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【倫・倱螪の話②】倱螪の原因・動機別行方䞍明者数女性の倱螪理由に぀いおの調べ・たずめ

倫・倱螪の話の2回目です。
今回は私の倫のこずに぀いおではなく、
女性倱螪者に぀いおの調査ずたずめをお届けしたいず思いたす。

甚いる資料は「什和5幎6月・什和4幎における行方䞍明者の状況」で、
譊察庁生掻安党局人身安党・少幎課から発衚されたものです。


1.倱螪で考えられる最も倚い理由

1-1.譊察庁統蚈で最も倚かった「疟病関係」ずは䜕か

譊察庁が公衚した「什和4幎における行方䞍明者の状況」を芋るず、
最も倚かった原因・動機は「疟病関係」でした。

行方䞍明の原因ず動機。疟病関係が最倚。
うち倧倚数を認知症が占める。

疟病関係の行方䞍明者は24,719人。
うち認知症が18,709人ず倧倚数を占めおいたす。

疟病関係での行方䞍明には、
認知症の症状によっお自宅ぞ戻れなくなったケヌスや、
粟神的䞍調が背景ずなったケヌスなど、
病気や健康状態が関係しおいるものが含たれたす。

䞀方で、「疟病関係」に関わらず、
倱螪原因の内蚳や性別たでの詳现は公衚されおいたせん。

この統蚈から分かるのは、
「行方䞍明者では、疟病関係が最も倚い原因・動機だった」
ずいう事実たでです。

その背景に぀いおは、
䞀人ひずり事情が異なるこずを忘れずに読み進めるこずが倧切だず感じたす。

1-2.認知症や粟神的䞍調が行方䞍明に぀ながるケヌス

譊察庁が公衚しおいる「疟病関係」には、
病気や健康状態が関係するさたざたなケヌスが含たれおいたす。
その䞭でも、瀟䌚的によく知られおいるのが、
認知症による行方䞍明です。

認知症になるず、自宅ぞ垰る道が分からなくなったり、
倖出をし「家に垰ろう」ず、道に迷っおしたったりするこずがありたす。

本人には「行方をくらたす」ずいう意思はなくおも、
結果ずしお家族が行方䞍明届を提出するケヌスがありたす。

たた、粟神的䞍調を抱えおいる方の䞭にも、
突然家を出おしたったり、
連絡が取れなくなったりするケヌスがありたす。

ただしこれらも、
譊察庁の統蚈では「粟神的䞍調」による人数や性別、割合は
公衚されおいたせん。
「疟病関係」のカテゎリ内で、
どの皋床を占めおいるのかは分かりたせん。

そのため、この統蚈から読み取れるのは、
「行方䞍明者では疟病関係が最も倚かった」ずいう事実たでです。

䞀人ひずりがどのような経緯で行方䞍明になったのかは、
統蚈だけでは分からないこずも忘れおはいけないず感じたした。

1-3.女性の倱螪ず家庭問題の関係

資料には男女別の原因・動機の内蚳は蚘茉されおいたせんが、
党䜓の原因・動機別統蚈は瀺されおいたす。

原因・動機別行方䞍明者数の掚移。
「疟病関係」の次に「家庭関係」が倚い

行方䞍明者党䜓の原因・動機で「家庭関係」は12,899人15.2%ず、
疟病関係の次に倚い芁因です。

䞀般的に女性の倱螪理由ずしお
家庭関係が倧きな割合を占める傟向があるず考えられたす。

若幎女性や䞻婊局での倱螪理由の具䜓䟋
・家庭内トラブルやDVによる家出
・高霢女性の認知症による倱螪
・若幎女性の孊業・異性問題、䞀時的な衝動による家出

※他にもさたざたな芁因が存圚するこずに泚意が必芁。

しかし、女性の倱螪が党お家庭の問題に起因するのではなく、
・疟病関係
・その他事故や犯眪被害など
・䞍詳

なども倧きな割合を占めおいたす。

より詳现な分析には男女別・幎霢局別の詳现なデヌタが必芁ですが、
珟状の資料から、党䜓傟向ずしお家庭関係が重芁な芁玠であるこずは明らかでしょう。

2.「家庭関係」ずは䜕を意味するのか

2-1.届出時の申告内容をもずにカテゎリヌ分けされる

譊察庁の統蚈を芋おいるず、「家庭関係」ずいうカテゎリヌが出おきたす。
この蚀葉だけを芋るず、「家庭内でトラブルがあった人」ず
捉えおしたいそうですが、
倱螪者の玄6人に1人が該圓※し、実はそう単玔ではありたせん。

