もう、かみさんは要らない - ファースト・コンタクト
みなさま、
はとばみなとです。
突然ですが。
かみさんは狡猾でした。
いえ、世の中の女性は皆、狡猾なのかもしれない。
そう考えると恐ろしいです。
会社や学校で、にこやかに笑っている女性達は
みな、男を陥れることしか考えない、狡猾な人種・・・、なのかもしれないのです。
いま現在の私は、離婚すべく、かみさんを家から追い出して、子供2人と私の3人で住んでいるのです。では、どんな流れを経て、現在の状況になったのか。もう一度振り返った方が良いのではないかと思ったのです。
その最初の一歩として、今日は、私とかみさんがどのように出会ったのかを書いてみたいと思います。
私がかみさんと出会ったのは、今で言う、婚活のパーティー会場でした。当時、私は既に30歳代でしたが、彼女ができたことがないという経歴の持ち主なのでした。
そのころはまだ婚活という言葉はなくて、そういったサービスに申し込んでいて、
パーティーにも参加しているというようなことは、なかなか、友人同士の会話でもあまり大きな声では言えないという時代でした。
とはいえ、30歳代にして彼女がいたことがないというのも、大きなトラウマで、それはイコール、結婚することもできないかもしれないという危機感も抱いている状況なのでした。
そんな私にとって、その日のパーティーは、ちょっと残念な感じのパーティーでした。というのも、出席者の男女の年齢層が高くて、私から見ると、多くの女性出席者が私よりも年上というパーティーだったのです。
で、そんな、その日のパーティーでは、実は、かみさんが、唯一私から見て年下の女性だったのです。私がその日のターゲットをかみさんに絞ったのは言うまでもありません。
さて、一通り、パーティーのプログラムも終わり、お開きとなりました。
そうなんです。
ここからが勝負なのです。
とにかく、目標にしている女性に話しかけて、お茶に誘うのです。
・・・なんか、今、こうして書くと幼いのですが、上でも書いたように、将来の結婚がかかっているかと思うと、結構プレッシャーで、私も夢中でした。しかも、彼女できない歴30年の私なのです。かなりハードルの高いミッションなのでした。
話を戻します。
私はかみさんの動きを横目で確認しながら帰る支度をしました。
しかし、かみさんの行動は早かったのです。さっさと帰り支度をすると、会場から出て行ってしまったのです。もちろん、私も荷物を持つと、すぐに追いかけました。
ところが、開場を出た私が見たのは、エレベータのドアが閉まるところ。そして、そのドアの中にかみさんの姿も見えたのです。
しまった、後れを取った・・・。
私は、がっかりしました。
今日も失敗か・・・。
いやいやいやいや、そこで諦めていれば、今のような未来にはなっていなかったのですから、ある意味、神様の導きだったかもしれません。いずれにしても、人生の分岐点ですよね。
ところが、事態はさらに展開したのです。
かみさんの乗ったエレベータのドアが閉まった直後、その隣のエレベータのドアが開いたのです。しかも、誰も乗っていません。私は急いで乗り込むと1階のボタンを押してドアを閉めました。
1階に降りた私はエレベータホールを出るとビルのエントランスホールに出ました。そこにはもう、かみさんの姿はありませんでした。でも、少し先を見ると、ビルの外の広場を駅の方に向かって歩くかみさんの後ろ姿があったのです。
私は夢中で追いかけると、かみさんの横まで行き、話しかけました。
「あの、さっきのパーティーにいた人ですよね?」
これが、私とかみさんのファースト・コンタクトなのでした。
この日の結末を書くと、このあと私とかみさんは近くの喫茶店に入って1時間ほど過ごしたのでした。さらに、店を変えて、夕食も取ったのです。そして、互いの連絡先を交換して、次の週末にあらためて会う約束もしたのです。
やったぞ、私。
よくやった、私。
やればできるじゃん、私。
当時の私は、これまでの人生で感じたことのないほどに舞い上がる気持ちを抑えながら帰途についたのでした。
・・・・・、
いやいやいや、現在の私から見れば、私が敗北の道へと足を踏み込んだ出来事なんですけどね。まあ、人生の分岐点です。
2026-09-22
はとばみなと
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