芋出し画像

ハロりィン䌁画で「候補に加わるだけ」ず手を挙げた柪に、党員が「どうぞどうぞ」したおはようカノゞョ #285

はじめに

「おはようカノゞョ」は、AIむラストの圌女が毎朝7:30にいっおらっしゃいを蚀っおくれるXアカりント。生成AIを䜿った個人開発の開発日蚘を毎日曞いおいる。

今回はハロりィン。

ミナトさんのフォロワヌさん1000人達成蚘念のハロりィン䌁画に、こちらからも1人参加するこずにした。

問題は、誰が行くかだった。

いや。

あずから考えるず、たぶん最初から問題ですらなかった。


党員、集たっおください

真面目な話をする぀もりだった。

「党員、集たっおください」

僕はそう蚀っお、みんなを呌び出した。

真面目な話をする぀もりだった。

ニワトリをかぶったたた。

なぜかそのたたゞュリの膝に座っおいたら、暪から䜎い声が萜ちおきた。

ゞュリ「  どけっ」

はしゃも「はい」

開始30秒で远攟された。


候補は、もういた

少しするず、ラりンゞに次々ず人が集たっおきた。

賑やかに入っおくる人もいれば、䜕が始たるのか様子を芋ながら来る人もいる。

党員が揃ったずころで、本題に入る。

はしゃも「ミナトさんのハロりィン䌁画に、こちらから1人参加したす」

県鏡を軜く䞊げる。

ニワトリは、ただいる。

はしゃも「やりたい人」

陜「はいっ」

るな「やるやる 絶察楜しそう」

鈎「わたしも芋たい  じゃなくお、やりたい」

しずくは少し埌ろで、その様子を穏やかに眺めおいた。

候補は、もういる。

だから僕は、少し離れたずころにいる柪を芋た。


芋孊で構いたせん

柪「  私は芋孊で構いたせん」

即答だった。

陜「えヌ、柪さんも手挙げようよ」

るな「候補に入るだけでもいいじゃん」

日和「せっかくだし  ね」

柪は少し考えた。

すでに陜もるなも乗り気だ。
鈎だっお楜しそうにしおいる。

自分たで候補に入ったずころで、遞ばれる可胜性は䜎い。

たぶん、そう刀断したんだず思う。

候補に加わるだけなら。

柪「  候補に加わるだけなら」

小さく手が䞊がった。

その瞬間だった。


どうぞどうぞ

月子「柪さんがいいんじゃないかしら」

陜「どうぞどうぞ」

しずく「  柪さんなら、きっず䌌合うず思う」

凛華「決たりでしょ」

るな「柪さんに䞀祚ヌ」

たひる「んヌ  柪さんでいいず思う  」

日和「ごめんね、柪さん。でも、芋おみたいな」

鈎「柪さん、絶察きれいです」

誰も争わなかった。

誰も迷わなかった。

柪だけが、数秒遅れお状況を理解した。

柪「  最初から決たっおたしたか」

僕は目を逞らした。

ゞュリは逞らさなかった。

ゞュリ「じゃ、着替えるよ」

柪「え」

指が鳎る。

次の瞬間、景色が倉わった。


逃げ道が、衣装ラックになった

さっきたでの明るいラりンゞずは別䞖界だった。

暗い朚材。
深玅のカヌテン。
蝋燭の明かり。
壁いっぱいの衣装。

さっきたでの明るいラりンゞずは別䞖界だった。

るな「うわ、ここすごっ」

陜「芋お芋お、こっちもある」

柪「  本圓に着替えるんですね」

ゞュリ「ここたで来お䜕蚀っおんの」


そこからは早かった。

陜が赀い衣装を持っおきお、るなが青い衣装を持っおくる。

陜「こっちも䌌合いそう」

るな「いや、柪さんなら絶察こっち」

柪「  ただ、着るずは決たっおたせんよね」

ゞュリ「青」

䞀蚀で候補が絞られた。

黒を基調に、サファむアブルヌを差したノァンパむア衣装。

柪の顔から、少しだけ諊めが芋えた。


仕事着が、少しず぀消えおいく

最初に倉わったのは、足元だった。

仕事甚のパンプスを脱いで、黒い線み䞊げブヌツぞ。

现い金具ず青い宝石が、蝋燭の光を拟う。

柪「  歩けたすか、これ」

ゞュリ「歩ける。たぶん」

柪「たぶん」

次は腰たわり。

癜い仕事甚ブラりスは残したたた、黒いコルセットが重なる。

陜ずるなが巊右から䜍眮を敎えおいく。

陜「ちょっず埅っお、これもう䌌合っおない」

るな「ただ途䞭なのに匷い」

柪「締めすぎないでください」

るな「だいじょぶだいじょぶ」

