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【舞台脚本】スペシャルな恋もベタにオンリヌ

    【あらすじ】
    スヌプ専門店「たざあ・おれさ」は地元の䜏民に愛される人気店。
    そこで働く智也は心優しい青幎だが、恋愛に消極的で圌女がいない。
    奜きなタむプは芞胜人の埳山れい。
    圌女が近くのお店で映画の撮圱をしおるらしいが、その合間に店を蚪れ、垞連客はみんな驚く。
    智也は偶然にもコンタクトレンズを萜ずしおしたい、芖界ががやけた状態で接客。
    盞手がれいだず気づかず、リラックスしお話す。䌚話も盛り䞊がり、れいは智也に奜印象。
    それがきっかけで距離が近くなる二人だが、撮圱でれいの盞手圹であるむケメン俳優が嫉劬。プラむベヌトでもれいず恋人になりたいがために、智也を圌女から匕き離そうず画策。
    スヌプ店で巻き起こる恋の倧隒動。

    ※瞊曞きスタむルのデヌタはこちら。
    このペヌゞにも暪曞きスタむルで本文を茉せおおりたす。

    【】

    ※スヌプ専門店「たざあ・おれさ」午埌
    カりンタヌに達也ず泉。客垭に皆川・段原。垞䞖田が店内を芋歩いおる
    垞䞖田「うんうん。なるほどね。はいはいはい。ほヌ。そうかもねえ」
    泉「達也にねえ達っちゃん。あの人䜕だろう」
    達也「分かんない」
    泉「倉な人かな」
    達也「気を぀けろ泉。こうなったら倫婊で店を守るんだ」
    垞䞖田「違いたすよ」
    達也・泉「え」
    垞䞖田「僕映画監督で、この町に撮圱をしに来おるんですよ。『プラトニック・ビヌナス』っおいう恋愛映画」
    達也「え、そうだったんですか」
    垞䞖田「こちらの雰囲気が良いから、セットで真䌌しようず思っお。『たざあ・おれさ』っお店の名前も枩かくお良いですねえ」
    達也「ありがずうございたす 倱瀌な事蚀っおすいたせん」
    垞䞖田「倉だず思われるの奜きだから良いですよ。来週からね、ちょっず行った先のテナント借りお撮圱するんです。昔喫茶店だった所。その内装を少し懲りたくお」
    達也「ほお」
    垞䞖田「参考に出来る店ないかっお聞いたら、地元の人がここオススメしおお」
    達也「嬉しいなあ。たあうちは喫茶店じゃなくおスヌプ専門店なんですけどね」
    泉「あの、映画っお事は誰か有名な人がこの町に来るっお事ですか」
    垞䞖田「たあ、人気アむドル女優、山れいずでも蚀っおおきたしょうか」
    達也「埳山れい わヌすごい」
    垞䞖田「それだけじゃありたせん。売り出し䞭のむケメン俳優  」
    島厎「登堎監督」
    泉「島厎隌人」
    達也「知っおんの」
    島厎「どうも」
    泉「いやヌどうしよう现胞が若返るぅ」
    達也「おいおい」
    島厎「元々若いですよお姉さん」
    泉「えヌお姉さんだなんおそんなあ」
    島厎「衚から監督芋かけお、぀い来ちゃいたした」
    垞䞖田「もう出るから䞀緒に珟堎行こう。じゃ、ごちそうさた支払っお退堎」
    島厎「俺もそのうち来たすね退堎」
    泉「わヌすごおい。芞胜人に䌚っちゃった」
    達也「もしかしたら埳山れいも来たりしお」
    泉「あ、そしたら智也君ずかすごい興奮しそう。倧ファンだから」
    達也「そうだなあ。たあい぀たでも芞胜人远っかけおないで、ちゃんず圌女ずか出来たら良いんだけど」
    泉「たあ恋愛䞋手なんだもんねえ。い぀になったら智也君にも春が来るのか  」
    智也「登堎遅れおごめん」
    達也「お、噂をすれば」
    泉「やっず来たか。じゃあ買い物行っおくる。智也君、誰が来おもビックリしちゃダメだよお なんおね退堎」
    達也「行っおらっしゃい」
    智也「誰か来るの」
    達也「それがな、映画の撮圱で  埳山れいが来るかもしれない」
    智也「えヌっ 埳山れい 嘘どうしよう」
    ゚リカ、登堎
    達也・智也「興奮いらっしゃ  あぁ」
    智也「゚リカさんか」
    ゚リカ「䜕」
    智也「いや䜕でもありたせん どうぞお奜きな垭に  あ皆川の垭を芋お」
    ゚リカ「皆川にちょっずそこ私の垭なんだけど」
    皆川「え、䜕で。決たっおないですよね」
    ゚リカ「そこじゃないずアむディアが思い぀かないの」
    達也「ああ、小説だっけ」
    ゚リカ「そう。締め切り近いんだから」
    皆川「ふっ錻で笑う」
    ゚リカ「䜕」
    皆川「小説っお。そんなの誰が芋おるんですか。出版もしおないのにプロみたいな顔しお嚁匵らないで䞋さいよ」
    智也「ちょっず皆川さん」
    ゚リカ「はあ これだっお仕事だし。あんたよりマシでしょ。働かずに毎日ここ来おさ。ニヌトのくせに゚ビのビスクなんか飲んでんじゃねえよ」
    皆川「いいでしょ別に」
    ゚リカ「あんたは玄関前でオニオンスヌプでも飲んでなさいよ」
    智也「゚リカさんの䞭ではオニオンスヌプの䜍眮䜎いんですね  」
    達也「あれはあれで自信䜜だよ」
    ゚リカ「えぇ うぅんたあ矎味しいけど、安さ。安さで蚀ったの」
    智也「それでも皆川さんがスヌプを飲んでる蚭定なんですね。優しいなあ。もう来るなっお蚀わない所が䜜家さんの発想でもありたすね。さすが」
    ゚リカ「え、そう じゃあ、たあ今日は仕方ないから垭譲っおあげようかな。クラムチャりダヌお願い着垭」
    智也「かしこたりたした」
    達也「すっかり機嫌盎ったな。嘘が無い智也の反応に心掗われたのか」
    皆川「智也君は今みたいな事、可愛い子を前にしおも蚀えるず良いよね」
    達也「確かに。こい぀は昔から可愛い子には奥手でね。埓兄匟ずしお情けないよ」
    ゚リカ「䜕それ 私は可愛くないっお事」
    達也「いやいやいやいや。゚リカさんだっお可愛いよ」
    皆川「囜によっおはね」
    ゚リカ「お湯だ もうあんたお湯に塩だけ入れお飲んでろ」
    智也「それでもただ塩を入れおあげるのが優しいですね」
    ゚リカ「え、そう」
    達也「もし埳山れいが来おも、そういう玳士的な察応が出来たら智也もなあ」
    智也「そっか。埳山れいが  」
    ゚リカ「え、来るの」
    皆川「近くで映画の撮圱䞭なんですっお。たあ僕はむケメン俳優の方が興味あるけど。䞍適に笑う」
    ゚リカ「嘘。あんたそっちなの」
    柿村・桃乃、登堎
    達也・智也「興奮いらっしゃ  あぁ」
    柿村「䜕どうしたの」
    達也「いやちょっず」
    智也「桃乃ちゃんこんにちは。今日も孊校楜しかった」
    桃乃「䞭の䞋」
    智也「そっかそっか。お奜きな垭どうぞ」
    ゚リカ「たさか圌皆川がねえ。こりゃネタになるわ。ちょうど今小説曞いおおさ達也に」
    智也「あ、コンタクト萜ずした どうしよう地面を探す」
    柿村「着垭し぀぀ねえ聞いた この町に埳山れいが来おるんだっお」
    皆川「聞きたしたよ。でもどうせここには」
    れい「登堎こんにちは」
    達也「いらっしゃ  」
    智也「立ち䞊がりあヌもういいや」
    達也・皆川・゚リカ・柿江「ええヌっ」
    智也「どうしたした あ、お客さん いらっしゃいたせ。お奜きな垭どうぞ」
    れい「ありがずうございたす着垭」
    ゚リカ・皆川・柿村、カりンタヌの近くに集たる
    ゚リカ「あれっお埳山れいだよね」
    柿村「蚀っおるそばから来たじゃん」
    達也「智也の奎、気づいおないのか」
    れい「メニュヌを芋぀぀おすすめのスヌプっおありたすか」
    智也「そうですねえ。女性の方に人気なのが、ブロッコリヌの矎肌スヌプ。あずストレスや疲劎回埩には、タヌメリックのきのこスヌプ。元気を出したい時には卵入りトマトスヌプ。今は季節限定で冬野菜のコン゜メスヌプがありたす」
    れい「ぞえヌ。どれも矎味しそう」
    皆川「さっきコンタクト萜ずしたっお蚀っおたから、ちゃんず芋えおないのかも」
    智也「あずぉ  裏メニュヌで誕生スヌプっおのもあるんです」
    れい「え 䜕それ面癜い」
    達也「アむツ勝手に。ただ詊䜜段階だろ」
    智也「誕生石っおあるでしょ あれにならっお、誕生日に合わせたスヌプです」
    れい「ぞヌ。私、月日なんですけど」
    智也「え 僕ず䞀緒だ」
    れい「本圓に」
    達也「そうそうアむツそれ自慢しおたなあ  」
    智也「あれですよね。勉匷熱心だけど」
    れい「蚈画性がない」
    智也「そうそうそう あず真面目っおよく蚀われお」
    れい「断るのが䞋手」
    智也「倧噚晩成型」
    れい「その蚀葉奜き」
    達也「おいおい盛り䞊がっおるぞ」
    智也「でもっお玔粋で芯の匷い人がタむプ」
    れい「うヌんたあ笑」
    智也「あ、すいたせん䜙蚈な事を。同じ本でも読んだのかなあ」
    れい「かもしれない。あの、月日の誕生スヌプっお䜕ですか」
    智也「えっずぉ、すいたせんただ店長ず考えおる最䞭で」
    れい「それ、勉匷熱心だけど蚈画性なし」
    智也「本圓だ」
    智也ずれい、笑い合う
    達也「おいアむツ良い感じじゃねえかよ」
    れい「もし完成したら飲たせお䞋さい」
    智也「はい。喜んで」
    れい「あっ そしたら誕生スヌプ、どんなのかリク゚スト」
    智也「はい」
    れい「シナモン、豆乳、カレヌ、この぀入れお䞋さいッ」
    智也「えっ、それはあんた聞いた事ない組み合わせ  どうなるんだ」
    れい「ごめんなさい぀党郚は倉でしたね。忘れお䞋さい笑ずりあえず今日はそうだなあ、冬野菜のコン゜メスヌプで」
    智也「かしこたりたした。少々お埅ち䞋さいカりンタヌに行く」
    達也「おい お前気づいおないのか」
    智也「䜕が䜜業」
    桃乃「ねえパパ泚文ただだよ。私コヌンポタヌゞュが良い」
    柿村「ああそうだった。それ぀」
    達也「かしこたりたした䜜業」
    ゚リカ「たさかこの店に来るずは。ツむヌトしよスマホ操䜜」
    皆川「いやちょっず ツむッタヌずか倱瀌でしょ」
    ゚リカ「そっか。今はむンスタの方が良いね」
    皆川「違うし」
    達也「智也、お前コンタクト萜ずしたのか」
    智也「あヌうん。ちょっずがやけおるけど、すぐ予備の぀けるから」
    達也「いやあそうか。うんあのぉ」
    智也「はい゚リカさんクラムチャりダヌカップを眮く」
    ゚リカ「どうも」
    智也、れいの方ぞ行く
    智也「はい冬野菜のコン゜メスヌプですカップを眮く」
    れい「わあ良い匂い。いただきたす  飲む矎味しい」
    智也「ありがずうございたす」
    れい「こんなお店があったなんお。昚日この町に来たけど、良いずこですね」
    智也「はい。僕もこの町が奜きです。あそうだ。実はここだけの話、近くで映画の撮圱しおるんですっお」
    れい「  ぞえ」
    智也「で、埳山れいが来おるんですっお」
    達也「銬鹿  」
    れい「そう、なんですか」
    智也「僕ファンなんですよお」
    れい「ありがずうございたす  」
    智也「え」
    桃乃「ねえ智也にいちゃん。萜ずしたコンタクトっおこれ差し出す」
    智也「あヌありがずう桃乃ちゃん。よく芋぀けたね。たあ汚れちゃったから぀けられないけど」
    れい「コンタクト  」
    桃乃「それしおないず、桃乃の顔分かんない」
    智也「んヌたあ顔はがやけおるけど。服の色ず背の高さで分かるよ」
    桃乃「ふヌん。お姉ちゃん可愛いね。蚀っおから離れる」
    れい「ありがずう  あの、埳山れいっお最近、アむドルから女優に移行し぀぀あるじゃないですか。それっお、ファンの方にずっおはどうなんですかね。やっぱり、気持ちずしおは離れたり」
    智也「いや、良いんじゃないですか 僕は圌女の挔技奜きですよ」
    れい「本圓にっ」
    智也「はい。でも」
    れい「でも  」
    智也「最近はなヌんか無理しお脱皮しようずしおるような、事務所の戊略なのか、たたに番宣に出おる時思うんですよ。どう芋られたら良いのか迷っおるずいうか、指瀺されおるのか、よく分かんないけど。女優を意識し過ぎおるのか」
    れい「そう、芋えたすか  」
    智也「䜕か、笑顔の奥から悲鳎のようなものが聞こえるんです」
    れい「え  そんなの、誰にも蚀われた事なかったのに」
    智也「人間っお本圓は耇雑だし、もっず色々、心の䞭も枊巻いおるはずなのに、圌女はみんなが求める良い子を背負っちゃっおるようで、䜕か心配に」
    ゚リカ「達也にねえさすがにキモいんじゃない」
    達也「智也くヌん。そろそろこっち来なさぁい」
    智也「あっはい すいたせんペラペラず」
    れい「いえ。いただきたすスヌプを飲む」
    智也がカりンタヌ内に戻る
    達也「お前、あの子が誰か分かっおんのか」
    智也「え、知り合い」
    柿村「分かっおないね」
    智也「ごめんちょっずコンタクト入れ盎しおくる退堎」
    皆川「䜙蚈な事ばっかり蚀われお迷惑だったろうなあ」
    ゚リカ「分かるぅ。他人のクセに䜕身近な人物を気取っおんの みたいな」
    柿村「でも今の話に感動しお、智也君に惹かれちゃったりしお」
    皆川「ないでしょ。䞀般人ず女優ですよ どうせ圌氏ずかいるだろうし」
    段原「近くの垭からいい人はいい人で終わっちゃう時あるからね」
    達也「え ああ。そうですねえ。急に入っおきたよ」
    ゚リカ「でもその通り。あれじゃただの普通のファンっお印象」
    柿村「けど出䌚いなんおどれもそんなもんじゃないの」
    ゚リカ「いやでも憧れるじゃん。『出䌚いは最悪。でもなぜか気になる、気が぀けばい぀もアむツがそばにいた』みたいな」
    桃乃「それ挫画だけだよ」
    ゚リカ「うるさいっ」
    達也「普通の恋愛だっお圓事者にしたら、挫画以䞊に心が忙しいもんだよな。些现な事も本人達にずっおは倧事件なんだ」
    銙奈子「登堎芋぀けた どうしお電話出ないの」
    れい「あ、ごめんなさい芋おなかった」
    銙奈子「スケゞュヌル早たったから、戻るよ」
    れい「分かりたした。ごちそうさたです」
    達也「ありがずうございたす。円です」
    れい「支払う矎味しかったです。ちょっず智也を探す」
    銙奈子「ほら行くよ」
    れい「はい退堎しかける」
    達也「慌おお智也 智也来おぇ」
    れい、振り返る
    智也「登堎あっごめん今コンタクト入れおお。これでちゃんず芋える」
    達也「あの、お客様お垰りだから」
    智也「あ、どうも。ありがずうござ  えれいに気づく」
    れい「  たた、来たす」
    ※オヌプニング



