼げたら大分お金に余裕持てるよな?」
     
     はい、捕らぬ狸の皮算用。絵に描いた餅。机上の空論。
     お金が絡むと冷静さを忘れるタイプの私は、勢いのままに株の本を買ってザッと読んだ。
     なになに?初心者や本業がある人は、数日~数週間単位で買いと売りを成立させるスイングトレードがオススメと。
     
     なるほど。それじゃあスイングトレードにしよう。

     ネット証券の口座を作り、NISA口座を以前の証券会社から移した。移す作業が面倒臭くて時間かかったけど、これも全てお金の為。頑張ってやり遂げた。
     入金してドキドキしながらトレードを開始。これが今年の4月の始めの出来事である。
     そうして現在。私は110万あった資金を80万ちょっとまでに溶かした。

     何でこうなったんだろうね?

     いや、理由は分かっている。始めたばかりの時のミスの原因は、教科書のセオリーを守っていなかったからだ。教科書にはちゃんと書いてあった。『まずは月足で環境確認をしましょう』と。
     でも実際にやると、教科書に書いてあることが全部吹っ飛んじゃうんだよなぁ。

     ここからは失敗談も踏まえながら投資の用語を解説していく。

    ■月足とは?


     月足と書いて「つきあし」と読むのだが、これは1ヵ月ごとの株価の動きのことである。
     例えば今月の始めの株価が1000円の株があったとしよう。今月の末に1100円になったのなら、その株は1ヵ月を通して100円上昇した。ということである。同様に週足(しゅうあし)なら1週間の動き、日足(ひあし)なら1日ごとの動きとなる。

     この3つの足の力関係は「月足>週足>日足」となる。いくら「今日この株上がってるから買っちゃおー!」と思っても、1週間を通して下がっているのであれば、明日からズルズルと値段が下がって泣きをみる。
     同様に「ここ数日間は強いからイケる!」と思っていても、1ヵ月間通して下がっているのなら、来週には下落する可能性が高い。
     このように株とは、長期間の値動きを確認するのが大事である。

    ■環境確認とは?


     株価の動き(チャート)を確認するには、月足を優先して見るのは理解できただろうか。次に説明する『環境確認』とは、月足レベルでチャートを確認しましょう、ということだ。

    画像
    オリエンタルランド 月足


     上の図は夢の国を運営しているオリエンタルランド(銘柄番号:4661)の株価である。画像はSBI証券のものを借りている。
     こうして見ると月足レベルで見事にだだ下がりしている。一応2025年の4月から9月は上がっているが、それ以外の期間に買ってしまった人は救われない。
     ちなみに自分はNISAのみやっていた時期の2024年に、4900以上で買ってしまった。最近やっと上がって来たけど、助かるかどうかは未だ不明(by米津玄師)。
     
     このように環境確認とは凄く大事なのである。月足レベルで株価が上がっているのなら勝てる可能性は高いし、逆に下がっているのなら手を出すべきではない。
     「○円から○円をウロウロしているな」と思ったら、下の値段の時に買っても良い。とにかく下がっている最中の銘柄を買ってはいけない。
     

    ■なぜ失敗したか


     教科書を読んだのになんで失敗したの?と不思議に思うかもしれないが、勉強して知識を身に着けるのと、実際にやってみるのとでは訳が違う。
     だって働かずにお金が手に入るかもしれないんだよ?興奮するに決まってるじゃん。

     説明しやすいように、オリエンタルランドのチャートを日足に展開してみよう。

    画像
    オリエンタルランド 2024年7月中旬~2025年1月末

     上のチャートは、2024年7月中旬~2025年1月末の部分だ。切り抜きしやすいようにYahoo!ファイナンスから画像を持ってきた。
     これを見るとズルズルと下がり続けているのが分かる。
     今日が2025年1月末だとして、あなたはこの株を買う?それとも買わない?

     ……

     買うのはちょっと躊躇するよね。だって数日間は上がってるけど、その後も上がるかどうかは分からないし、様子見が安全牌と判断する人の方が多い筈だ。

     でもね、どの銘柄を買おうか物色している時は……。

    画像
    はい、ドーン

     もうね。この部分しか見えなくなる。マジで視野が狭くなる。その結果「よっしゃ!上がってる!」と勢いで買ってしまう。

     ちなみにこの時点で買うとどうなるか。

    画像
    その後

     はい、2月3日の辺りから見事に下がりましたね。
     冷静に考えたら、こんなところで買うのは悪手だって分かる。でも実際に取引する段階になってくると、あっちの株はちょっと上がった直後にロケットのように飛び上がるし、そっちの株は躊躇しているうちに手が届かないところまで行ってしまっている。
     それを経験すると、乗り遅れたくないって気持ちから買ってしまう。そんでもって敗北を知る。
     
