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第40話:SELってな〜に?

    教師スキル研究会、通称小林ゼミは、授業改善アドバイザーの小林昭文さんが主催するオンライン研究会です。もうすぐ丸6年となります。
    主に全国の小・中・高校の教員がゼミ生で、週に1回程度、zoomの部屋に集まって、教育のさまざまなテーマについて語り合っています。

    今年度からは、Instagramやstand.fmでの情報発信も始めています。
    ここでは、stand.fmで音声配信したファイルを文字起こしし、それを要約して記事にしたものをお届けします。


    2月27日に行われた教師スキル研究会行われたサブゼミのアフタートークをお届けする番組です。
    主催の小林さんとゼミ生の伊澤さんに今日のゼミのことを聞いています。

    今回のゼミでは、ゼミ生の伊澤さんが、3月にある研究発表会でSEL教育について発表するとのことで、そのプレ・プレゼンをゼミでしていただきました。

    アフタートークでは、SELってな〜に?やSELのようなものを学校で導入する際のポイントなどについて話しています。

    気になった方は、ぜひ、聞き耳を・・・


    SEL教育とは?学校現場での導入と実践から学ぶこと

    教師スキル研究会(通称:小林ゼミ)のアフタートークでは、教育現場での実践事例を共有しながら、より良い授業づくりについて考えています。今回は、静岡県の私立高校で商業と情報を担当する伊澤先生が、学校で取り入れている**SEL(Social Emotional Learning: 社会性と感情の学習)**について紹介しました。

    SELとは?なぜ今、学校で求められるのか?

    SELとは、自己理解や他者との関わり方を学ぶ教育プログラムのこと。これまでの日本の学校教育は、教科指導を中心に展開されてきましたが、近年では知識や技能だけでなく、人間関係のスキルや感情のコントロール能力を育むことの重要性が高まっています。特に、コロナ禍を経て対人関係の築き方に課題を抱える生徒が増えたこともあり、SELのようなプログラムの導入が進んでいるのです。

    高校でのSELの実践

    伊澤さんの学校では、以下のようにSELを導入しています。
    • 高校1年生: ロングホームルームで年間6回のSEL授業
    • 高校2・3年生: 放課後に希望者対象で年間11回のSELプログラム

    生徒のアンケート結果を見ると、**約9割が肯定的な意見を持ち、「自分の感情を見つめ直すきっかけになった」「人との関わり方を学べた」**といった声が寄せられています。

    SEL導入の意義と課題

    SELのようなプログラムを学校に導入する意義について、小林さんは次のように語りました。
    1. 知識偏重の教育の補完としての役割
    • これまでの日本の教育は知識・技能の詰め込みが中心だった。
    • その反動で部活動や学校行事、ロングホームルームなどが人間性を育む場として活用されるようになった。
    2. 「まるまる教育」の増加
    • 文科省には100以上の「◯◯教育」があるが、それぞれの効果が十分に検証されていない。
    • 多くの学校が数年でプログラムを廃止してしまうため、持続的な運用が課題。
    3. 教科授業との分離問題
    • SELのような人間性教育が、教科の授業とは別枠で行われることが多い。
    • しかし、教科の中でこそ感情や対人関係スキルを学ぶ機会を作るべきではないか。

    効果的なプレゼンのポイント

    今回の話の中で、伊澤さんは3月にSELについて発表する機会を控えており、そのプレゼンの準備も兼ねていました。小林先生は、教育現場でのプレゼンのコツとして次の点を挙げました。
    • 構成を明確にする
    • 余談を入れず、形式的にしっかりと組み立てる。
    • 聞いている人が突っ込みたくなるような余計な話を入れない。
    • シンプルなメッセージを心がける
    • 「何のために話すのか」「何を伝えたいのか」を明確に。
    • 本質を伝えるために、不要な話を削ぎ落とす。

    伊澤先生も「話すことをシンプルに整理し、結論を明確に伝えることの大切さを学んだ」とコメントしていました。

    まとめ

    教育現場でのSELの導入は、知識偏重の学習を補う重要な取り組みです。ただし、学校現場では多くの「◯◯教育」が導入されては消えていく中、持続可能な形で取り組むには、目的を明確にし、教科の学びとも連携させる視点が必要です。

    また、プレゼンの場では「シンプルに伝えること」が大切。余計な話を削ぎ、伝えたいメッセージを明確にすることで、より多くの人に響く発表ができるでしょう。

    次回の小林ゼミ・アフタートークは3月7日。フリートーク形式で様々なテーマについて語り合う予定です。

    教育に関心のある方は、ぜひInstagramやstand.fm、noteなどで情報をチェックしてみてください!

    興味のある方はぜひ参加してみてください!これまでのアフタートークの記事は、こちらにあります。

    教師スキル研究会は、初月参加無料となっていますので、どうぞお気軽にご参加ください。

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    https://home.tsuku2.jp/f/akifumi_kobayashi/kyousi_skill

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    兵庫県出身。現在は北海道在住。 豊かな暮らしをするために、いろんなことに興味を持って、チャレンジ中。 27年間の教員生活を終え、2024年4月からは、厚真町地域おこし協力隊として、農業研修員に。 2027年からはハスカップ農家として新規就農予定。

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