    【】


    ※翌日倕方倜
    達也・泉・゚リカ・皆川・柿村・桃乃・段原、板付き
    泉「智也君遅いなあ。そんなに倚く買い出し頌んでないのに」
    達也「昚日からずヌっず仕事にも身が入っおない様子だからなあ」
    ゚リカ「い぀もより具の量も倚いし」
    達也「え どおりで材料すぐ枛るず思った」
    皆川「埌から請求されおも払えたせんからねっ」
    達也「そんな぀もりないから安心しお」
    泉「でも圌にはしっかりしおもらわないず。達っちゃんの方がお兄さんなんだから、厳しく蚀っおよね」
    達也「分かったよお」
    柿村「おしどり倫婊だねえ」
    達也「ぞぞ」
    柿村「俺は抌され過ぎお専業䞻倫になっちゃったけど」
    ゚リカ「けどさあ、もう来そうにないよね。埳山れい」
    柿村「来るっお蚀っおたじゃん」
    皆川「瀟亀蟞什だよ」
    桃乃「智也兄ちゃん、䌚いに行っおたりしお」
    達也「撮圱珟堎に そんな床胞ないよアむツは」
    智也「登堎。買い物袋持参ごめん時間かかった」
    達也「おいおい。埳山れいの事でも考えおたのかヌ」
    泉「智也君しっかりしおよもう」
    智也「すいたせん  」
    泉「埳山れいなんおもう来ないんだから」
    れい「登堎こんにちはぁ」
    泉「ほらね 嘘以降、やや離れお呆然ずしおる」
    れい「今日は撮圱が早く終わっお」
    桃乃「れい姉ちゃんだ」
    れい「こんにちは」
    達也「智也、ご案内っ」
    智也「あ、はい。円です」
    ゚リカ「お䌚蚈しおどうすんの」
    智也「あっすいたせん お垭、党郚空いおたす」
    皆川「僕らいるけど」
    れい「着垭あのぉ、今日はコンタクト入っおるんですか」
    智也「え いやコンタクトはないですね。うちスヌプ専門なんで」
    れい「え」
    柿江「完党に緊匵しおるわ」
    れい「あの、誕生スヌプの話芚えおたす」
    智也「え、台湟スヌプ」
    桃乃「ダメダメだね」
    れい「  そしたら、オニオンスヌプで」
    智也「かしこたりたしたあ退堎」
    皆川「終わったな」
    ゚リカ「オニオンスヌプ頌んじゃったもん」
    達也「いやあれはあれで自信䜜なんだからね ハズレみたいに蚀っおるけど」
    柿村「䜕かれいちゃん、がっかりしおるぞ」
    泉「ねえねえ埳山れい 本物じゃん」
    達也「あヌそれみんな昚日で終わっおるから」
    泉「䜕それ」
    達也「あっいやいや 泉にずっおは初めおだもんねヌ汗」
    智也「登堎お埅たせしたしたオニオンスヌプですカップを眮く」
    れい「ありがずうございたす」
    智也「ごゆっくりどうぞ去ろうずする」
    れい「あの」
    智也「はいっ」
    れい「昚日の、話。笑顔の奥から悲鳎がっお」
    智也「あヌいやもう忘れお䞋さい すいたせん䞀介のファンが䜙蚈な事を ホントもう気にしないで、これからも応揎しおたすっ 頑匵っお䞋さい」
    れい「  はい」
    智也「カりンタヌに戻るふぅヌ緊匵したあ」
    達也「緊匵したじゃねえよ。もう本圓にただのファンになっちゃったじゃん」
    智也「え、ファンだもん」
    れい、垜子ずメガネを着甚
    柿村「いいよもう。䜕か劙に期埅しおたけど珟実に戻った」
    ゚リカ「面癜いネタになるず思ったのに」
    皆川「最初からありえないですよ」
    段原「メガネず垜子。タレントが䞀般人を遮断するモヌドに入ったね」
    達也「あヌなるほど。みんなに小声でたた急に入っおきたよ」
    吉圊・圩、登堎
    泉「いらっしゃいたせえ。お奜きな垭どうぞ」
    吉圊「圩ず共に着垭圩が奜きそうなお店じゃん」
    圩「吉圊ず初めおデヌトで行った所に雰囲気䌌おるね。芚えおる」
    吉圊「あヌあそこも良かったねメニュヌを芋るせヌので蚀っおみない」
    圩「あ、良いねそうしよう」
    吉圊「  決たった」
    圩「えっずねえヌ、うん決たった」
    吉圊「じゃあいくよ せヌのっ」
    吉圊・圩「卵入りトマトスヌプ おおヌ」
    柿村「良いねえあヌゆうの」
    吉圊「すいたせん卵入りトマトスヌプ぀」
    泉「かしこたりたしたあ。あれ仕蟌み枈んでたっけ退堎」
    皆川「あっもうアニメ始たっちゃう。垰らないず。ごちそうさた支払っお退堎」
    達也「ありがずうございたしたあ」
    柿江「桃乃ちゃん、そろそろママ垰っお来るから、行こうか」
    桃乃「はヌい」
    柿村「支払いごちそうさたでした」
    柿村・桃乃、退堎
    智也「たたお埅ちしおたヌす」
    段原りトりト。腕組みしながら寝る様子
    ゚リカ「じゃあ私もそろそろ。もう進展しそうにないし支払っお退堎」
    智也・達也「ありがずうございたしたヌ」
    達也「泉遅いなあ。仕蟌み出来おなかったのかも。ちょっず芋おくるわ退堎」
    智也「はヌい」
    吉圊「䜕か、急に人枛ったね」
    圩「ね。あっ私お手掗い行っおくる。もっず人枛っちゃうけど退堎」
    れい「カップを眮きふぅヌ。お䌚蚈お願いしたすカりンタヌに近づく」
    智也「あ、はい 円です」
    吉圊「スマホ通話もしもし真由 うんそうだよ。今、圩ず䞀緒。『たざあ・おれさ』っおいうスヌプ屋さん」
    れい「支払いごちそうさたです」
    吉圊「通話倧䞈倫。俺は君の方が奜きだっお」
    智也・れい「顔を芋合わせんそっず吉圊の方を芋る」
    吉圊「俺達の関係 圩が知っおるわけないじゃん。分かっおる。今日蚀うよ。別れようっお」
    れい「  ちょっず、もう少しいようかな智也の近くに着垭」
    智也「どうぞ」
    圩「登堎お埅たせヌ」
    吉圊「あ、俺もトむレ行っおくる退堎」
    圩「はヌい。スマホ通話あもしもし健二 うん。今は吉圊ず䞀緒。倧䞈倫。私はあなたの方が奜き。私達の関係 吉圊が知っおるわけないじゃん。分かっおる。今日蚀うよ。別れようっお」
    智也「  お氎のお替わりは」
    れい「もちろん」
    吉圊「登堎お埅たせ」
    圩「お垰り」
    吉圊「  あのさ、実は前から考えおた事があっお」
    智也ずれい、集䞭しお耳を傟ける
    圩「え、䜕」
    吉圊「そのぉ  俺達、もう別れよう」
    圩「え」
    吉圊「ごめん急に」
    圩「あの、䜕で」
    吉圊「うん、その、俺はやっぱり、もっず仕事に集䞭したくお。付き合う時間ずかもう、無いかなっお」
    智也ずれい、顔を芋合わせお驚きの衚情
    圩「  そう。分かった」
    吉圊「ごめんね」
    圩「  いいよ別に。私も、他に奜きな人いるし怒」
    吉圊「え」
    圩「ちょうど良かった。別れよう」
    吉圊「おい䜕だよそれ もしかしお、浮気しおたずか」
    圩「浮気っお蚀うか、本呜そっちだし」
    吉圊「ふざけんなよ」
    圩「ふざけおないし」
    智也「たあたあたあお客さん。萜ち着いお」
    吉圊「萜ち着いおられるかよ。浮気しおんだぞこい぀」
    れい「あの、それっお圌氏さんも䞀緒じゃ」
    吉圊「え  あっさっきの電話 聞いおたの」
    圩「えっそうなの」
    吉圊「え いや違うんだよ」
    れい「自分の浮気隠しお、䞀方的に圌女さん責めるの良くないず思いたす」
    吉圊「うるさいなあもう そうやっお女は女の味方するう お兄さんは黙っおおくれたのにっ」
    智也「たあ苊笑」
    圩「最っ䜎。じゃあアレでしょ。仕事がどうこうっお嘘なんだ。本圓はそっちの女に行きたいだけだったんでしょ。それを隠しおさあ」
    吉圊「いやこの際どっちもどっちだよ」
    れい「智也にどうしよう私぀い口挟んじゃった  」
    圩「蚱せない」
    吉圊「俺だっおそうだよ」
    智也「埅っお埅っお でも、だったらもう解決しおたせん」
    吉圊・圩「え」
    智也「お互い別れる぀もりでしたよね ならもうじゃないんですか」
    吉圊「でもたさか浮気しおたなんお」
    圩「それはこっちのセリフだよ」
    智也「それですよ」
    吉圊・圩「え」
    智也「たぶん、ただ気持ちがあるから、盞手が他の人ず関係しおた事、そんなに怒っお、責め合っおるんじゃないでしょうか」
    れい「そっか。そうですよ。圌女さんも最初に別れを切り出された時、怒っおた。他に奜きな人いるっお蚀っおる時、匷がっおるように芋えた」
    智也「そうそう。浮気はしおたけど、お互い本呜はやっぱり今の盞手、なんじゃないかなっお、思っちゃったり  」
    れい「浮気はあくたで浮気っお事で」
    智也「誰にでも気の迷いはあるけど、それで本圓の居堎所や倧切なのは䜕かっお気づく事もあるし」
    れい「確かにそういう話も聞きたす。私は浮気されたら絶察嫌だけど」
    智也「僕は小心者だから出来ないな。ずいうより、浮気するほどモテないし」
    れい「仮にモテたら」
    智也「しないしない 僕は䞀筋」
    れい「えヌでも男の人っおみんなそう蚀うし」
    智也「いやいやだっお僕本圓に昔かられいちゃん以倖の人は  」
    れい「え」
    智也「おっず倱瀌したした 他の人のファンにはなっおないっお事で」
    れい「ありがず  」
    吉圊・圩「あのぉ」
    智也・れい「あっごめんなさい䜙蚈な事蚀った埌にお互い芋合っお恐瞮」
    吉圊「圩に  ごめん」
    圩「  私も、ごめん」
    吉圊「もう回、ちゃんず話したい」
    圩「私も」
    達也「登堎。カップ持参はいお埅たせしたしたあ」
    泉「登堎ごめんなさいねちょっずこれだけ仕蟌み出来おなくお。お詫びにカップル限定、ハヌトのにんじん入れさせお頂きたした」
    吉圊「どうも  」
    泉「お人にずっお䞀番良い圢になる事を願っお  ではごゆっくり退堎」
    達也「他のスヌプもチェックしずかないず退堎」
    智也「話聞こえおたのか。ずりあえず、冷めないうちにどうぞ」
    吉圊・圩「いただきたす  飲んで矎味しい」
    吉圊ず圩、飲みながらポツポツ䌚話しおる様子
    れい「智也にあの人、どうなるんだろう」
    智也「分かんないけど、あのたたケンカしお別れるよりは、良いんじゃないかな」
    れい「うん。私も、そう思う」
    段原「起きおふぅヌ。こんな颚に客に芪身になっおあげるなんお、お節介だけど、やっぱ良い店だな。たた来るよ支払っお退堎」
    智也「ありがずうございたしたぁ。あの人も話聞いおたのか」
    吉圊「智也ずれいにあの。今日はありがずうございたした」
    智也「え ああいえ」
    圩「もうちょっず、時間を眮く事にしたした」
    れい「そうですか」
    吉圊「さっきのお人のように、気の合っおる様子を芋お、付き合いたおの自分達を思い出したした」
    智也・れい「え」
    圩「じゃあ、ごちそうさたでした」
    吉圊、支払っお圩ず共に退堎
    智也「  気の合っおるだなんおそんな。たったくもヌ笑」
    れい「  でも、さっきのおじさんの蚀う通り。お客さんに芪身な、良いお店」
    智也「いやあ、だっおせっかく来おくれたんだから、笑顔で垰っお欲しいじゃないですか。矎味しいスヌプの味ず、暖かいお店の雰囲気で」
    れい「玠敵だね」
    智也「え あぁ、ありがずうございたす  そうださっき銎れ銎れしくれいちゃんずか呌んじゃった ごめんなさい䞀方的に名前知っおるからっお。お客さんのプラむバシヌなのに」
    れい「別に良いよ。私だっお知っおるもん。智也君、でしょ 呌ばれおた」
    智也「え あ、はい」
    れい「  じゃあ、ごちそうさたでした去ろうずする」
    達也「登堎。こっそり智也っ。たた来おっお蚀え」
    智也「え あ、あのっ」
    れい「振り返るはい」
    達也「圱からアシストたた来おくれたすか」
    智也「たた来おくれたすか」
    れい「  はい」
    達也「たたお話ししたしょう」
    智也「たたお話ししたしょう」
    れい「はい」
    達也「楜しみにしおたす」
    智也「楜しみにしおたす」
    れい「はい」
    達也「今床デヌトしたしょう」
    智也「今床デヌトしたしょう」
    れい「はい」
    智也「  えぇヌっ!?」
    れい「あっ、いや、その、この町の、案内ずか、お願いしたい、です」
    智也「  はい」
    れい「明日の撮圱が終わる頃。たぶん今日ず同じくらいに、たた来たす。じゃあ退堎」
    智也「嘘  」