     『感情に振り回されずに、淡々と機械的にトレードするのが成功のコツ』と、どこの本でもnoteでも書かれているけど、それができたら苦労はしねぇ(byネテロ会長)。
     結局私が全体的な視点でチャートを見れるようになったのは、5月の下旬になってからだった。

     
     別にね、スイングじゃなくてデイトレードなら、その日に上がっている株を買って、その日に売るから、明日はどうなるかの心配をしなくて済むんだけどね。
     こんなにチャートとにらめっこする必要はないんだけどね。
     
     じゃあ何でデイトレードにしないのかって?
     デイトレードはね、興奮度が段違いなんだよ。あれはもはや脳内麻薬の粋。

    ■デイトレは脳内麻薬


     試しにデイトレードを1回だけやってみたけど、あれはマズい。何がマズいかって、チャートばかり気になって他のことが全く手につかなくなる。専業トレーダーならともかく、副業で投資を考えている人はやらない方が良い。
     馬券を握りしめて競馬を見ている時のような、

    「うぉぉおおおおおお!!上がれぇぇええええええええ!!!」
    「うわぁああああああ!!下がったぁぁあああああああ!!!」

     みたいな情緒やストレス値のジェットコースターが、9時~15時半まで続く。多分本業がある人は値動きが気になって仕事に全く身が入らないと思う。
     デイトレードで稼いでいる人は9時~10時までの間に買いと売りを成立させてるけど、多分初心者が割り切って10時に切り上げるのは相当な精神力を使う。

     もし買った時の値段から下がったとして、

    「さあ10時になりましたよ。損しているけど、もう売っちゃって終わりにしましょう」

     と言われても、これから上がるかもしれない希望を抱いて持ち越しちゃうから。そんでもって上がるまでチャートに貼り着いちゃうから。
     私自身そんな姿が見えているから、最低でもスイングで勝てるようになるまでデイトレードには手を出さないと決めている。
     
    ■失敗から学んだ私は、この先生き残れるか
     話は戻り。過去の失敗から次の株を探す際は、月足や週足を必ず確認するようになった。その後、勝てるようになっただろうか?

     いいえ、なかなか勝てません。

     株の世界ってやっぱり甘くない。安易に飛びつかないを覚えると、今度はどのタイミングで買えば良いのか迷ってしまうのだ。
     月足や週足を確認するのは分かっている。じゃあ、週が変わったら、月が変わったら、どう判断すればええんや?
     
     今度はこの壁が私の前に立ちはだかった。
     判断出来そうな週の中頃には、上がる株はもう既に高みへとジャンプしているのだ。この頃には完全に買うタイミングを逃している。
     出遅れたからといって、焦ってジャンピングキャッチしてはいけないと教科書には書いてある。仕方なく待つか、他の株を探すしかない。
     そうこうしているうちにまた週が変わり、気がついたら月が変わっている。エンドレス。
     
     教科書を読み直しながら、多分このタイミングと思った時点で買っても中々勝てないことが多く、株の難しさを痛感する。
     そうこうしているうちに資金を80万ちょっとまでに溶かしてしまった、という訳だ。
     
     それでも一応収穫はあった。自分なりの「これがベストなんじゃないか」な、購入するタイミングが見つかったのだ。
     
     ぶっちゃけ教科書に書いてあったことをちゃんと理解していれば、もっと早く辿り着けたんじゃないかってのは否めない。でも私の場合は肌で理解する為に、失敗しても良いからある程度トレードを重ねるのは必要だったのだ。そうじゃなくとも、そういうことにしておく。
     
     めっっっっっっちゃ高い授業料だったけど、以下に「これがベストなんじゃないか」と思ったことをまとめる。
     

    ■グランビルの法則+レジサポラインを組み合わせる。


    ・グランビルの法則

     『グランビルの法則』とは、株価と移動平均線の組み合わせを用いた売買タイミングの判断方法である。

     「移動平均線って何やねん?」の人向けに解説すると、一定の期間の株価の平均値を割り出した線のことである。
     例えば5日移動平均線なら直近の5日間の平均の線が描かれるし、25日移動平均線なら直近の25日間の平均の線が描かれる。

    画像
    3本の線が各移動平均線である


     上の画像は太陽誘電(6976)の株価だ。3本の線が見えるだろうか。この線は色別にこのようになっている。
     黄緑⇒5日移動平均線(短期)
     青⇒25日移動平均線(中期)
     赤⇒75日移動平均線(長期)