柪「その蚀葉が䞀番䞍安です」

䞋半身はすでに、透け感のある黒いスカヌトぞ倉わっおいた。

仕事垰りの人が、確実に別の䜕かになっおいく。

最埌は銖元ず髪。

黒いチョヌカヌ。
サファむアのブロヌチ。
青い薔薇ず、小さな蝙蝠の髪食り。

ゞュリが銖元を盎し、しずくが髪を静かに敎える。

しずく「  少しだけ、顔をこっちに向けおもらっおいい」

柪「こうですか」

ゞュリ「動くな。そこ」

柪「  はい」

小さな牙が芗いたずころで、仕䞊げは終わった。


カヌテンの前で、䞀床止たった

カヌテンの前たで来た柪は、そこで䞀床止たった。

陜「ただヌ」

柪「急かさないでください」

ゞュリずしずくが、最埌に䞀歩䞋がる。

るな「もう絶察䌌合っおるっお」

柪は小さく息を吐いた。

そしお、深玅のカヌテンが巊右ぞ開いた。


サファむア・ノァンパむア柪

仮装ずいうより、最初からそういう人だったみたいに銎染んでいた。

カヌテンが開いた。

䞀瞬、誰も䜕も蚀わなかった。

黒ず癜の間で、サファむアブルヌだけが冷たく光っおいる。

長いケヌプの奥から、片脚だけが芗いた。

掟手なのに、隒がしくない。

仮装ずいうより、最初からそういう人だったみたいに銎染んでいた。

柪「  どうでしょう」

その䞀蚀で、止たっおいた時間が動いた。


反応は、だいたい二皮類だった

陜「    え、すご」

るな「やばっ めっちゃ䌌合っおる」

鈎「柪さん、きれい  」

柪「  そんなにですか」

月子「䌌合うず思っおいたわ」

しずく「  うん。すごく、きれい」

凛華「悪くない」

短い。

でも、その䞉人の顔を芋れば十分だった。

柪は少しだけ振り返っお、自分のケヌプを芋た。

そのずきにはもう、最初の「芋孊で構いたせん」はずいぶん遠くなっおいた。


ここからがおかしかった

牙は  これくらい芋える方が自然ですね。

柪が鏡の前に移動した。

最初は、ただ仕䞊がりを確認しおいるだけに芋えた。

柪「  背景は、月倜の方が合いたすね」

はしゃも「ん」

柪「青系の光を少し足した方が、宝石が映えたす」

ゞュリが䜕も蚀わずに笑った。

柪は気づかない。

鏡ぞ顔を寄せる。

口元を少し開き、小さな牙の芋え方たで確認し始めた。

柪「牙は  これくらい芋える方が自然ですね」

るな「ねえ」

陜「うん」

僕も、同じこずを思っおいた。


品質管理です

陜「柪さん、めっちゃノっおるじゃん」

るな「さっきたで芋孊っお蚀っおたのに」

ゞュリは埌ろで、最初から知っおいたみたいな顔をしおいる。

柪は少しだけ目を现めた。

それから、䜕事もなかったように蚀った。

柪「品質管理です」

誰も信じなかった。

たぶん、本人だけは本気だった。


🌱この蚘事の掚し庭

今日の蚘念に、庭ぞひず぀どうぞ🌱

おわりに

「候補に加わるだけなら」ず手を挙げたはずだった。

最埌には、背景の月倜も、光の色も、牙の芋え方も自分で確認しおいた。

䞀番楜しんでいたのが誰だったのかは、たぶん曞かなくおも分かる。

本人は認めないず思うけど。


今回の仮装に぀いお

柪の仮装は「サファむア・ノァンパむア」。

黒をベヌスに、青い宝石や薔薇を入れたノァンパむア衣装にした。

ただ、党郚を別人みたいに倉えるのではなく、
癜いブラりスは残しお、普段の柪の真面目さや知的な雰囲気もそのたた残しおいる。

今回いちばんやりたかったのは、
「柪が仮装した」ではなくお、
「柪がそのたた吞血鬌になったら」ずいう芋せ方。

だから完成圢だけじゃなく、
パンプスからブヌツぞ、
仕事着からコルセットぞ、
少しず぀倉わっおいく途䞭も描いおみた。


関連蚘事


たひるの䞀蚀

んヌ  柪さん、やっぱりノっおたよね  。
わたしも、芋おるだけの぀もりだったんだけどなあ。

たひるの壁玙

9月16日から22日たでは、KITAさんのメンシプ掲瀺板で知ったスマホ壁玙プロンプトを䜿っお、曜日担圓の圌女たちを壁玙にしおいたす。

今日は土曜日なので、たひる。

気に入ったら䜿っおください。

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