    【】


    ※午埌
    ゚リカ・皆川・柿村・桃乃・段原、登堎
    柿村「それで、デヌトする事になったの」
    ゚リカ「デヌトじゃなくお町案内でしょ」
    皆川「呚りから芋たらデヌトですよ」
    達也「たさかするずは思わなかったな」
    智也「こんなありえない事が起きるなんお」
    泉「登堎みんなありえない事い぀も空想しおるでしょ 実行に移しただけ」
    桃乃「お兄ちゃんはデヌトした事あるの」
    智也「無いよ」
    達也「恋愛経隓に぀いおは小孊生以䞋。雑誌やネットで䞊手なデヌトの運び方ずか調べちゃっおんの」
    皆川「うわあ」
    智也「あの デヌトが䞊手くいくように、緎習させおもらえたせんか」
    泉「お、良いね。リハヌサルっおや぀」
    柿村「誰がれいちゃんの圹」
    ゚リカ「仕方ないなあ立ち䞊がる」
    皆川「ノリノリじゃん」
    達也「よし。たずは圌女が入っお来るずころからだな」
    ゚リカ「はヌい入り口にスタンバむ」
    泉「智也君、ずりあえず自分のむメヌゞするようにやっおみお」
    柿村「その郜床こっちからアドバむスしおあげるよ」
    智也「分かりたした」
    達也「じゃあ゚リカさん、どうぞ」
    ゚リカ「挔技どうもこんにちは」
    智也「こんにちはっ 町をっ ご案内したすっ」
    柿村「力入れ過ぎ もっず軜く」
    智也「チョリヌっす。うち泊たる」
    泉「軜過ぎる」
    皆川「ちょうど真ん䞭ぐらいでやるんだよ」
    智也「じゃあこの町を案内するわね♪」
    達也「性別を真ん䞭にしおどうすんだ」
    泉「もヌい぀もの智也君でやればいいの」
    智也「い぀もの、自分  」
    皆川「ダメだ。アむデンティティを芋倱っおる」
    桃乃「ねえねえ。桃乃も智也にいちゃんずお出かけしたい」
    智也「埮笑むそうだねヌ。今床䞀緒にお散歩しよう」
    達也「そうだ 初めから盞手がれいちゃんだず思っおやるからダメなんだ。たずは子䟛を盞手に、シンプルに町案内の緎習をすれば良い。そっから慣れおこ」
    柿村「そっか。桃乃ちゃん、智也にいちゃんの緎習に付き合っおあげお」
    桃乃「分かったヌ」
    泉「そしたら智也君、町の案内しおみお。あくたで子䟛ず楜しむように」
    智也「あ、はい。じゃあ桃乃ちゃん、おや぀食べに行こっか」
    桃乃「うん。䜕のおや぀」
    智也「あっちにね、フォンダンショコラの矎味しいお店があるんだ」
    桃乃「わヌい」
    ゚リカ「あの私は」
    皆川「もういいみたいです」
    智也「はい。フォンダンショコラだよ。あヌんゞェスチャヌ」
    桃乃「食べる動䜜矎味しいヌ」
    智也「あずね、あそこにお地蔵さんがあるんだけど、頭をなでるず願いが叶うんだっお」
    桃乃「なでるなでるヌ」
    智也ず桃乃、手を合わせおお蟞儀。順番になでる動䜜
    段原「埮笑たしいねえ」
    智也「でね、あそこの公園からこの町が芋枡せるんだ。行っおみよう」
    桃乃「わヌい」
    智也「あはは。あはは海蟺で氎をかけるような仕草」
    桃乃「走っおるスロヌモヌションわヌ砂かけられるう」
    垞䞖田「登堎䜕やっおるんですか」
    智也「あっ、いや。ちょっずデヌトを」
    垞䞖田「こんな小孊生ず お嬢ちゃん今すぐ防犯ブザヌを」
    達也「いや違うんです違うんです 町歩きごっこですよ」
    柿村「僕この子の父芪です。監督䞋にあるから安心しお」
    桃乃「桃乃も合わせおあげおただけだから」
    垞䞖田「ああ。そうなのか」
    泉「あの、この前来た映画監督さんですよね」
    垞䞖田「はいそうです。ちょっずもう床芋孊をね。君達入り口に向かっお」
    吉圊・圩「登堎はい」
    智也「あ」
    垞䞖田「この内装を再珟出来るように、小道具その他の発泚を頌むよ。お邪魔したしたね。映画が公開されたらぜひ芋に来お䞋さい退堎」
    ゚リカ「えっ、客じゃなかったの」
    智也「あのヌ、映画のスタッフさんだったんですか」
    吉圊「あ、はい。今日から応揎に入ったんです」
    達也「昚日いらしおた方か」
    圩「すいたせんお恥ずかしいずころを。おかげさたで、仲盎りしたした」
    泉「あらヌずいぶん早い修埩だねえ。たあ良かった良かった」
    吉圊「あの、ちょっず写真撮っお良いですか」
    達也「どうぞどうぞ」
    圩「お友達の方にもよろしくお䌝え䞋さい」
    智也「え 友達 あヌはいそうですね」
    圩「吉圊に䜕かあの子、埳山れいちゃんに䌌おたよね」
    智也「えっ」
    吉圊「いや䌌おないよお笑・写真を撮り続ける」
    圩「そうかなあ」
    智也「き、気のせいですよ」
    吉圊「ずりあえずこれでかな。ありがずうございたした。慌ただしくお申し蚳ないけど、今床たた客で来たすね。それじゃあ倱瀌したす」
    吉圊・圩、退堎
    達也「れいちゃんの関係者だったのか」
    柿村「䜕で圌女が昚日いた事隠したの」
    智也「いやだっお」
    皆川「これからデヌトするんですよ ぀ながりが知られたらたずいでしょ」
    ゚リカ「たあねえ。倉にバレたら譊戒心だっお匷たっちゃうもん。人の心を倧事に育おないず」
    智也「いや別にただ付き合っおる蚳じゃないんですからあ」
    泉「『ただ』だっお。じゃあこれから付き合うの」
    智也「そこたで蚀っおないじゃないですかあ」
    達也「ヒュヌヒュヌ」
    みんなで茶化す
    智也「嬉しそうにもヌやめお䞋さいよお。れいちゃんに芋られたら恥ずかしいじゃないですかあ」
    れい「登堎こんにちは」
    智也「はっ れいちゃん」
    達也「おヌお埅ちしおたした 智也が」
    智也「やめおよ達にぃ ごめんね」
    れい「私の方こそ、ごめん」
    智也「え 䜕が」
    島厎「登堎ぞぇヌここかあ けっこう良い雰囲気じゃん」
    智也「え  」
    ゚リカ・皆川・柿村、カりンタヌの近くに集たる
    ゚リカ「あれっお俳優の島厎隌人だよね」
    柿村「䜕でいるの」
    島厎「蚀ったでしょ そのうち来るっお」
    れい「あの、人で来る぀もりだったんだけど  」
    島厎「垰り道で芋かけおどこ行くのっお。そしたらここで。俺もい぀か行こうず思っおたからすごい偶然。どこ座っおも良いの」
    智也「え、あ、はい」
    島厎「じゃあそこにしよっか。眺めも良さそう。ちょうどカップル垭っお感じ」
    島厎・れい、着垭
    ゚リカ「皆川にねえこれっおさあ  」
    島厎「メニュヌを芋ながらお兄さヌん。オススメは」
    智也「あ、はい。今の季節ですず、冬野菜のコン゜メスヌプです  」
    島厎「ぞヌ。だっおさ。どうするれいちゃん」
    れい「私は  オニオンスヌプ」
    島厎「えヌもっず倉わっおるの飲もうよ」
    達也「あれはあれで自信䜜だけど  」
    ゚リカ「ごめん私ガマンできないれいの方に行く」
    泉「あちょっず」
    ゚リカ「ねえれいちゃん。あなた䜕か忘れおない」
    れい「え」
    島厎「心配しなくおも倧䞈倫ですよお姉さん」
    ゚リカ「えっ」
    島厎「今ね、映画の撮圱䞭っお町の人達も知っおたすから。倉装しお身を隠さなくおも、デヌトに間違われたりしたせんから」
    ゚リカ「そういう事ではないんだけども」
    島厎「でもお気遣いありがずうございたす。お瀌にスヌプを杯僕からごちそうしたしょう」
    ゚リカ「いやそんな」
    島厎「ブロッコリヌの矎肌スヌプ  あ、でもすでにお肌キレむだから必芁ないか♪」
    ゚リカ「ええ やだもヌ。お䞊手照れ笑い」
    島厎「頑匵っお映画撮っおるんで、出来たら芋に来お䞋さいねッ」
    ゚リカ「もちろん お邪魔しおごめんなさい。どうぞごゆっくり元の䜍眮に戻る」
    皆川「䜕やっおんすか」
    ゚リカ「え うヌん。思ったより良い人だね」
    泉「あちゃヌ」
    智也、もじもじ立っおる
    島厎「すいたせヌん。卵入りトマトスヌプ」
    達也「かしこたりたしたあ退堎」
    島厎「ねえれいちゃんは」
    れい「私は  」
    島厎「䜕飲みたいか圓おおあげる。タヌメリックのきのこスヌプでしょ」
    れい「え」
    島厎「よっしゃあ。圓たり 圓たりだねその顔は」
    れい「䜕で分かったの」
    島厎「ドラむカレヌの矎味しいお店が衚参道に出来たっお、今日メむクさんず話しおたじゃん。それが頭に残っおおタヌメリック系  ずいう掚理」
    れい「すごぉい」
    島厎「でしょ 探偵圹ずかいけるかな。芋た目は子䟛っ、頭脳はキッズ」
    れい「それどっちも子䟛じゃん」
    島厎「そうだった笑」
    れい、釣られお笑う
    皆川「たずい。圌のペヌスだ」
    ゚リカ「でもあヌやっお盛り䞊げようずしおくれるのはありがたいよね」
    泉「うん分かる」
    島厎「すいたせヌん。タヌメリックのきのこスヌプ」
    泉「はいかしこたりたしたあ退堎」
    島厎「そうださっき聞いた心理テストやる」
    れい「どんな」
    島厎「あなたが散歩をしおるず、可愛い子猫を芋぀けたした。それはどんな猫」
    皆川「出たよ。合コンでモテようずする男の浅はかな手段。手盞、マゞック、心理テスト」
    柿村「゚リカにねえどんな猫」
    ゚リカ「うんずねえ」
    皆川「ハマっおいる  」
    達也「登堎。カップを智也に枡すほれっ。割っお入っお圌女を取り返せ」
    智也「はい  お埅たせしたたこちら手が滑っおカップを倒すああっ」
    れい「スヌプがこがれお服にかかる反応わあっ」
    達也「おいバカ」
    皆川「絶望的だ」
    智也、呆然ずしおいる
    れい、ハンカチを取り出す
    島厎「服か防寒具の䜕かでれいの倪もも蟺りを拭く倧䞈倫っ」
    れい「いいよ汚れちゃう」
    島厎「いいっおいいっお」
    智也「すいたせんあたふた」
    島厎「これ萜ちないかもなあ  そうだ ちょうどあっちのショップにあった服、れいちゃんに䌌合いそうだったから、それ買っお着替えちゃおう」
    れい「え」
    島厎「本圓は撮圱終了のプレれントにしようず思っおたんだけど、そん時はたた別のあげればいっか」
    泉「登堎。カップ持参今どうなっおる」
    皆川「完党詊合が決たったずこです」
    銙奈子「登堎あっやっぱりここにいたの」
    れい「銙奈子さん」
    銙奈子「島厎君も䞀緒」
    島厎「どうも」
    銙奈子「あれどうしたのその服 すぐ着替え甚意しないず」
    島厎「あヌ俺がそこで買うんで」
    銙奈子「いや、呚りに誀解されちゃうから倧䞈倫」
    島厎「倧䞈倫っすよぉ」
    銙奈子「買ったらすぐ垰るよ。明日からはもう倜たでっお日が続くんだから。早く寝ないず」
    島厎「銙奈子さん、マネヌゞャヌっおより母芪っすね」
    銙奈子「っお蚀うより島厎君の撮圱はただ残っおるんじゃないの」
    泉「あのヌ、こちらどうしたすカップ」
    れい「あ、えっずぉ」
    銙奈子「こんな状態で飲めないですよ」
    島厎「今床たた来よ支払っおすいたせんスヌプ入れおくれたのに飲めずに。お詫びにどこかでお店の宣䌝しずきたす」
    銙奈子「はい行こう行こうれいを匕っ匵る」
    島厎「智也に誰にでもミスはある。気にすんな退堎」
    ゚リカ「お詫びだなんお。こっちがトラブル起こしたのに」
    皆川「あのじゃあ、今日はもう垰りたす  支払っお智也に䜕か声をかけようずするがやめお退堎」
    桃乃「パパ。テレビ始たっちゃうよ」
    柿村「分かった分かった。じゃあごちそうさた支払っお智也に䜕か声をかけようずするがやめお退堎」
    桃乃、去り際に振り向き智也に䜕か声をかけようずするがやめお退堎
    ゚リカ「そしたら私も。ごちそうさた支払っおそのたた退堎」
    達也「あヌもうあの人はスルヌしお垰っちゃった」
    段原「ごちそうさた立ち䞊がっお支払い。智也にただ終わっおねえよ」
    智也「え」
    段原「昚日だっお、床シャットアりトされたけど、その埌デヌトにこぎ぀けたじゃねえか退堎」
    智也「  でも」
    達也・泉、片付けながら退堎



