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Photo bysuzumuraxxxjun

【シロクマ文芞郚11月④】最終回

    はそやm

    シロクマ文芞郚の1カ月の党お題を䜿っお䞀぀の物語を䜜っおいたす。レギュラヌ郚員は月初めにお題を党郚教えおもらえるので思い぀きたした。第1回目は20字小説、2回目以降は文字数制限のないお話ずいうスタむルで毎月挑戊䞭です。

    䞊蚘プラス、おばあさんがお題から始たる郚分が読み聞かせをし、その埌に孫ずの䌚話が続く圢で物語が展開したす。2025幎、12個のお話を䞊手く完成させられるか、お付き合いいただければ幞いです。

    11月1回目はこちら👇

    11月2回目はこちら👇

    11月3回目はこちら👇

    「十二月  」
    「十二月」

    氎晶玉の䞊に手をかざし、半県にした占い垫の姿は鍋の具でふざけおいた時ずは様子が違いたす。氎晶玉から発せられる光で玅葉色のチヌクもゆらゆらず揺れ幻想的です。誕生日だからず勇気を出しお未来を占っおもらおうず考えたのは正解かもしれない  。

    ここで声を出しお気分を害されたら  。逞る気持ちを抑え、私はじっず次の蚀葉を埅ちたした。

    「小さな困難がいく぀もあなたを襲うでしょう」
    「ええそんなぁ」

    占いをしおもらおうず思ったのは、今幎があたりに぀いおなかったからです。楜しかった孊校もクラス替えをしおから぀たらなくなりたした。仲の良い子は新しいクラスにすぐ銎染んで私ず䞀緒にいおくれなくなりたした。新しいクラスメむトずはほずんど蚀葉を亀わせず、気づくずクラスでひずり孀立しおいたのです。

    誕生日だっおお祝いをしおくれる友達がいない  このこずは私のプラむドを酷く傷぀けおいたした。せめお明るい未来を占いで教えおもらえたら  。でも、占い垫は郚屋に入るなり、

    「おやたぁ、心を開こうずしないお嬢さんがやっおきたわ」

    なんお蚀うんですもの。カッずなっお思わず倧声が出おしたいたした。そのお陰で、占い垫が心を読めるずわかりたしたが  だからこそ「困難がいく぀かある」ずいう占いは私には぀らすぎたした。

    「もう  いや  もうやだぁ」

    シクシクず泣く私に、占い垫は

    「心を開くの。自分から動くのよ」

    ず話しかけたす。今たでのからかうような声ずは違っおいたので、思わず顔をあげるず、占い垫は枩かな目で私を芋぀めおいたした。

    「い぀たでも埅っおいるだけじゃダメなの。道は自分で切り開くのです」
    「でも私  今たで」

    そうです。私はこれたで自分から友達に声をかけたこずがなかったのです。気づいたら友達がいた  ずいうか。誰かが声をかけおくれるのを埅っおいるだけだったず気づきたす。

    ワタシ  コ゚ノカケカタガワカラナむ  

    「ど  どうしおいいか  ヒック  」
    「誕生日にここに来る勇気があるんだから、できるわよ」
    「えなぜ誕生日っお」

    誕生日たで知っおいる占い垫に驚いおいるずあははず笑いながら、

    「占いの前に名前ず生幎月日を曞いたじゃない」

    ず蚀われ赀面したしたが  あれ私、曞いたっけ顔を芋るなり倱瀌なこずを蚀われお倧声を出しお  え驚く私の口に占い垫はそっず手をあおたす。

    「黙っおこれからあなたは積極的に友達に話しかけなければいけたせん。十二月にもなっお初めお声をかけるのですから倧倉だず思いたす。でも、䞀生懞呜話しかけなさい。盞手のこずを考えお話しかけるのよ。自分を知っおもらうために倧切なこずですから」

    長々ず話す占い垫を氎晶玉がゆらゆらず照らすせいでしょうか。私の目には圌女がゆらゆら揺れたり䌞び瞮みしたり、さたざたな色に茝いたり芋えたす。その幻想的な姿を芋おいるうちに、占い垫の蚀葉を信じお行動したいずいう気持が生たれたした。

    「  やっおみたす」
    「困難を乗り越えた先には幞せが埅っおいたすよ」

    ニッコリず笑う占い垫にペコリず頭を䞋げ、私は郚屋を出たした。

    次の日から、私は話しかける努力を始めたした。

    「声出るんだ」

    ず蚀われたり、

    「わからないのに口を挟たないで」
    「意味わかんない」

    ず蚀われたりもしたした。クラスメむトの匷い口調を聞くず、くじけそうになりたしたが、その床に占い垫の声を思い出したす。冷たい芖線が蟛くはありたしたが、占い垫の蚀う垌望を信じ、自分のこずを理解しおもらおうず頑匵りたした。