     5日移動平均線は株価に沿って描かれているし、25日と75日移動平均線は緩やかに上がっているように描かれているのが分かる。
     更に直近のそれぞれの線の位置を確認すると、この株は短期的には下がっていて、中期的には横ばい。長期的には上がっていると分析できる。ちょっと今のタイミングでこの株を買うのは止めた方が良いと、判断できる。
     このように移動平均線とは、株価の動きを分析する時の大事な指標なのである。
     
     「移動平均線のことは分かったけど、結局グランビルの法則って何?」って話だが、グランビルの法則は75日線よりも更に長期の移動平均線を使った分析法のことである。
     
     伝統的なグランビルの法則は、200日の移動平均線を用いる。買いのタイミングだけ説明すると、200日線が上向きの時に株価が以下の動きをすると買いである。

    ・株価が200日線を上抜けした
    ・株価が200日線に近づいたが、また上昇した
     
     伝統的な方法はもっぱら長期投資用なので、短期で取引するスイングトレードの場合は、「5日線と25日線を組み合わせる」方法でも買いの判断は可能だ。
     
     「5日線が25日線を上抜けした」「5日線が25日線に近づいたけど、また上昇した」このタイミングで買うのがベターということだ。この場合に重要なのは。

    「25日線がちゃんと上を向いているか」\LARGE 「25日線がちゃんと上を向いているか」

     25日線が下向きの時は意味がない。
     
     その上で先程の太陽誘電の画像を見てみると、5日線が25日線に近づいた日が数か所あるのが分かるだろうか?そこが買いの候補となる。

    ・レジサポライン

     レジスタンスラインとサポートラインという用語だが、以下に簡単な説明を載せる。

    ・レジスタンスライン⇒株価の上昇を阻むライン。このラインを超えたら、この株の上昇の勢いは本物かもしれない。
    ・サポートライン⇒株価の下落を阻止してくれるライン。「下がってもここでストップしてくれるぞ」という安心のライン。このラインを下抜けしてしまったら、残念ながらその株が弱い証拠である。

     レジスタンスラインとサポートラインは、株価に勢いがある時は切り替わる関係にある。
     株価がレジスタンスラインを上抜けしたら、レジスタンスラインだったものがサポートラインに切り替わる。その逆もまた然り。

    ■上記をふまえて


     めっちゃ長い説明になったが、ようはグランビルの法則と、レジサポラインを組み合わせたら、ベストな買いのタイミングを割り出せるのではないか。ということだ。
     先程の太陽誘電の画像に、分かりやすくレジサポラインを引いてみよう。

    画像
    17500円の辺りに注目。6/4付近ではここで一旦上昇がストップ。6/26付近では、ここで下落が落ち着いている。
    これで17500円がレジサポラインだと分かる。


     レジサポラインに近くて、尚且つグランビルの法則の「5日線が25日線に近づいたけど、また上昇した」が当てはまるタイミングは……。

    画像
    水色の丸印が買いのタイミングかも!

     ここだぁあああああああ!!!

     もしこのタイミングで買ったとしても、2日後までちゃんと上がっている!これなら勝率が上がるぞ!
     
     
     え?5日線が25日線に近づかないまま、ずーっと上がり続けたらどうするのかって?

    諦めろ。\huge 諦めろ。
     
     悔しいのは分かる。めちゃくちゃ分かる。その株を買って儲かっている人がいる中で、自分は買うタイミングを逃して、ただただ上昇を指を咥えて見ているしかないなんて、めっちゃ悔しいよな。
     今ならまだ間に合うんじゃないか、これからもっと上がるんじゃないか、と思っても仕方ない。
     
     でもな、今からでも間に合うと思ってジャンピングキャッチするとな、そういう時に限って下がるんよ。株ってもんは。

     株に絶対はない。他の株が上がり続けてるからこの株も上がり続ける筈だと思っても、上がるか下がるかは蓋を開けてみないと分からない。またいつ上がるのか、下がるのかも分からない。アナリストだって予想を外すんだから。

     自分が株価を予知できる念能力者だったら、もっと楽にトレードできるのにね。
     
     1回だけジャンプして、その後すぐに下がって、そこからは全然上がらない。なんていう怖い動きも複数回見たことがある。
     だからジャンピングキャッチして「ここから下がりませんように」って祈祷するくらいなら、お宝探し(別の良さそうな株を探すこと)した方が精神衛生上ずっと良い。
     教科書でも他のトレーダーさんも口を揃えて「勝つことより負けないことが重要」だと言っている。
     負けの確立を少しでも減らすよう、既に上がっている株は花火でも見ている気分で眺めていよう。
     