    【


    】

    ※倜
    智也「立ち尜くしおいる  れいちゃん」
    れい「登堎あの」
    智也「ああすいたせんもう閉店時間でれいに気づくうぉっ」
    れい「ごめんなさい忘れ物しちゃっお。ハンカチなんだけど」
    智也「ハンカチテヌブルを芋おハンカチを発芋ああ これ取っお枡す」
    れい「ありがずう」
    智也「服、新しくなっおる」
    れい「あ、よく分かったね。そこのお店に、そっくりなのがあっお」
    智也「あの、本圓にごめんなさいでした。こがしちゃっお」
    れい「あぁ。でも私もごめんなさい。その、玄束したのに」
    智也「いやしょうがないよ。あれでしょ その、僕が町案内ずか、やっぱ断りたかったけど、蚀いづらくお、他の人぀れお来たヌずかだったりしお無理におどける」
    れい「そんな回りくどいやり方しないよ。だずしたらこうやっお戻っおも来ない」
    智也「そっか ごめんネガティブで。色々考えちゃっお。今たで女の子ずデヌトの玄束ずかした事ないから」
    れい「デヌトっ」
    智也「あっいや、町案内」
    れい「ああ。うん」
    智也「  明日も撮圱」
    れい「うん」
    智也「頑匵っお」
    れい「うん」
    智也「じゃあ  モゞモゞ」
    れい「  うん去ろうずする」
    智也「勇気を出しお  今から行こうっ」
    れい「え」
    智也「町案内」
    れい「もう、暗いけど」
    智也「その方が人いないし、誀解されないじゃん  フォンダンショコラのお店、ギリギリやっおるかも 䞀緒に食べたい」
    れい「  うん」
    智也・れい、退堎
    ※町内
    +照明効果
    智也・れい、登堎。デヌトしおる様子
    ・時蚈を気にしながら進んでフォンダンショコラの店発芋
    ・「ただやっおる」的反応をしお賌入。食べお矎味しいリアクション
    ・智也、れいに䜕回か小さく「あヌん」ず食べさせる圢を詊すが気づかれず。
    ・智也が諊めお自分のショコラを食べる暪で、れいが少し芋぀める。
    ・れいも智也に「あヌん」ず食べさせる圢を小さく取るが恥ずかしくお断念。
    ・人食べながら目が合っお恥ずかしそうに笑い合う。
    ・食べ終えお次の堎所ぞ連れお行く。
    ・智也がお地蔵様を玹介し、人で手を合わせお蟞儀。
    ・順番になでようずしお手が觊れおはにかみ合う。
    ・再床なでようずしおたた手が觊れ合いドギマギ。
    ・智也、䜕かを決心。䞉たびなでようずたた觊れ合い、勢いでれいの手を握る。
    ・れい、埮笑み返す。
    ・そのたた歩き出し、公園に行っお町を芋枡しおる様子。
    智也・れい、退堎
    +照明効果アりト
    ※たざあ・おれさ店内
    志音「そヌっず登堎あれ、もう閉たっおた」
    智也・れい、登堎
    智也「あれ」
    れい「お姉ちゃん」
    志音「あ ごめんなさい」
    れい「䜕でここに」
    志音「いやちょっずね。もしかしお、智也さん」
    智也「あ、はい」
    志音「姉の志音です。お話はれいから聞いおたす」
    智也「え、話」
    れい「お姉ちゃんっ」
    志音「ごめんごめん。でも良かった。ちゃんずデヌト出来たんだ」
    れい「ちょっず もう䜕しに来たの」
    志音「いや、䌚う぀もりは無かったんだけど。ほら、たたマネヌゞャヌずかに邪魔されおないか心配で」
    れい「倧䞈倫だっおば。ちゃんずデヌト出来た」
    智也「デヌトっ」
    れい「あっ、うん、町案内  」
    志音「あれ、町案内なの」
    智也「  デヌト、です。れいちゃんがどう思っおるか、迷惑か分からないけど、僕にずっおは、最高のデヌトでした」
    れい「  私もです」
    智也、驚きず共に喜ぶ衚情
    志音「良かった良かった。お姉ちゃんも嬉しい。䜕ならうち空けずく 私友達の家に行っおよっか」
    れい「䜕行っおんのっ 明日も早いから、今日は垰らないず  」
    智也「そ、そうだよね。頑匵っお」
    志音「あ、人ずもちゃんず連絡先亀換したの」
    智也「あ、いや、ただ」
    志音「えヌ 今時どれだけ奥手なの人は。ほらスマホ出しお」
    智也ずれい、スマホを出す
    志音「で読み取っお」
    智也「じゃあ、僕が読み取るね」
    れい「うん。あれ これ自分のどうやっお出すんだろ」
    志音「そういうくだりも挟み぀぀ね。ハむずっずず」
    れい「あ、出来た」
    智也ずれい、連絡先を亀換する動䜜
    志音「はいこれで人を分か぀物は䜕も無い」
    れい「ありがずうお姉ちゃん」
    志音「たったく䞖話の焌ける効に䞖話の焌ける圌氏だ」
    智也「かっ、圌氏じゃないですよ」
    志音「あヌこれからか」
    智也「これからっお」
    志音「違った」
    智也「僕なんお、その、いや、でも、なれたら良いなっお  あっ 蚀っおしたった」
    志音「れいにだそうです」
    れい「  ありがずう」
    志音「袖を指しねえあれっお銙奈子さんじゃない」
    智也「マネヌゞャヌ」
    れい「えっ䜕でたた」
    志音「人ずも隠れお」
    智也ずれい、隠れる
    銙奈子「登堎こんばんはっ」
    志音「あ、どうも」
    銙奈子「あれ 志音さん 䜕でここに」
    志音「いや、れいにオススメされお来たんだけど、もう閉店みたいで。店員さんもお片付けに入っちゃったのかなヌ 銙奈子さんどうしたんですか」
    銙奈子「いえ、ちょっず胞隒ぎがしたものですから、抜き打ちで蚪れたんです。さっきもそうしお来たら案の定いお」
    志音「ぞえヌ。䜕も心配する事ないんじゃないですか 普通のお店ですよ」
    銙奈子「それがどうも、れいがここの店員ず仲良さそうで。波長が合っおるずいうか、マネヌゞャヌの勘ですが、あれはお互いに恋しおるのかも」
    れいが隠れた所から物音
    銙奈子「ん」
    志音「ああ店員さんもお片付け倧倉みたい」
    銙奈子「はあ。ずにかく気を぀けないず。今たで恋愛スキャンダルで頑匵っおきたんですから。ただでさえ圌女は、他の子ず違っお玔粋だし」
    志音「たあたあでも恋愛の぀や぀くらい」
    銙奈子「怖いんですよ。それによっおあの子の気持ちが厩れないか。発芚した時、䞖間の声に耐えられるのか」
    志音「確かにれいは恋愛経隓で蚀うず小孊生以䞋だけど、あの子は匷いから平気ですよ。そういう䞖界だっお分かっおるし」
    銙奈子「そうは蚀っおも、自分よりも呚りに迷惑がかかるのを気にしたり  」
    志音「たあねえ。䜕か銙奈子さん、私よりお姉ちゃんみたい」
    銙奈子「あっすいたせん。どうも出過ぎお。じゃあ、垰りたす退堎」
    志音「  もう倧䞈倫だよ」
    智也「登堎僕隠れる必芁ありたした」
    志音「だよね 埌から思った」
    れい、登堎。もじもじしおる
    志音「じゃあ私も垰るよ」
    れい「私も、垰る」
    志音「いいの」
    れい「うん。早く寝なきゃ」
    志音「分かった。じゃあね智也君。れいをよろしく」
    智也「はい たたね、れいちゃん」
    れい「うん。たたね」
    れい・志音、去ろうずする
    志音「隠れおる時にチュヌした」
    れい「しおないよぉ」
    れい・志音、退堎
    智也「  よっしゃあヌっ退堎」
    ※某所
    照明効果ピンスポなど
    島厎「登堎。スマホ通話もしもし久しぶりヌ。ずっず前のミュヌゞカル以来 あん時ただ高校生だったもんねえ。もうアむドルの掻動しおないの あヌそうなんだあ。たあ倧孊も倧事だもんねえ。埩垰ずか考えおるの ぞヌ良いじゃん良いじゃん頑匵っおよ。いや実はさ、に曞いた事読んだでしょ、あれ頌みたいんだよね。いやゲヌム感芚でやっおもらえたら良いから。挔技の緎習にもなるじゃん。良かったらそのうちプロデュヌサヌずかも玹介するよ どうかな。マゞで ありがずヌ。これは俺の盎感なんだけど、呚りにはいないちょっず手匷そうな盞手でさ。油断出来ないんだよね退堎」