「家庭関係」カテゎリヌずは、
家庭内の人間関係や環境に起因する問題党般を指しおいたす。

 äž€èˆ¬çš„な考えられるケヌス ïœž
・家庭内トラブル倫婊、芪子、兄匟姉効など
・家庭内暎力DV
・家庭環境ぞの䞍満やストレス、環境芁因
・家族内の䞍和や葛藀

さらに、以䞋のような問題もあるようです。
・家庭内での孀立感
・家族からのプレッシャヌ
・将来に関する家族ずの意芋の盞違進路や結婚など

資料からは、家庭関係が倱螪の倧きな芁因のひず぀であるこずず、
その内容は倚皮倚様であるこずが分かりたす。


【ここで知っおおきたいこず】

この原因・動機は、
行方䞍明になった本人が譊察に説明したものではない
ずいうこずです。

倚くの堎合、譊察は、
家族などから提出された行方䞍明届や受理した時点で、
把握しおいる情報をもずに原因・動機を分類
しおいたす。

そのため、「家庭関係」ず分類されおいおも、
それが本人の本圓の倱螪理由ずは限りたせん。

本人しか分からない事情があった可胜性もあり、
この統蚈だけで背景を断定するこずはできないのです。

※ 什和4幎および什和5幎のデヌタでは、行方䞍明の原因・動機のうち「家庭関係」が占める割合は玄15.2。分数に換算するず玄6.5分の1にあたり、「玄6人に1人」ずいう衚珟は、統蚈デヌタの実態をかなり正確に反映しおいるず考えたした。

2-2.「家庭関係」は倱螪理由で2番目に倚かった

什和4幎の譊察庁統蚈で「家庭関係」は、
行方䞍明者における原因・動機の䞭で、
「疟病関係」に次いで2番目に倚いカテゎリヌでした。

この結果から分かるのは、
「家庭関係」は決しお珍しい理由ではないずいうこずです。

家族ずの関係に悩んでいた人もいれば、
介護や同居生掻の負担を抱えおいた人もいるかもしれたせん。

しかし、譊察庁の統蚈では、
男女別の割合・その背景たでは公衚されおいたせん。

そのため、「家庭関係」が2番目に倚かったずいう事実は分かっおも、
「男性䜕割・女性䜕割」
「どのような家庭の事情が倚かったのか」たでは、
この統蚈では刀断できたせん。

統蚈を読むずきは、数字が瀺しおいる事実を受け止めるず同時に、
その数字だけでは芋えおこない郚分があるこずも
意識しおおきたい事柄だず思いたす。


2-3.䞀蚀では語れない 家庭内で起きるさたざたな事情

「家庭関係」ずいう蚀葉は、ずおも幅広い意味を持぀カテゎリヌです。
家族ず䞀緒に暮らし、その家庭の圢や抱えおいる事情は
䞀人ひずり異なりたす。

だからこそ、この資料を読むずきは、
「家庭関係」ずいう蚀葉だけで䞀぀のむメヌゞを持たないこずが倧切です。

机䞍明者の䞀人ひずりが眮かれおいた環境や状況は異なり、
その背景たで含めお読み取るこずは、この統蚈だけではできたせん。

統蚈では、瀟䌚党䜓の傟向を把握できるよう、
䞀定の分類に敎理されおいたす。
そのため、「家庭関係」ずいう倱螪理由の䞀぀のカテゎリヌの䞭にも、
さたざたな背景が含たれおいるず考えられたす。

そのこずを理解したうえで統蚈を芋るず、
「分かったこず」ず「分からないこず」の境界が、
より芋えおくるように思いたす。


2-4.数字だけでは芋えない、䞀人ひずりの家庭の事情

譊察庁の統蚈は、行方䞍明者党䜓の傟向を知るための倧切な資料です。
しかし、統蚈から分かるのは、あくたでも、
「䜕人いたのか」「どのような原因・動機に分類されたのか」
ずいうこずたでです。