    ■信用倍率を確認する


     気にならない人は気にしなくて良いけれど、「自分が買った時だけ中々上がらないし、逆に下がるんですけど」ってタイプの人は、ここを気にしてトレードした方が良いかもしれない。私もこのタイプだ。
     
     株には「信用取引」というものがある。要は証券会社からお金を借りて株を買うことで、「信用買い」とも言われる。
     『信用倍率』とは、信用買いしている人がどれだけいるかの指標になる。高ければ高いほど信用買いしている人が多い、ということだ。
     
     株で身を持ち崩す要因の1つに信用取引がよく上げられるが、その理由はシステムにある。

     株価が買った時より上がっているのなら何も問題はない。でも怖いのは下がり続けた時だ。
     証券会社から借金してまで買った株の値段が下がり続けると、当然その株は買った当時より価値が下がっているということになる。
     そうなると証券会社は困ってしまう。折角お金を貸したのに株の価値が下がってしまうんだから。
     企業としては、損を別の何かで補填しようと考える。するとどうなる?
     
     「追証(おいしょう)」という恐ろしいイベントが起きるのだ。
     
     平たく説明すると「株の値段が下がっちゃって価値が維持できなくなったから、担保として現金を指定の期日までに口座に入れてね」と証券会社から通知がくるイベントのことである。
     お金を借りて株を買っているからね。

     ちなみに無視するとどうなるか。

    「強制決済」と言って、信用買いした全部の株が強制的に売られちゃうぞ☆つまり、その時点での損が確定しちまうんだ☆

     自分のお金で買う「現物買い」ならいくら下がっても問題はない。問題はあるけど、上がるまで待つという開き直りの選択ができる。

     しかし信用買いして追証イベントが発生したら、開き直ることもできない。信用取引って怖いね。
     だから信用買いで買っている人は、株価がある程度まで下がると……。

    「あああああ!もうこれ以上は耐えられない!追証はヤダ!売ろう!」
     
     と逃げるように売ってしまう。その結果株価が余計に下がってしまうんだね。
     
     また株価が上がっても、以前に信用買いで損を抱えている人が多いと。

    上がった!よっしゃこの隙に売ろう!あ~~~!助かった~~~~!」}

     となって、中々上がりにくくなるんだね。
     
     口座内のお金に余裕のある人もいれば、カツカツの状態で信用取引に手を出している人もいる。
     信用取引をしている人のお財布事情が分からない以上、信用倍率が高い株は買わないほうが無難かもしれない。
     

    ■方法を編み出してからの勝率はいかに


     さて、肝心の勝率だが……。
     ぶっちゃけこの方法に気付いてからはまだ買ってない。だって気付いたの7月2日だよ?まだ丁度良い株ないって。
     なのでこれを読んだあなたが、私がまとめた方法で株を買う時は自己責任でお願いしたい。

    ■おわりに


     株のトレードを始めてから早3か月。1日5千円の儲けどころか、30万弱の資金を溶かしたが、私は負けない。だってまだ資金は残ってるから。

     しかし身体は確実にストレスを受けているのか。ある日、睡眠時に歯ぎしりしていたのに気が付いた。以前はこんなことなかったのに。
     多分身体に悪いかもしれないが、それでも歯医者にマウスピースを作ってもらってまで投資を続けている。だって楽しいんだもん。働かずに金を得られるかもしれない状況が。
     
     ダメ人間の極みみたいなことを言っているが、気が付いたら朝でも夜でも常に色んな株価を調べて、次はどの株が上がるか、安心して買えるベストなタイミングはいつか、分析している自分がいる。
     おかしいね。まるで仕事してるみたいだね。もう良いや、趣味ということにしておこう。楽しいから。やらずにはいられないから。

     
     資金のマイナスとストレスを抱えている自分が、なぜ他の人への助言めいたこの記事を書き上げたのか。別にこれから投資を考えている人や、頑張っているのに勝ちきれない人へのエール♡な高尚な理由は一切ない。
     今後の肥やしにする為に、今までのトレードへの振り返りや反省点、改善点を備忘録的なエッセイにしたいな。という気持ちが元からあったのと、もう1つ重要な理由がある。
     
     転んでもタダでは起きねぇ。このエッセイ、創作大賞に出すからな。目指すは入賞や。

     自身のエッセイが書籍化される野望を持つ私は、この精神でこの記事を書き上げている。



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