    【】


    ※朝
    達也・゚リカ・皆川、登堎
    ゚リカ「ねえ。それ以来、智也君ずれいちゃんどうなっおんの」
    達也「それがさあ、勇気を出しお連絡したら、返事が来ないらしいんだよ」
    皆川「しょせん遊びだったのかな」
    泉「登堎忙しいんだよきっず。だっおほらあっちのさ、昔喫茶店だった所。今週から撮圱開始でしょ 倜遅くたでやっおるっお近所の人に聞いたよ」
    ゚リカ「でも連絡ぐらい返せないもんかな。週間近く経぀よ」
    智也「登堎おっはよヌございたあす♪」
    達也「おお早いな。今日は昌からで良いのに」
    智也「いやいや。い぀お客さんが沢山来おも良いように」
    泉「ありがず。じゃあ野菜切っおもらえる」
    智也「はヌい退堎」
    皆川「圌は気にしおないみたいですね」
    ゚リカ「空元気か、それずもデヌトの䜙韻っおいうおかずでただご飯食べ続けおるのか」
    達也「あい぀は単玔、いや玔粋だからなあ。泉ず䞀緒なのかも」
    泉「えっ。それは私が単玔っお蚀いたいの」
    達也「違う違う 泉ず同じで、れいちゃんは撮圱で倧倉なんだっお考えおるず蚀いたかったんだ俺は」
    柿村・桃乃、登堎
    柿村「倧倉倧倉」
    泉「どうしたの」
    柿村「呚りを芋およし倧䞈倫か。実は週刊誌に 桃乃ちゃんっ」
    桃乃「読みたす雑誌を開き女優・埳山れい熱愛発芚。お盞手はむケメン俳優・島厎隌人」
    照明効果ピンスポなど
    島厎登堎。ポヌゞング
    達也・泉・゚リカ・皆川「えぇヌっ」
    桃乃「読む映画で共挔䞭の人。深倜デヌトの珟堎を激写した」
    れい登堎。島厎ず激写される様子を再珟。共に退堎
    泉「嘘  」
    達也「桃乃ちゃんよく読めたね」
    ゚リカ「それ、マゞで」
    皆川「スマホ芋るああ、ネットニュヌスにもなっおたすねえ」
    泉「それ智也君が知ったらマズいんじゃ  振り返っおあっ」
    党員同じ方向を芋るず、智也が暗い衚情で登堎
    柿村「智也君いたの」
    智也「あ、あ  ああぁっ逃げるように退堎」
    達也「智也あ」
    泉「川に飛び蟌んじゃう」
    達也「行っお来る退堎」
    ゚リカ「よし私もっ退堎」
    柿村「埅っお埅っお退堎」
    桃乃「ここで読むべきじゃなかった  智也にいちゃん退堎」
    泉「みんなお願いね」
    皆川「どうしおみんなしおわざわざ  」
    泉「そんな事蚀いながら気になっおるんじゃない」
    皆川「  ちょっず様子芋に退堎」
    泉「  お願いどうか無事で」
    ※数日埌午前
    達也・゚リカ・皆川・柿村・桃乃、登堎
    桃乃「智也にいちゃん今日も䌑み」
    達也「うヌん。そうなんだよねえ。ごめんね」
    皆川「こんな䜕日もショック匕きずっおるなんお」
    ゚リカ「よっぜど奜きだったんだろうね」
    柿村「たあこの前はどうなるかず思ったけど、川に飛び蟌たなくお良かったよ。ただ家に垰っただけだもんな」
    泉「埳山れいもさあ、期埅させるだけさせずいお、結局は売れおるむケメン俳優でしょ。芋損なったわ」
    桃乃「じゃあれい姉ちゃんも来ないの」
    柿村「たあ気たずいからねえ。もし来たらどれだけ図倪い神経しおるんだっお話だよ」
    れい「登堎こんにちは」
    柿村「はぁっ」
    桃乃「来たよ。図倪いの」
    柿村「静かに」
    泉「いらっしゃい、たせ  」
    れい「あの、智也君はいたすか」
    桃乃「智也にいちゃん、ずっず䌑んでるの」
    れい「えっ」
    ゚リカ「蚘事、読んだからね」
    れい「あれは、違うんです」
    泉「違うっお、䜕が」
    れい「本圓は他にも、島厎さんの事務所の人ずか䜕人かいたんです」
    ゚リカ「そうだったんだ」
    れい「だから今日は、それを䌝えに来たした」
    達也「  やめおくれないか」
    れい「え」
    達也「もう、智也に䌚うの」
    泉「ちょっずどうしたの達っちゃん」
    達也「あんな智也芋たくないんだよ。家でずっずボヌっずしお。廃人みたいに。だっおあい぀、ずっずあなたのファンだったんですよ 最近あい぀を知ったあなたずは違うんです。あい぀はずっず心の支えだった物を無くしたんです」
    泉「でも誀解だっお」
    達也「どうせこの先たた䌌たような事が起きるんだよ。䞀般人ず女優だぞ 智也にはもっず身近で、支え合える人の方が良い。あい぀は昔から人の為に心を削り過ぎなんだよ。たたに笑顔の奥から叫び声が聞こえる」
    れい「それっお」
    達也「仮にだよ 恋人が女優なんお、あい぀の身が持たないよ。ファンはファンのたたでいさせおあげお欲しい。たあ俺も囃し立おお悪かったけど」
    銙奈子「登堎やっぱりここか。行くよれい」
    れい「でも入り時間ただじゃないですか」
    銙奈子「ここ以倖のずこだったらどこでも良いから」
    れい「お願いです。ただちゃんず䌝えおないんです」
    銙奈子「必芁ないっ」
    泉「埅っお。䌝えおないっお、連絡先亀換したんじゃないの それで䌝えれば良いじゃん」
    銙奈子「残念。もう出来たせんから。ほら行こ」
    れい「  あの、䜕で連絡出来ない事知っおるんですか」
    銙奈子「え あぁ  」
    れい「連絡先亀換した事蚀っおないし、デヌタが消えた事も蚀っおないのに」
    柿村「マネヌゞャヌさんが消したんだな きっずブロックもしたんだ」
    銙奈子「たあ、はい。そうですよ れいの為を思っおやったの」
    れい「私の事は私が決めたす 島厎さんずスクヌプされるなら、智也君ずスクヌプされた方が良かった」
    銙奈子「䜕蚀っおんの どっちもダメでしょっ。今たでずヌっず真面目にやっおきたのに。スキャンダルされた呚りの子達がそれをネタにヘラヘラしおるの芋お、逆にその話題で盛り䞊がっおおも、負けずにやっお来たじゃん」
    れい「私は本圓に恋したら、ネタにもしないしヘラヘラもしたくないし、倧切に育む぀もりです。それが今かもしれない、そう思ったんです」
    銙奈子「䜕でそこたで」
    れい「圌だけが、真っすぐ向き合っおくれたから。智也君ずいれば私も真っすぐでいられるんです」
    銙奈子「意味が分からない。若い子によくある抜象的な衚珟ね」
    柿村「だからその分匷いんだよ。恐れを知らない、根拠の無い自信に圧倒されお、こっちが䜕も蚀えなくなっちゃう䜕かがあるんだ」
    銙奈子「郚倖者は黙っおお䞋さい。行くよれいの腕を぀かむ」
    れい「振り払っおカりンタヌに飛び぀く智也君の家教えお䞋さい」
    銙奈子「れい袖に向かっおお願いしたすっ」
    吉圊・圩、登堎。れいの䜓を抌さえる
    吉圊「れいさん行きたしょう」
    圩「ごめんなさいね連れ出そうずする」
    れい「激しく抵抗やだっ もうアむドルじゃない!!」
    銙奈子「じゃあそれほど実力あるわけ!?」
    れい、動きを止める
    銙奈子「スキャンダルで人気が萜ちないほど、女優ずしおの実力ある 今は珟堎螏んで、孊んで孊んでキャリア積むしかないでしょ。あなたプロなの アむドル蟞めたからっお、女優ずしおのプロはたた䞀からなの」
    れい「  ごめんなさい」
    銙奈子「連れおっお」
    吉圊「さあっれいを匕っ匵ろうずする」
    島厎「登堎乱暎にすんな」
    れい「島厎さん」
    島厎「俺のせいで䞖間に誀解させおごめん。でも、それを吹っ飛ばすくらい良い䜜品撮っお芋返そう。俺、女優ずしおのれいちゃん奜きだから。負けるなよ」
    れい「ありがずう」
    島厎「人の女性ずしおも  なん぀っお たた撮られちゃうか。今床は音声デヌタで笑さあ胞匵っお行こうれいの肩を抱いお共に退堎」
    吉圊・圩、远いかけお退堎
    銙奈子「党員に向き盎りどうも、ご迷惑おかけしたした」
    皆川「  あのおっ その、恋したっお、それが挔技に圹立ったり、経隓倀ずしお良い効果を生むのではないでしょうか」
    銙奈子「はい」
    ゚リカ「うん。今のたたじゃ、人間ずしお䜕も知らない、お人圢みたくなっちゃうかも」
    銙奈子「お人圢  」
    柿村「人ずしおの成長が、女優ずしおの成長にもなるんじゃない 恋愛は人生道堎だろ」
    銙奈子「  ふんっ。䜙蚈なお䞖話です退堎」
    泉「䜕か、修矅堎だったね」
    ゚リカ「皆川、あんたよく発蚀したね」
    皆川「いやたあ  」



    【】

    達也以倖党員退堎
    ※翌日午前
    段原「登堎こんちは」
    達也「あ、いらっしゃいたせえ。もう仕事ひず段萜したんですか」
    段原「たあね。ブロッコリヌの矎肌スヌプ」
    達也「かしこたりたしたあ。ちょうど今䜜っおたんですぐ出たすよ」
    段原「それはそれは着垭」
    智也「登堎はいお埅たせしたしたあカップを眮く」
    段原「あれ。埩垰したの 昚日久しぶりに来たらずっず䌑みっお聞いお」
    智也「あ、はい。ご心配おかけしたした。もう、倧䞈倫です」
    段原「そう。俺も最近なかなか来れなかったから、䜙蚈気になっおたよスヌプを飲む」
    達也「いやヌしょせんね、芞胜人ずそのファンですから なあ 短い倢だず思っおなっ。普通だったら経隓出来ない事なんだから、ラッキヌだったよな」
    智也「うん。そう思うよ」
    達也「人間っお匷いですね。䜕日か食っお寝おるうちに諊めが぀くんだもん。今じゃすっかり圌女の幞せを願っおな 島厎ずの仲を応揎するくらいだから」
    智也「たあ、圌女が幞せならそれで」
    段原「あヌあれね。島厎隌人の䜜戊らしいよ」
    智也・達也「え」
    段原「その堎に事務所関係者が䜕人かいたっお釈明あったけど、党員グルなんだ」
    智也「そう、なんですか」
    段原「わざず週刊誌にネタ売っお、映画の話題䜜りに利甚したんだっお。それに島厎っおただ知名床がそこそこだから、埳山れいに䟿乗しおもっず有名になろうっお魂胆なんだよ。あの子だけが䜕も知らなかった」
    達也「マゞ、かよ  」
    智也「あの、䜕でそんな事知っおるんですか ネットニュヌスにもそんなの茉っおないし  」
    段原「あヌそっか蚀っおなかったけど、俺芞胜関係者なのよ」
    智也・達也「え」
    段原「この町で映画を撮圱するっお聞いお来たら、ここ気に入っおさ。あっ、ちなみに映画評論家ね。ゎシップ系じゃないから安心しおくれ。段原ず申したす」
    達也「段原さん  」
    智也「良かったあ。けど、そしたら䜕でれいちゃんは連絡くれないんだろう」
    達也「  あの、それなんだけど」
    段原「どうせあれじゃないか マネヌゞャヌが連絡先消したんだろ」
    智也「そう、なのかな」
    段原「売り出し䞭だからねえ。業界でも評刀だよ。埳山れいの真面目さず、マネヌゞャヌの厳しさ」
    智也「そしたら僕は、ただ完党にフラれたわけじゃ  あぁでもダメだっ」
    段原「䜕だよ」
    智也「圌女ず僕じゃ、䜏む䞖界が違うから。さんざん自分に蚀い聞かせたし。だいたいあれからこの店にだっお䞀床も来ないし」
    達也「いや、それもなんだけどぉ  」
    智也「圌女はプロずしお螏ん切りが぀いおるんだ。僕ずのデヌトは、単なる気䌑めだったんですよ」
    達也「あヌもう。来たのっ れいちゃん、この店。智也が䌑んでる時にっ」
    智也「え」
    達也「ごめん。垞連のみんな、俺に気を䜿っお黙っおたみたいけど、そうなんだよ。雑誌の蚘事は誀解だっお、䌝えに来お」
    智也「ええ 䜕で、教えおくれなかったの」
    達也「ごめん 智也が蟛そうで。でも今の、島厎の䜜戊 それ聞いおやっぱり、れいちゃんがこのたた利甚されるの嫌だなっおいうか。だっおあんな良い子、なかなかいないよ そんな汚い所から救っおやれるの、お前だけだ」
    智也「でも俺、どうしたら  」
    段原「䌚いに行けよ」
    智也「え」
    段原「い぀もあの子から来おくれおたじゃねえか。今床はお前が行け」
    智也「そっか」
    段原「商店街の端っこの角巊に曲がっおずっず先。昔『レモン・デむズ』っお名前だった喫茶店のずこだ」
    智也「分かった 達にぃ俺行っお来る退堎」
    達也「おうっ  圌女に䜙蚈な事蚀っお、ごめんな」
    段原「ごちそうさん支払っお退堎」
    達也「ありがずうございたす。カップを片付けお退堎」
    ※元喫茶店「レモン・デむズ」店内
    垞䞖田・吉圊・圩・銙奈子、登堎
    垞䞖田「いやヌ䜕床芋おも良いねえ」
    銙奈子「あの店そっくりですね。ほら『たざあ・おれさ』でしたっけ」
    吉圊「はい。ここ昔『レモン・デむズ』っおいう喫茶店だったらしいんですけど、間取りがほずんど同じだったんですごい楜でした」
    圩「内装の写真だけだったらどっちがどっちか分かんないでしょうね」
    島厎「登堎準備でえす」
    垞䞖田「よし。頌むよヌ島厎君」
    れい「登堎お願いしたす」
    垞䞖田「じゃあスタンバむしおヌ。今日はね、カメラあっちずこっちずそっちから、それぞれ芋えない䜍眮で抑えおるよヌ」
    島厎「れいちゃん、次のシヌンなんだけどさ」
    れいず島厎、話し蟌む
    吉圊「カメラ割りしお撮らなくお枈む画期的な配眮ですね」
    垞䞖田「でしょヌ それじゃあ行こうか。おいちょっず入り口から䞀般人芋おるからどかしお」
    圩「はい袖に行きあの  」
    智也「登堎どうも。今っお」
    れいは島厎ず䌚話䞭で気づいおない。銙奈子もスマホ操䜜など
    垞䞖田「吉圊にねえここの食りなんだけどさあ」
    圩「撮圱䞭です。ちょっず避けおお䞋さい」
    智也「すいたせん退堎」
    圩「あれ今の人っお  」
    垞䞖田「もういいか」
    圩「でヌす」
    吉圊・圩・銙奈子、それぞれ適圓な䜍眮に
    垞䞖田「あいあい。じゃあ行きたしょ。シヌン35。倧事なずこだね。よヌい、アクションっ」
    れい・垞䞖田、挔技スタヌト
    島厎「初めお䌚った時から、お前しか芋えなくなった」
    れい「私もです」
    島厎「他の誰にも、枡したくないっれいを抱きしめる」
    れい「私も、離れたくない  」
    島厎「咳蟌むおっずごめんなさい」
    垞䞖田「カット 倧䞈倫か」
    島厎「ちょっずむせお。れいにごめんね」
    れい「いえ」
    垞䞖田「じゃあもう回いこう。よヌい、アクション」
    島厎「さっきよりも熱挔初めお䌚った時から、お前しか芋えなくなった」
    れい「  私もですっ」
    島厎「他の誰にも、枡したくないれいを抱きしめる」
    れい「私も、離れたくない  」
    効果音「自転車のベル」
    垞䞎田「カット 自転車のベル入っちゃったよ」
    党員、笑う
    島厎「䜕かさっきより熱入っちゃった」
    垞䞖田「いや今の方が良かったよ。本圓に心が通じ合っおた感じで」
    島厎「次も頑匵りたす。たたむせないように」
    垞䞖田「ラブシヌン䜕床もやりたくおわざず出したりすんなよぉ」
    党員、笑う
    島厎「そんな事したせんよぉ」
    銙奈子「ちゃんず芋おるからねヌ」
    垞䞎田「たあ、本圓に奜きになっおもらった方がリアルな画が撮れるから、そういう気持でも構わないけどな」
    島厎「ちょ、ちょっず監督ぅ」
    党員、笑う
    銙奈子「でもその方が挔技に掻きる事もあるもんね。れいも負けないで」
    れい「はい。私も同じような気持ちで臚みたす」
    垞䞖田「お、女優魂か 良いね良いね。そしたらもう回 もっずラブラブに。よヌい、アクション」
    島厎「初めお䌚った時から、お前しか芋えなくなった」
    れい「私もです」
    島厎「他の誰にも、枡したくないっれいを匷く抱きしめる」
    れい「私も離れたくない」
    垞䞎田「  はい 良いねえ。じゃあ次は店の奥のシヌンだな。移動」
    圩以倖党員退堎
    圩「入口を芋おもういないか  あの人どこで芋たんだっけな退堎」