䟋えば、「家庭関係」ず分類された䞀人を芋おも、
その人がどのような暮らしを送り、
䜕に悩み、どのような経緯で行方䞍明になったのかたでは分かりたせん。

だからこそ、数字だけを芋お
「きっずこういう理由だったのだろう」ず決めるこずはできたせん。

䞀方で、このような統蚈があるからこそ、
私たちは「どのような原因・動機が倚いのか」ずいう
瀟䌚党䜓の傟向を知るこずができたす。

数字を正しく受け止めるこず。
そしお、その数字の向こうには、
䞀人ひずり異なる家庭の事情や人生があるこずを忘れないこず。

その二぀の芖点を持぀こずが、
この統蚈を読み解くうえで倧切なのではないかず感じたした。


3.統蚈から女性が行方䞍明になる背景に぀いお考える

3-1.女性が行方䞍明になる理由は、䞀぀ではない

譊察庁が公衚した什和4幎の統蚈を読み進めおいくず、
人が行方䞍明になる理由は倚皮であるこずが分かりたす。

倱螪した女性に限らず、
女性を取り巻く環境や問題には、耇雑な面がありたす。

若幎女性や䞻婊局での倱螪理由の具䜓䟋
・家庭内トラブルやDVによる家出
・高霢女性の認知症による倱螪
・若幎女性の孊業・異性問題、䞀時的な衝動による家出

このこずからも、
「女性の行方䞍明は家庭の問題が原因」「女性はこういう理由で倱螪する」
ず、䞀぀の理由だけで説明するこずができないこずが分かりたす。

繰り返しになしたすが、
統蚈では、その倚様な背景の䞀぀ひず぀を説明するこずはできたせん。

しかし、「女性の行方䞍明にはさたざたな背景がある」
ずいう事実を、私たちは知るこずができたす。

今回の統蚈を通しお私は、
「䞀぀のむメヌゞだけで行方䞍明者を芋おはいけない」ずいうこずを、
改めお感じたした。


3-2.女性を取り巻く環境は、䞀人ひずり異なる

女性が行方䞍明になる背景を考えるずき、倧切なのは
「女性だから同じ理由で行方䞍明になる」ず考えないこずです。

女性を取り巻く環境は、䞀人ひずり倧きく異なりたす。

孊生、瀟䌚人、子育お䞭の母芪、䞀人暮らしの高霢者など、
幎代や生掻環境が違えば、抱える悩みや課題も倉わっおきたす。

内閣府の男女共同参画癜曞でも、女性を取り巻く課題ずしお、
・仕事ず家庭の䞡立
・生掻䞊の困難
・配偶者等からの暎力
・高霢期の課題

など、さたざたな瀟䌚的背景が瀺されおいたす。

だからこそ、譊察庁の統蚈を芋るずきも、
「女性だからこういう理由で行方䞍明になった」ず
䞀぀のむメヌゞで考えるのではなく、
その人ごずに異なる背景があるこずを忘れおはいけないず感じたす。


3-3.女性の行方䞍明を、䞀぀の理由だけで考えないために

譊察庁の統蚈は、
行方䞍明者党䜓の原因・動機の傟向を知るこずができる資料です。

䞀方で、女性䞀人ひずりが、
どのような思いで家を離れたのかたでは分かりたせん。
たた、女性が眮かれおいる状況も人それぞれ異なりたす。

家庭の䞭での圹割、仕事や孊業、健康状態、人間関係など、生掻の䞭にはさたざたな芁玠がありたす。

たずえば私・初穂は、高校生のころ、
家が厳しくお家出をしたこずが1床ありたす。

厳栌な父に察しおの反発です。
・成瞟䞊䜍から倖れるず和宀で正座、理由を聞かれる
 ïŒˆåœ“時はクラス䟿りに䞊䜍生埒の名前が出おいた時代
・「圌氏」ずいう存圚自䜓にい぀も怒る
・郚掻動以倖の掻動はNG塟やお皜叀はOK、バむトや孊校垰りに友人ず遊ぶはNG

なので、思い切っお垂倖にJRで出お行きたした。
持っおるお金は、1䞇円もなかったず思いたす。

家に垰らない぀もりではなく、
今思うず、もっず自由に倖を芋たかっただけ、でした。

翌日お昌頃垰るず、
「おかえり。譊察に行方䞍明の届け出を昚日の倜遅くに出しおたんだよ」
ず母から蚀われたした。
正盎、超ビビりたした

父は、
「おう、飯食ったか。ただならお母さんに蚀っお食え」ず。
「おう、譊察に電話だ。嚘垰っお来たっお」

ヌヌヌヌヌ ごめんなさい ヌヌヌヌヌ

だから私は、䞀人ひずり異なる背景があるこずを前提に、
この統蚈を受け止めたいず思いたした。

統蚈は瀟䌚党䜓の傟向を知るための倧切な資料です。
しかし、その数字だけでは語れない珟実もあるこずを忘れずに読みたいず思いたす。

・泚釈
 「女性を取り巻く状況は倚様」は男女共同参画癜曞の趣旚ず敎合。
 「統蚈は傟向を瀺す資料」は譊察庁資料から導き出したものである。
 男女共同参画局ホヌムペヌゞ
 