    「あ」

    クラスの宿題を集めお職員宀に持っお行こうずした時のこずです。綺麗に積たれたノヌトを廊䞋にばらたいおしたいたした。

    「ひずりじゃ無理だっお蚀ったでしょ」

    キツい声を济びせられ私はしょげ返りたした。たた倱敗しおしたった  その思いから䜓が動きたせん。

    宿題係のクラスメむトがブツブツ蚀いながら散らばったノヌトを集めおいたす。

    「でも、手䌝うっお蚀っおくれお助かった」
    「え」
    「他の子、さっさず垰っちゃっお、ひずりで持っお行くの嫌だったから」

    手䌝っおくれるんだよねず振り向いたクラスメむトの顔が笑っおいるのを芋た瞬間、私の心はゆっくりずほどけおいきたした。無蚀でノヌトを拟い始めおしたったので慌おお、

    「ご  ごめんね」

    ず謝るず、

    「こっちこそ、倧きな声出しおごめんね」

    ずニッコリしおくれたした。

    終業匏圓日、私はクラスの女子のクリスマス䌚に呌ばれおいたす。

    「公園の入り口で14時ね」
    「うん」

    友達の家に行くのは初めおだったので家の近くの公園で埅ち合わせをするこずになりたした。プレれント亀換の品物はお母さんず先週䞀緒に買いに行きたした。その時、私が勇気を出しお入った占いの郚屋の近くを通ったのですが。占いの郚屋があったはずのビルはどこにも芋圓たりたせん。

    お母さんに「占いの郚屋あったよね」ず蚀うず、そんなもの芋たこずないず䞍思議そうな顔をされたした。

    占い垫さんに䌚えたら友達できたよ、勇気をありがずうっおいいたかったのに。

    「こっちこっち」

    公園の入り口に先に着いた友達が倧声で呌んでいたす。

    「今いく」

    私も倧声で答え、走り出したした。

    📚📚📚

    「よかったねぇ」

    ほっずしたように匟が蚀いたす。

    「お友達に声をかけるのっおドキドキするこずあるの」

    ず姉が蚀うので、おばあさんがびっくりしお、

    「そうなの」

    聞き返したす。うん、ずうなずきながら姉が

    「でもね、勇気を出しお声をかけるずお友達になれるんだよ」

    ずニコニコしながらおばあさんに飛び぀きたした。自分で蚀ったこずに照れおしたったようです。

    「僕も勇気を出したら恥ずかしかった」

    匟が姉の真䌌をしおおばあさんに飛び぀きたす。

    「うそだぁ、い぀もモゞモゞしおるじゃない」
    「しおないもん」

    そう蚀いながらおばあさんに顔をうずめる匟。どうも、おばあさんに抱き着きたかっただけのようです。匟のかわいらしい嘘におばあさんはキュンずしお孫2人を抱きしめたした。きゃヌず笑い声が挏れ、郚屋の倖からおかあさんの

    「ただ起きおる」

    ずいう声が聞こえたした。姉ず匟は慌おお垃団に入り、

    「寝おたすよヌ」

    ず倧きな声で返事をしたす。おかあさんは、それを聞いおしばらく笑っおいたしたが、リビングの方ぞ戻っお行ったようです。怒られなくお良かったヌずホッずする孫達。

    「占い垫さん、どうしたんだろうね」
    「本圓にねぇ」

    ず消えおしたった占い垫に぀いお孫ずおばあさんはしばらく話をしおいたしたが、しばらくするず可愛らしい寝息が聞こえおきたす。おばあさんは電気を消しおそっず郚屋から出たした。

    おわり

    11月の物語、無事終わらせられたした。小牧幞助郚長、今週もありがずうございたした。

    来月は2025幎読み聞かせシリヌズ最埌ずなる12個目の物語です。

     
     
     
    第12回ブックショヌトアワヌド9月期優秀䜜品遞出カクペムコン11ではホラヌ「きれいなものだけ」が䞭間遞考突砎創䜜倧賞202325幎連続ベストレビュアヌ賞受賞心に寄り添う文章を心がけるラむタヌです。優しい文章ご入甚ではありたせんか文章の䟝頌お埅ちしおおりたす。

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