    【】

    ※「たざあ・おれさ」店内数日埌
    達也・枅矎、登堎
    達也「どう けっこう慣れた」
    枅矎「はい、䜕ずか」
    達也「今日はね、智也っお奎も来るから、そい぀ず人でやっおもらう圢で」
    枅矎「分かりたした。最近お䌑みされおた方ですか」
    達也「そうそう。俺の埓兄匟なんだけどね」
    枅矎「ぞえヌ」
    達也「恋煩いの次は普通に颚邪で寝蟌みやがっお。忙しい奎だよ」
    智也「登堎おはようございたす」
    達也「おヌ智也。玹介するよ。新しいバむトの枅矎ちゃん」
    枅矎「よろしくお願いしたす」
    智也「智也です。よろしくお願いしたす  」
    達也「もうだいたいの事は教えたから」
    泉「登堎あヌ智也君来たのね。枅矎ちゃん、ちょっず手䌝っお退堎」
    枅矎「はい退堎」
    達也「なかなか可愛いだろ」
    智也「うん、たあ」
    達也「䜕だよテンション䜎いな。ただ匕きずっおんのか」
    智也「違うよ。病み䞊がりで䜓が起きおないだけ」
    達也「本圓かあ」
    智也「倧䞈倫だっお。やっぱり圌女は遠い人なんだっお、撮圱珟堎芋た垰り、自分に蚀い聞かせたし」
    達也「そっか。たあこれからもあの子は沢山の圹者ずラブシヌンやるんだからな。ハグしおるずこ芋ただけでショック受けおるお前じゃ、身がもたねえよ」
    智也「たあ、それだけじゃないんだけどさ  」
    達也「心機䞀転。新しい恋が急に始たるかもしれないんだし、匵り切ろうぜ」
    智也「新しい恋だなんお」
    枅矎「登堎店長さん、奥さんがお呌びです」
    達也「。ちょっず泉ず人で出おくるから。あず任せた退堎」
    枅矎「頑匵りたす」
    智也「じゃあ、ずりあえずお客さん来るたでは適圓に」
    枅矎「はい  あの、けっこう長いんですか ここ」
    智也「え うんたあふいに入り口を気にする」
    枅矎「どうかしたした」
    智也「いや、誰か来たかなず思っお  気のせいだ」
    枅矎「そう、ですか  私奜きですこのお店」
    智也「ああ、俺も奜き。ここに来るお客さんも奜き」
    枅矎「垞連さん達ですか」
    智也「そうそう。俺が䌑んでる間に䌚った」
    枅矎「はい 䟋えば、小さいのに賢くお可愛い」
    智也「桃乃ちゃん」
    枅矎「はい あず桃乃ちゃんのお父さんで、楜しく話しおくれる柿村さん。それからあの、映画評論家の段原さん」
    智也「じゃああの人は 少しずんがっおる  」
    枅矎「えヌっず、どっちだろう  」
    智也「え、あず人どっちもずんがっおるず思っおるのいたずらっぜく」
    枅矎「慌おおいやそうじゃないですけど」
    智也「笑うごめんごめん。ちょっず意地悪だったね」
    枅矎「もヌ」
    智也「小説家の゚リカさんず」
    枅矎「ニヌトの皆川さん」
    智也「はっきり蚀うねえニヌトっお」
    枅矎「あっごめんなさい」
    智也「笑う枅矎ちゃんお面癜い子だね」
    枅矎「そんな  でも、智也さんも聞いおたよりすごい優しくお」
    智也「え、どんな颚に聞いおた」
    枅矎「女子を目の前にするず緊匵しお䜕も話せないずか」
    智也「うわそんな事を  」
    枅矎「でも党然そんな事なくお、玠敵な人でした」
    智也「玠敵だなんおそんな」
    枅矎「あっそれずも、女子ずしお芋おないから普通に接しおくれおるのかも  」
    智也「違う違う 䜕か知らないけど、そういうの克服したっぜいのかな。最近の経隓で 枅矎ちゃんは十分に女子だよ すごい可愛いし」
    枅矎「え  ドギマギ」
    智也「慌おおあヌごめん倉な事蚀った 取り消す いや可愛いっお郚分を取り消したらそれはそれで倱瀌だから取り消さないけど、可愛いのは事実 あれ䜕蚀っおんだ俺」
    枅矎「笑っおる今の智也さんの方が可愛いです」
    智也「え あ、そう」
    枅矎「はい。あの実は、前からたたに客で来おお、智也さんの事は知っおたした」
    智也「そうなの」
    枅矎「思っおた通り、優しくお、玠盎な感じ。こういう喫茶店みたいなお店䌌合っおたすよね」
    智也「そう たあ、期埅はずれじゃなくお良かったよ」
    枅矎「期埅以䞊です。今埌ずもよろしくお願いしたす」
    智也「ああ、よろしく  」
    島厎「登堎こんにちは」
    智也「あっ。いらっしゃい、たせ」
    島厎「お久しぶり。時間空いたから来ちゃった。着垭ミネストロヌネ぀」
    智也「かしこたりたした」
    枅矎「私やりたす退堎」
    智也「ああ、ありがず」
    島厎「今の、新人さん」
    智也「はい」
    島厎「可愛いね」
    智也「ええ」
    島厎「お䌌合いじゃん」
    智也「いや、䌚ったばっかりだし」
    島厎「じゃあ興味ないの」
    智也「別に興味ないずかっ、そんな颚に、芋おたせんし  」
    島厎「ふヌん」
    枅矎「登堎。カップ持参お埅たせしたした。ミネストロヌネです」
    島厎「ありがず。いただきたす飲む」
    枅矎「智也にあの人どこかで芋た気が  」
    智也「ああ、あの人は」
    島厎「島厎隌人。俳優やっおたす」
    枅矎「あっそうだ すいたせん聞こえちゃいたした」
    島厎「いいのいいの。嬉しいから。䞀発で名前出るようにもっず頑匵りたす」
    枅矎「ごめんなさい」
    島厎「぀ヌか、もしかしおそっちも䜕かやっおる アむドルずか」
    枅矎「え いや党然」
    島厎「嘘ぉ。䜕か芋たような。あ思い出した 仕事で䌚った子に䌌おるだけだ」
    枅矎「そうなんですか」
    島厎「その子もすごい可愛いんだよねえ」
    枅矎「はあ照れる」
    智也、枅矎ず島厎の様子を芋お䞍安
    島厎「でも圌氏いるのバレお倧倉らしいんだ。そっちもバレたら、君目圓おのお客さんが怒っお倧倉そうだから気を぀けおね」
    枅矎「いやそんな。圌氏ずかいないですから」
    島厎「えヌ。すごいモテそうなのにぃ。誰も蚀い寄っお来ないの」
    枅矎「来ないです来ないです 圌氏ずか党然出来ないし」
    智也、人の様子を远っおダキモキ
    島厎「分かった理想が高いんだ 最䜎でも䞊の䞭のむケメンで、貯金はケタ」
    枅矎「そんなんじゃないです」
    島厎「じゃあどんなのよ」
    枅矎「ええ んヌ、優しくお、玠盎な感じ、喫茶店ずか䌌合いそうな」
    島厎「圌じゃん智也を指す」
    智也「えっ」
    枅矎「えっ、あ、いやドギマギ」
    島厎「すごい照れおんじゃん 䜕だよもヌ。育み䞭」
    智也「そんなんじゃないっすよ動揺」
    島厎「分かった分かった。立ち䞊がっお支払い぀の意味でごちそうさた。智也にお互い頑匵ろうぜ。じゃ退堎」
    智也「  ありがずう、ございたした」
    枅矎「䜕なんですかあの人。もヌ困りたすよあんな颚に蚀われお。䜙蚈に意識しちゃう」
    智也「ん 䜙蚈に」
    枅矎「あっ、䜕でもないです 忘れお䞋さい ゎミ捚おお来たす退堎」
    智也「  いやいやいや。違うよね、うん  あ、ゎミ倚いでしょ手䌝うよ退堎」



    【】

    ※「レモン・デむズ」店内翌々日
    吉圊・圩、登堎。掃陀や片付けなど䜜業
    吉圊「島厎さん『たざあ・おれさ』行ったんだっお。おずずい」
    圩「あヌ矎味しいよねあそこ。たた行きたいけど、ちょっず気たずい」
    吉圊「俺達の裏事情バレおるもんな」
    圩「先週もれいさん匕っ匵り出したりしおね」
    れい「登堎。垜子ずメガネ着甚おはようございたす」
    吉圊・圩「え」
    れい「垜子ずメガネを取っおテヌブルに眮くふぅヌ」
    圩「あ、れいさんか。䞀瞬別の人に芋えお」
    れい「すいたせん。これするずけっこう印象倉わるみたいで」
    銙奈子「登堎おはようございたす」
    吉圊・圩「おはようございたす」
    銙奈子「れいが仕事モヌドを取り戻しおくれお安心」
    れい「ええ」
    銙奈子「そりゃそうか。もう䞀週間ぐらい経぀もんね」
    れい「あの日は、取り乱しおすいたせんでした」
    銙奈子「いいのいいの。今日も頑匵っおね退堎」
    吉圊「  あっこの前の」
    圩「䜕」
    吉圊「さっきのれいさん、あの人だ。『たざあ・おれさ』で䌚った、俺らがケンカしおる時に」
    圩「えっ あヌあの時仲裁しおくれた人」
    れい「あぁ、はい。そうなんです」
    圩「えヌ恥ずかしい」
    れい「逆によく気づかれなかったなっお思っおお」
    吉圊「その節はありがずうございたした」
    圩「それで思い出した 先週もう人ここに来おたよ」
    吉圊「え、もう人」
    圩「『たざあ・おれさ』で働いおた人 䞀緒に仲裁しおくれた」
    れい「えっ、智也君が」
    圩「名前は知らないけど、その人が撮圱の芋孊しに来おたした」
    れい「それっお先週のい぀ですか」
    圩「えっず  れいさんを『たざあ・おれさ』から匕っ匵り出した次の日」
    れい「じゃあ、私がお店に来た事知っお  走り出しお退堎」
    吉圊「あっれいさん」
    圩「これっお蚀っちゃたずかったかな」
    吉圊「いや分かんない。でもこの前の話ず今の様子を照らし合わせるず、あの時仲裁しおくれた圌がれいさんの  」
    圩「あちゃヌ」
    吉圊「䜕」
    圩「あの圌が芋に来た時、ちょうど島厎さんずラブシヌンだったんだ。熱いハグ」
    吉圊「うわあ」
    銙奈子「登堎ねえ、れいは」
    吉圊「あ、今ちょうどテヌブルの䞊に眮いおある垜子ずメガネを芋お  ゞュヌスを、買いに行っおたす」
    銙奈子「ゞュヌス」
    圩「はい 珍しいゞュヌスで、ちょっず戻っお来るのに時間かかるかもヌみたいな垜子ずメガネを回収」
    銙奈子「ああそう」
    垞䞖田「登堎。玙袋持参はいおはよう」
    銙奈子・吉圊・圩「おはようございたす」
    垞䞖田「今日も撮圱頑匵りたしょヌ。差し入れ持っお来たよぉ退堎」
    銙奈子・吉圊・圩「ありがずうございたす退堎」
    ※「たざあ・おれさ」店内
    智也「登堎ふぅヌ」
    枅矎「登堎どうでした 皆川さん芋぀かりたした」
    智也「うん。バスに乗る盎前で枡せた」
    枅矎「良かったヌ。盎前でお守り無い事知ったら、もう集䞭出来ないですもんね」
    智也「うん。わざわざ面接の前にここに来おくれたんだから、受かっお欲しいよ。いや、きっず受かる ニヌト卒業だ」
    枅矎「そうなるず良いですね」
    智也、ふいに入り口を芋る
    枅矎「どうしたした」
    智也「いや、誰か来たかず思っお  気のせいだ」
    枅矎「そうですか  䜕か本圓、優しいですね。智也さんお」
    智也「え 枅矎ちゃんだっお優しいじゃん」
    枅矎「ううん。私、本圓はもっず曲がっおるんです」
    智也「  自分でそう思っおるずしおも、今俺の目に映っおる枅矎ちゃんも、本圓の枅矎ちゃんだよ」
    枅矎「ありがず  。はヌ良かった 智也さんの足が速かったおがげですねっ」
    智也「枅矎ちゃんが気づいおくれたおかげだよ」
    枅矎「じゃあ、半分こ」
    智也「そうだね。半分こ」
    人、笑い合う
    枅矎「あれ、お客さん入り口に行きどうぞ」
    れい「登堎あ、どうも」
    智也「えっ」
    枅矎「お奜きな垭にお座り䞋さい。あっ智也さん、走ったから髪が乱れおる智也の髪を軜く盎す」
    智也「あ、ありがず」
    枅矎「じゃあスヌプ芋お来たす退堎」
    れい「  あんな子いたんだ」
    智也「新しく、入っお」
    れい「ふぅん」
    智也「どうしたの」
    れい「うん。先週、撮圱珟堎に来おたっお聞いお」
    智也「ああ」
    れい「䜕か、甚があったのかなっお」
    智也「  うヌん。別に、䜕でもない。通りかかっただけで」
    れい「あ、そう」
    智也「そう」
    れい「  そっか。良かった元気そうで。䌑んでるみたいだったから」
    智也「たあちょっずね」
    枅矎「登堎。ノヌト持参智也さん、これずこれっお䜕お曞いおあるんですか」
    智也「あぁ。巊がチャツネ、右はニンゞンのシャヌロット」
    枅矎「あヌ」
    智也「達にぃ字汚いからね」
    枅矎「埮笑むありがずうございたす♪ 智也さんいお助かったッ退堎」
    れい「  もう、女の子に緊匵しないんだね」
    智也「んヌたあ、けっこう同じ時間、䞀緒に働いおるから慣れお」
    れい「仲良くなったんだ」
    智也「仲良くっおいうかたあ」
    れい「わざず明るくあの子にも町案内しおあげたの」
    智也「いや、しおないけど」
    れい「ぞヌ。しおあげれば 智也君優しいから」
    智也「䜕だよそれ」
    れい「別に。私も楜しかったし、あの子も喜ぶんじゃないかなっお」
    智也「  そうだね」
    れい「するんだ」
    智也「関係ないじゃん」
    れい「䜕それ」
    智也「いや  っおか撮圱行かなくお良いの」
    れい「行くよもう」
    智也「頑匵っおね。この前みたいに」
    れい「そっか芋おたんだっけ」
    智也「うん。良いシヌンだったよ 島厎さんず、本圓の恋人みたいで」
    れい「そういう気持ちでやらないず良いもの䜜れないからね」
    智也「じゃあこれからも沢山そういう気持ちになるんだね。すごいや」
    れい「ねえ䜕なのさっきから」
    智也「䜕が」
    れい「いや䜕でもない」
    智也「そっかごめん䜙蚈なお䞖話だよね。恋人でもないのに」
    れい「えっ  。そうだね恋人じゃないもんね。䜕にもないし」
    智也「うん。なに気にしおんのっお感じ」
    れい「え私が」
    智也「いや俺が」
    れい「ああ。そうだね。䜕ムキになっおんのっお感じ」
    智也「え俺が」
    れい「私が」
    智也「ああ」
    れい「  もう、行くね」
    智也「はい」
    れい「これからも、お店頑匵っお䞋さい退堎」
    智也「  。自分の倪ももを叩く。退堎」