4.カテゎリヌだけでは、行方䞍明の背景は分からない

4-1. 統蚈で「人数」は分かっおも、「事情」たでは分からない

統蚈は、瀟䌚党䜓の傟向を知るために䜜られた資料です。
そのため、「家庭関係」が䜕人、「疟病関係」が䜕人ずいう人数は分かりたす。

しかし、その䞀人ひずりがどのような人生を歩み、
どのような思いで行方䞍明になったのかたでは知るこずができたせん。

同じカテゎリヌ内に分類された人たちであっおも、
眮かれおいた状況はたったく異なるかもしれたせん。

私は今回、譊察庁の統蚈を読み進めながら、
「数字は事実を教えおくれる。でも、その人の人生たでは語っおくれない」
ずいうこずを䜕床も感じたした。

統蚈を読むずきに倧切なのは、数字を正しく受け止めるこず。
そしお、数字だけでは分からない郚分があるこずも忘れないこずです。

その二぀を意識するこずで、統蚈は単なる数字の集たりではなく、
瀟䌚の珟状を知るための倧切な資料ずしお
芋えおくるのではないでしょうか。


4-2.数字の向こうにある「それぞれの人生」

譊察庁の統蚈では、
行方䞍明者は人数や原因・動機ごずに分類されおいたす。

資料ずしお芋るず、䞀぀ひず぀はただの数字です。
しかし、その数字には、䞀人ひずりの人生がありたす。

家族ず暮らしおいた人もいれば、䞀人暮らしだった人もいたす。
仕事をしおいた人もいれば、療逊䞭だった人もいたかもしれたせん。

その人がどのような毎日を送り、
どのような出来事を経隓しおきたのかは、
統蚈から知るこずはできたせん。

私は、この資料を読みながら、
「○人」ずいう数字だけではなく、
その䞀人ひずりに人生があったこずも忘れたくないな ず思いたした。

その数字の向こうには、それぞれ異なる人生があり、
それぞれを倧切に思う家族や友人がいる。

これこそ、
同じように倧切な事実なのだず感じおいたす。


4-3.統蚈を正しく読むこずが、行方䞍明者ぞの理解に぀ながる

今回、譊察庁の統蚈を読み進めおいく䞭で、
私が䜕床も感じたこずがありたす。

それは繰り返しなのですが、
「統蚈は事実を䌝えおくれる資料である」ずいうこずです。

行方䞍明者で最も倚かった原因・動機は「疟病関係」でした。
たた、「家庭関係」は2番目に倚いこずも分かりたした。
こうしたカテゎリヌず数字から、
行方䞍明者党䜓の傟向を知るこずができたす。

䞀方で、統蚈だけでは分からないこずもありたす。

䟋えば、「家庭関係」ず分類された人が、
どのような暮らしを送り、どのような出来事を経隓し、
どのような思いで家を離れたのか。
その背景たでは、この資料から読み取るこずはできたせん。

だからこそ統蚈を芋るずきは、
「数字が教えおくれるこず」ず「数字だけでは分からないこず」の
䞡方を意識するこずが倧切なのだず思いたす。

事実を正しく受け止めながら、
その数字の向こうには、䞀人ひずり異なる人生があるこずも忘れない。

そのような芖点で統蚈を読むこずが、
行方䞍明者や、その垰りを埅ち続ける家族ぞの理解に぀ながるのではないでしょうか。


5.「数字」ず「䞀人の人生」の䞡方を芋぀める

今回、私が倫の事案以倖で真剣に探ろうず思ったのは
「女性はどのような理由で行方䞍明になるのだろう」
ずいうこずでした。

実際に資料を読み進めおみるず、
数字から芋えおくる事実がたくさんありたした。

䞀方で、「行方䞍明の女性が、どういった理由でいなくなったのか」は、
カテゎリず数字だけでは、わかりたせんでした。

たずえば。。。
劻が「もう限界だ」ず思っお家を出たずしたす。

でも、倫の認識は「最近ケンカが倚かった」であり、
そのように届出をするかもしれたせん。

実際、劻は、「粟神的に远い詰められおいた」のかもしれなくおも、です。

本圓の倱螪理由は、本人にしかわからないこずが、
この調査でよくわかりたした。

だから私は、この統蚈を読みながら、
「数字」ず「䞀人の人生」の䞡方を芋るこずも倧切なのだず感じたした。

その数字の䞀぀ひず぀は、
誰かの人生であり、誰かの倧切な家族でもありたす。

これからも私は事実を倧切にしながら、
この「倫・倱螪の話」シリヌズを曞き続けおいきたいず思いたす。

もし、この蚘事が、
行方䞍明ずいう問題に぀いお考えるきっかけになったなら、
ずおも嬉しく思いたす。

この蚘事・調査を最埌たでお読みいただき、
誠にありがずうございたした。


次回は、
「【倫・倱螪の話③】幎霢局別行方䞍明者数ず所圚確認等の状況に぀いおの調べ・たずめ幎次別行方䞍明者届受理状況」に぀いおお届けしたいず思いたす。


▌【倫・倱螪の話①】はコチラ▌


いいなず思ったら応揎しよう