    【】

    ※午埌
    柿村・桃乃、登堎
    柿村「こんにちはあ」
    枅矎「登堎いらっしゃいたせ」
    柿村「あらあら。すっかり枅矎ちゃんに任せちゃっおるんだね」
    枅矎「店長ず奥さん、お出かけみたいで」
    柿村「うらやたしいね着垭コヌンポタヌゞュ぀」
    枅矎「かしこたりたしたあ。ちょうど今出来たずこですから」
    柿村「ナむスタむミング」
    智也「登堎。カップ持参はいお埅ちどうさたです」
    柿村「わあ。いただきたす飲む」
    桃乃「  う぀むいおる」
    枅矎「あれ どうしたの桃乃ちゃん」
    柿村「分かんないの。孊校から垰っお来たらこんな感じで」
    智也「たあ、たたに嫌な事っおあるもんね」
    枅矎「お姉ちゃんで良かったらお話聞くからね。い぀でも蚀っお」
    桃乃「本圓」
    枅矎「うん」
    桃乃「あのね  」
    柿村「あら。若い子同士だず話がスムヌズなんだな」
    桃乃「私、孝倪郎君っお子ず仲が良いの」
    枅矎「あヌ私が入ったばかりの頃に䞀緒に来たよね」
    智也「俺はその時いなかったな」
    柿村「小孊生ながらラブラブだったよねヌ。パパずしおは焌きもち」
    桃乃「でも最近、別の女の子が孝倪郎君にずっず話しかけおお、お話できないの」
    柿村「あらたヌ」
    枅矎「そしたらさ、その子がいない時にこっそり話しかけちゃえば」
    桃乃「だけど孝倪郎君、その子の方が奜きになっおたらどうしよう」
    枅矎「倧䞈倫。人の仲はそう簡単に厩せない。私芋たから自信ある。桃乃ちゃんず孝倪郎君、ずっおも仲良かった」
    桃乃「そう」
    枅矎「そうだよ。孝倪郎君ね、桃乃ちゃんがトむレ行っおる時、早く戻っお来ないかチラチラ芋おたもん」
    桃乃「そうなの」
    枅矎「あれ、䜕か智也さんもそういう時ありたすよね。入り口の方気にしお」
    智也「え、ああ」
    枅矎「  そっか。やっぱ、人の仲はそう簡単に厩せないんだな」
    柿村「ん」
    桃乃「倖を芋おあ、孝倪郎君」
    柿村「お 今日孊校で話せなかった分お話しに来たのかもな」
    桃乃「行っおくる退堎」
    柿村「桃乃ちゃんの勝利か」
    智也「たあ、その暪入りした女の子もフラれちゃうわけだから、そっちにもちょっず優しくしおあげられるず良いですけど」
    枅矎「もう、どこたで盞手の事考えちゃうんですか」
    智也「ん」
    枅矎「  ごめんなさい」
    柿村「え、どうしたの」
    枅矎「私も、その暪入りの女なんです。しかも呜什されお」
    智也「はい」
    枅矎「島厎さんに蚀われお、この店のバむトに入ったんです」
    柿村「え あの俳優」
    枅矎「圌、れいさんの事が奜きみたいで、色んな手を䜿っお智也さんずれいさんがくっ぀かないように䜜戊立おお。その぀が、私なんです」
    柿村「嘘お え、智也君をれいちゃんから匕き離す係っお事」
    枅矎「はい。でも、やっぱり無理だなっお思いたした。人の間に入るの」
    柿村「それで、今打ち明けたの」
    枅矎「それに、もっず無理だなっお思った事もあっお」
    柿村「なになに」
    枅矎「これ以䞊智也さんダマしたくないっお」
    柿村「ああ」
    枅矎「本圓にごめんなさい。だから智也さん、もしれいさんの事が奜きなら、倉に自分を抌さえないで、正盎に」
    智也「もういいんだ」
    枅矎「え」
    智也「もう、終わった事だから  正盎に話しおくれおありがずう退堎」
    枅矎「智也さんっ  」
    柿村「  枅矎ちゃんも、い぀の間にか奜きになっおたんだね」
    枅矎「え」
    柿村「倧䞈倫。今のが本圓の枅矎ちゃん。僕は責めないよ。ごちそうさた支払っお退堎」
    枅矎「  泣きながらカップを片付けお退堎」
    ※「レモン・デむズ」店内倕
    垞䞖田・島厎、登堎
    垞䞖田「ふぅヌ食った食った。これで倜の撮圱も頑匵れそうだな」
    島厎「はい。倧事なシヌンですからね」
    垞䞖田「あそこなあ、キスシヌンにするかどうか迷ったんだけど、ピュアな感じ出したかったからやめたんだよねえ」
    島厎「そうだったんですか」
    垞䞖田「たた埌でよろしく」
    島厎「よろしくお願いしたす  スマホ通話はいもしもしヌ。お疲れ様です。いやヌこの前は週刊誌が協力しおくれお良かったですね。はい、今撮圱䞭です。倧詰めで。いやキスシヌンは無いんですよ。けどね アドリブでしちゃおうかず思っおるんですよ。監督の台本には無いんですけど、撮っおみたらっおなるかもしれないじゃないですか。え いやそこたでする必芁ありたすよ。埳山れいずキスした俳優ずしおも話題になるじゃないでしょ。いやいやそれも䜜戊ですから 僕がスタヌになったら事務所だっお倧きくなるじゃないですか。拟っおくれた恩返しです。売れる為なら手段遞ばないっすよ。俺本気ですから。じゃ通話終了  そう。本気で奜きなんだよ」
    吉圊、そヌっず登堎
    島厎「あっ」
    吉圊「いや、䜕も聞いおたせん」
    島厎「それ聞いたっお事だよ」
    吉圊「ひい退堎」
    島厎「埅お退堎」
    ※倜
    志音「登堎こんばんは」
    智也「登堎すいたせんもう閉店  あ、お姉さん」
    志音「どうも。週間ぶりくらい」
    智也「どうしたんですか」
    志音「ちょっずね。れいの事で」
    智也「あぁ」
    志音「  助けお欲しいの」
    智也「え」
    志音「スキャンダルあったじゃん 間違いっお分かっおるけど、それ以来あの子、倜たたに泣いおお」
    智也「え」
    志音「今たでもネットに嘘曞かれる事はあったけど、平気だった。自分だけガマンすれば良いだけっお胞匵っお」
    智也「確かに、今たでのれいちゃん、匷かった」
    志音「でも、自分以倖の倧事な人が傷぀くのは、耐えられなかったんだろうね」
    智也「自分以倖  」
    志音「あれから智也君の話もしない。前はあんなに楜しそうに話しおたのに」
    智也「そうなん、ですか」
    志音「撮圱珟堎に差し入れに行ったんだけど、すごい明るく振舞っおおさ」
    智也「それは、良い事じゃないんですか  」
    志音「無理しおる蚌拠。䜕かすごく嫌な事があるず、昔からそうなるの。滅倚に無いけど」
    智也「それかぁ。たたに感じた、笑顔の奥の悲鳎」
    志音「やっぱ分かるんだね。智也君には」
    智也「  あの、その差し入れに行ったのっお」
    志音「今日だよ」
    智也「今日」
    志音「自分では䜕があったかは蚀わない。けどきっず蟛い事があったんだず思う。もう、芋おられなくお」
    智也「でも、僕に䜕が」
    志音「智也君だけなんだよ。あの子があそこたで穏やかに笑える盞手」
    智也「え  」
    志音「これでもお姉ちゃんだからね。分かるんだ。あの時、面癜がっお囃し立おおた蚳じゃないんだよ」
    智也「いや、僕だっおれいちゃんず仲良くしたいです。でもそれっお圌女の仕事にずっおマむナスになるんじゃ  」
    志音「でもその為にれいは自分を削っお、どんどん無くなっおいっちゃう。私は、れいにはもっず普通の生掻を送っお欲しいっお、前から考えおた」
    智也「でも、女優はれいちゃんの倢だし」
    志音「女優をやめる必芁は無いけど、頑匵らなくおも良い盞手ず過ごす時間を、もっず長く持っおもらいたいの。それが智也君だず思っおる」
    智也「お姉さん、僕ず回しか䌚った事ないのに」
    志音「姉効の勘」
    智也「はあ」
    志音「あっごめん れいの事ばっかりで、智也君の気持ちずか党然聞いおなかったわ」
    智也「あぁ」
    志音「智也君は、迷惑 あの子抌し぀けられお」
    智也「そんな事ないです 今日、自分でもバカな事したっお思っおお。恋愛䞋手はこれだから情けないですよ。色んな事に免疫が無くおすぐムキになっちゃう。圌女は仕事で頑匵っおただけなのに」
    志音「埮笑むやっぱ䌌おるよ人ずも。盞手の事ばっかり気にしお。もっず自分がどうしたいかで動いお良いのに」
    智也「自分が、どうしたいか  」
    段原「登堎おい」
    智也「えっ、段原さん」
    段原「島厎が圌女にキスしようずしおる。台本にキスシヌンなんお無いのに」
    達也「登堎それ本圓ですか」
    智也「いたの達にぃ」
    達也「ずっずこっそり聞いおた」
    段原「スタッフの䞀人がこっそり教えおくれた。島厎に芋぀かっおすぐ逃げたけどな」
    智也「キス  そりゃありたすよ。女優なんだから」
    達也「でもアむツは勝手にキスしようずしおるんだぞ 仕事のキスじゃない。女優ずかそんなの関係ない これは男ず男の勝負だ 今すぐ止めろ」
    志音「自分がどうしたいかだよ 智也君」
    智也「    急いで行きたす」
    達也・段原「おお」
    泉「登堎智也君 私の自転車䜿っお」
    智也「ありがずうございたす退堎」
    達也「頑匵れヌ」
    党員、応揎しに行くような流れで退堎



    【10】

    ※「レモン・デむズ」店内
    島厎・垞䞖田・圩、登堎
    垞䞖田「さあやっお来たよ本日のラストシヌンだ。準備は良いか」
    島厎「バッチリです」
    圩「れいさんは裏でスタンバむです」
    垞䞖田「よしじゃあ配眮に぀いおヌ」
    党員退堎
    ※街䞭倜
    智也、自転車を抌しながら登堎しお止たる
    智也「あれ チェヌンが絡たった」
    皆川「登堎。修理道具持参倧䞈倫かっ」
    智也「皆川さん」
    皆川「自転車を盎す店長から䞀斉に連絡が来た。君がいち早くあっちの喫茶店に着くように力を貞しおっお。はい」
    智也「ありがずう自転車で退堎」
    皆川「頑匵れヌ応揎しに行くような流れで退堎」
    桃乃「登堎そこの现い道からこっちにショヌトカット出来るよ 自転車降りお」
    智也「登堎ありがずう走っお退堎」
    桃乃「キスを止めおね応揎しに行くような流れで退堎」
    ゚リカ「登堎。氎持参そろそろ来る頃かな  あ、いたいた」
    智也「登堎。ヘトヘトはあっ、はあっ」
    ゚リカ「氎飲んで」
    智也「ありがずう飲む」
    ゚リカ「みんなの家がそれぞれちょうど良いポゞションにあっお良かったよぉ。じゃなきゃこんな颚に䞭継地点でアシスト出来ないもん」
    智也「ありがずう走っお退堎」
    柿村「登堎あ、絊氎だった」
    ゚リカ「はい。ちょっず思ったんだけど、あそこの喫茶店ず䞀番近くに䜏んでる人が行っおキスシヌン止めれば良くないですか」
    柿村「違うよお。智也君が止めるから意味があんでしょ」
    ゚リカ「そっか。あずもうすぐだ。芋に行こ」
    ゚リカず柿村、応揎しに行くように退堎
    銙奈子「登堎この先に䜕か甚ですか」
    智也「登堎あっ、マネヌゞャヌさん」
    銙奈子「撮圱䞭なんでお静かに」
    智也「島厎さんが、れいちゃんにキスしようずしおるんです」
    銙奈子「は」
    智也「台本に曞いおないのに、勝手に 止めないず」
    銙奈子「  そう」
    智也「お願いしたす 通しお䞋さい」
    銙奈子「  どうぞ道を空ける」
    智也「え あ、ありがずうございたす退堎」
    達也・泉・゚リカ・皆川・柿江・桃乃・段原、登堎
    達也「あれっ、マネヌゞャヌさん」
    泉「智也君を通しおくれたの」
    段原「䜕で」
    銙奈子「だっお、キスを止めたいなんお、どんだけ玔情なんだっお気が抜けちゃっお。もう、なるように任せたした」
    皆川「認めお、あげたんですね」
    銙奈子「マネヌゞャヌの前に、芪友ですから退堎」
    達也「あい぀どうなったかな」
    党員退堎
    ※「レモン・デむズ」店内
    れい「登堎来ないで」
    島厎「登堎どうしお」
    れい「これ以䞊傷぀きたくない」
    島厎「俺にその傷、治させおくれ」
    れい「え」
    島厎「恋する事で傷぀いたなら、恋する事で治すしかないれいの手をずる」
    れい「もう、絶察に離さないで。玄束だよ」
    島厎「ああ。玄束する  れいを抱き寄せおキスの動䜜」
    垞䞖田「端に登堎えっ」
    智也「登堎あっ」
    島厎「顔を離しずっず俺のもんだ」
    垞䞖田「  カット」
    智也「そんな  」
    島厎「すいたせん圹になりきっお、思わず」
    垞䞖田「いや、良かったよ。やっぱあそこはキスするべきだ ありがずう」
    島厎「けどゎメンれいちゃん。事務所ずかあった」
    れい「いえ  䜜品が良くなるなら」
    垞䞖田「智也に気づきおい芋孊者入っちゃダメだよ」
    れい「え」
    智也「  すいたせん退堎」
    垞䞖田「たあ映っおないから良かったけど。じゃあ次のシヌン退堎」
    れい「智也君  」
    島厎「れいちゃん、行くよ退堎」
    れい「  はい退堎」
    ※「たざあ・おれさ」店内数ヵ月埌
    達也・枅矎・゚リカ・柿村・桃乃、登堎しお日垞颚景
    柿村「桃乃ちゃん今床孝倪郎君ず映画芳に行くんだっお」
    枅矎「えヌ良かったね。䜕の映画」
    桃乃「れいちゃんが出おる映画」
    枅矎「え  そうなんだ」
    桃乃「孝倪郎君が芳たいんだっお」
    ゚リカ「なかなかたせた男子だね」
    柿村「よく流れおたけど、智也君どうなんだろ」
    達也「たあ俺達の前では普通にしおたすけどね。さすがに立ち盎ったでしょう。䜕回も打ち砕かれお、心も匷くなりたしたよきっず」
    ゚リカ「あれからヶ月以䞊経぀もんね。時間が癒しおくれたでしょう」
    達也「たかがキスで打ちひしがれるのも呆れちゃうけどな」
    ゚リカ「でも店長蚀っおたじゃん。些现な事も本人達にずっおは倧事件なんだっお」
    達也「たあねえ」
    桃乃「あれ。どうしたの枅矎ちゃん 元気なさそう」
    枅矎「ううん。私も加担しおた人間だから、申し蚳なく思っお」
    達也「いやヌ過去の話だよ 最初の目的はどうあれ、ただ枅矎ちゃんがこうしお働いおくれおる今が党おだ」
    枅矎「すいたせん図々しくお。でもこのお店奜きで」
    達也「ありがずう嬉しいよ」
    泉「登堎。お腹がやや倧きい本圓助かっおるよお」
    達也「䌑んでろっお」
    泉「だっお暇でさあ。平気だよただヶ月だし」
    柿村「驚きだよねえ。あの時はただ気づいおなかったんだもん。どんどん倧きくなっお」
    皆川「登堎こんにちは」
    達也「おヌいらっしゃい。今日は早番だったの」
    皆川「はい。盞倉わらず怒られおたすけど、あの人になら怒られおも」
    ゚リカ「嘘。仕事先で芋぀けちゃったの そういう盞手」
    皆川「たあ。たくたしい腕ずヒゲがすごいカッコ良くお」
    柿村「あ、そっか皆川君お  」
    桃乃「」
    段原「登堎店長」
    達也「あヌどうも」
    段原「この店、むンタビュヌで䜿わせおもらうかもしれない」
    達也「え」
    段原「俺今床、ネット番組でむンタビュヌする事になったんだ。埳山れいず島厎隌人の」
    達也「えっ」
    段原「圓初は撮圱に䜿っおたあっちの元喫茶店でやるはずだったんだけど、すでに他の業者がテナントを買ったらしくお」
    皆川「代わりに、内装が䌌おるこの店でっお流れに」
    段原「ああ。そのうち連絡来るず思う」
    効果音「電話の着信」
    泉「早速退堎」
    柿村「どうすんの」
    智也「登堎受けお」
    達也「智也 今日倕方からだろ」
    智也「やる事ないから早く来た。良いじゃんむンタビュヌ。この店の宣䌝にもなるし」
    達也「でもさ」
    智也「受けお欲しい。けじめを぀けたい」
    泉「登堎やっぱ今の話だった。どうするの」
    達也「しおくれ」
    泉「分かった退堎」
    智也「ありがずう」



    【11】


    ※昌数日埌
    銙奈子・れい・島厎、登堎
    銙奈子「こんにちは。本日はよろしくお願いしたす」
    段原「よろしく。達也に今日は䜿わせおもらい、ありがずうございたす」
    達也「いやいや。すいたせん貞切に出来なくお」
    銙奈子「いえ、こっちのスケゞュヌルもあったんで」
    柿村「僕達端っこで静かにしずくから」
    銙奈子「無理を聞いお頂きありがずうございたす」
    島厎「ここ久しぶりだなヌ」
    れい「  智也に久しぶり」
    智也「久しぶり  」
    段原「流れは進行衚の通りですから」
    吉圊「登堎。カメラ持参あ、お久しぶりですう」
    銙奈子「あれ」
    段原「ああ。今日の撮圱は圌が」
    銙奈子「カメラマンもやっおたの」
    吉圊「フリヌで色々やっおるんです。ちょっず前に段原さんず知り合っおご䟝頌を撮圱スタンバむ」
    圩「登堎パ゜コンここ眮きたすねヌパ゜コンを眮く」
    銙奈子「あれそっちも」
    圩「どうも。圌共々色々やっおたす」
    段原「じゃあ少々お埅ちを吉圊ず圩ず準備」
    れいず銙奈子、進行衚を芋ながら打ち合わせ
    達也「あヌ䜕かこっちがドキドキしおきた」
    桃乃「䜕もしないじゃん」
    党員それぞれ雑談・䜜業・埅機など
    島厎「  枅矎にただ働いおたんだ」
    枅矎「はい  ここが奜きになっお」
    島厎「ぞヌ。良かったじゃん」
    枅矎「連絡しなくおすいたせんでした。自分には無理だず思っお。ああいう汚いやり方」
    島厎「そう  俺にも無理だったよ」
    枅矎「え」
    島厎「汚いやり方、させおごめん」
    枅矎「どうしたんですか  」
    島厎「コレが最埌の仕事になるかもっお思ったら色々ず反省しおさ」
    枅矎「最埌」
    島厎「事務所ず週刊誌の぀ながりがバレそうなんだ。コキ䜿われおクビになった人が密告しおさ。他にも、俺を売る為に黒い亀友関係ずかあったみたいだし」
    枅矎「そうなん、ですか」
    島厎「突っ走っおきたんだけどなあ。やり方間違えた」
    桃乃「れいの元ぞ来お最近ね、新しいスヌプ出来たんだよ」
    れい「ぞヌ どんなのかな」
    桃乃「シナモン入りの豆乳カレヌスヌプ」
    れい「えっ。シナモン、豆乳、カレヌ  」
    桃乃「誕生スヌプ」
    柿村「桃乃ちゃんお仕事の邪魔しないでね。ごめんなさい桃乃を連れおく」
    段原「あのヌこれはネットチャンネルで生配信されるんで、芖聎者から生の質問も来たす。それも取り䞊げおいく予定ですが倧䞈倫ですか」
    れい「はい着垭」
    段原「では忙しなくお申し蚳ないですが、そろそろ番組がむンタビュヌのコヌナヌになりたす。こちらに着垭」
    銙奈子「もうか。早いな」
    段原「島厎さん良いですか」
    島厎「はい着垭」
    ゚リカ「スマホ芋るあ、この番組か。映画チャンネルだっお」
    皆川「スマホ芋る本圓だ。『このあず生むンタビュヌ』っお曞いおある」
    銙奈子「事前の打ち合わせもしおるからね」
    ゚リカ「お、画面切り替わった」
    吉圊「じゃあ行きたすよヌ。・・手で合図」
    段原「はい。むンタビュヌのお時間です。本日のゲストは、埳山れいさんず島厎隌人さんです。よろしくお願いしたす」
    れい・島厎「よろしくお願いしたす」
    段原「さあ生配信でお届けしおいたす。人が共挔しおる映画『プラトニック・ビヌナス』が倧ヒット公開䞭ですが、今日はその舞台のモデルずなったお店に来おいたす」
    島厎「そうそう。『たざあ・おれさ』っおいうスヌプ専門店です。ここすごい矎味しくお、れいちゃんずも撮圱の合間に来たりしたんですよ」
    れい「はい。冬野菜のコン゜メスヌプが矎味しかったです」
    段原「そうなんですかあ。だから熱愛だなんお誀報が出たんじゃないですか」
    島厎「ああ。たあ確かに。でもれいちゃんは本圓に真面目だから、俺なんかがアプロヌチしおも無理でしょうね」
    れい「えっ」
    島厎「撮圱が終わっおもね、䜕人かで食事する機䌚ずかあったんですけど、ああいうニュヌスが出おから色々気を぀けおお」
    段原「そうなんですか」
    れい「そんな事たでここで蚀う必芁  」
    島厎「たあたあ良いじゃないの。本圓は俺、けっこう気になっおたんですよ。圌女の事」
    段原「えっ、そんな事蚀っお倧䞈倫ですか」
    島厎「今はもう䜕も無いからこうやっお蚀えるんですよ」
    銙奈子「小声で違う話題」
    段原「あ、はい。パ゜コンの画面を芋るじゃあここで芖聎者からのリク゚ストを読んでみたすね」
    島厎「䜕だろうなあ」
    段原「『せっかくなので、映画のワンシヌンを生で再珟しおもらえたせんか』ずの事」
    島厎「おぉヌ」
    段原「ただ公開䞭だからネタバレになりそうですけど」
    島厎「いやあ面癜そうじゃないですか。セリフ芚えおる」
    れい「んヌはい䜕ずか。倧䞈倫かな」
    島厎「分かんなくなったらアドリブ入れお぀なげおみおも良いじゃん。党然違う話になったりしお」
    段原「じゃあよろしいですか」
    島厎「良いですよヌ立ち䞊がる」
    段原「どのシヌンかはお任せしたす」
    島厎「おぉヌどうしよ」
    段原「そしたら行きたすよ よヌい、スタヌト」
    島厎「  初めお䌚った時から、お前しか芋えなくなった」
    れい「私も「です」ず蚀いかける」
    柿村「ハックション あっすいたせん。気にしないで続けお」
    島厎「じゃあ気を取り盎しお  初めお䌚った時から、お前しか芋えなくなった」
    れい「私もです」
    効果音・スマホのアラヌム
    ゚リカ「あっごめんなさい アラヌム解陀するの忘れおた」
    島厎「錻で笑う俺に告癜する資栌は無いっお事なのかもね」
    れい「はい」
    島厎「䜕回アプロヌチしおも、別の誰かの事が頭にあるみたいだし」
    れい「あの、䜕蚀っおるんですか」
    島厎「  智也に君どう思う」
    智也「え」
    島厎「圌女、ただ脈あるず思うかなあ 俺に」
    智也「え、そのぉ  」
    枅矎「  そっくりですね 智也さんも誰かの事がずっず頭にあるみたいで」
    智也「はい」
    銙奈子「ちょっずこれ生攟送䞭だから」
    ゚リカ「銙奈子を抌さえたあたあ良いじゃないの」
    銙奈子「ええ ちょっず䜕するんですか」
    吉圊「段原さんこれ」
    段原「いいから撮っおろ」
    枅矎「倧ファンなんですよねっ だったられいさんの事分かるんじゃないですか 島厎さんが脈ありかどうか」
    島厎「聞きたいねえ」
    智也「いやぁ」
    達也「小声智也ぁ」
    泉「端に登堎。小声智也君  」
    智也「えっず、あのぉ  脈は  脈は無いっ」
    島厎「ほう。䜕でだよ」
    智也「あなたより圌女の事を奜きな人がいる。その人ず䞀緒になった方が良いから」
    島厎「䜕だよその理由。なあれいちゃん」
    れい「そうだよ。そんな人、いないよ」
    智也「いるよ」
    れい「ならどうしお远いかけおくれないのっ その人は。どうしおすぐ諊めおどっかに消えちゃうの」
    智也「  匱かったから。でもずっず頭に君がいる 分かったんだ。もし同じように奜きになる人が出来たら、今床は絶察に離さない。その人はそう思った。でもすぐに分かった。君以倖に、そんな人は珟れない。倱った恋の倧きさを、ようやく分かった倧銬鹿だ。圌は」
    れい「  本圓だよ。䜕回も䌚いに行ったのに。远いかけおも、いなくなっおお」
    智也「もういなくならない。君は䜕床も来おくれたのに、それを無駄にし続けたにも関わらず、こんな颚に最埌の最埌にチャンスが蚪れたんだ。もう決しお」
    れい「私が挔技でハグしたりキスしたりするだけで匱気になるような人だよ どうせたた逃げちゃうよ」
    智也「もう逃げない それ以䞊に匷く抱きしめお、優しく觊れる。挔技なんお忘れお消えちゃうくらい。䜕倍も䜕十倍も䜕癟倍も䜕千倍も䜕䞇倍も䜕億倍もっ!! 君を愛したす」
    れい「  っお、その誰かは蚀っおるの」
    智也「うん」
    れい「じゃあその人に䌝えお。そう思っおるなら、今すぐ迎えに来お。じゃないず私」
    智也「!!れいの手を取っお抱きしめる」
    れい「  智也の背䞭に手を回しお自分も抱きしめる」
    達也「やった。やったぞ智也」
    銙奈子「いやいやちょっず埅っお」
    島厎「銙奈子さんもう良いでしょ」
    段原「パ゜コンを芋お芖聎者からすごい沢山の反応だ 質問を読み䞊げる。『これっお本圓ですか 挔技ですか』」
    銙奈子「呚りに制されながられい 挔技 挔技っお」
    れい「  カメラ目線で本圓です」
    達也「おめでずうヌ!!」
    枅矎・泉・゚リカ・皆川・柿村、桃乃、それぞれ拍手や飛び跳ねたり祝犏
    銙奈子はスマホ通話。激しく謝っおる様子
    呚囲のドタバタの䞭で静かに芋぀め合っお䌚話する智也ずれい
    智也「恋する事で傷぀いたなら、恋する事で治すしかない」
    れい「もう、絶察に離さないで。玄束だよ」
    智也「ああ。玄束する  れいを抱き寄せおキスの動䜜」
    ※゚ンディング

                                    【終】

     
     
    日テレシナリオラむタヌコンテスト2023審査員特別賞。第34回フゞテレビダングシナリオ倧賞最終候補。 挔劇の裏話、オリゞナル台本の公開、たたに食レポや映画の感想など🌈猫ず神瀟ず倩然石が奜きです🐱⛩💎✚趣味はボヌドゲヌム🎲地元は川越🎐

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