
「私は愚かだ」じゃなくて「人間らしくていいね」と考えたい
ともすれば私は自分を否定しがちだということに気づいた。
自分で決めたことをやり遂げられなかったとき、朝起きれなかったとき、お風呂に入れなかったとき。ありとあらゆるときに、「私は愚かだ……誰も私を愛さない……」と落ち込むことがある。
しかし待ち給え、君。
そもそも、「全く愚かではない/愚かだったことがない」という人間が、どこに存在するだろうか。
いや、ない。(反語)
人間は、人間に生まれたからには、いつかはどこかで愚かな事をしでかしているのである。愚かでない人間は、いない。「私は全くもって愚かではありません」という人間は、自分の姿が見えていない。もし万が一、全く愚かではない人がいたら、これを読んで怒らないでください。すみません。どうか石を投げないで。
しかしながら、私は、人間は皆愚かだと蔑んでいるのではない。愚かだからと開き直るのでもない。
完璧でなくても、皆懸命に生きていることが素晴らしいのだと言いたい。
不完全でありながらも、善いものを目指して進もうとするその姿こそが人間らしさなのだと讃えたい。
そう、つまり、何かがうまくできないからといって「自分は愚かだ」と落ち込む必要はどこにもない。
むしろたまには讃えたっていいじゃないか。
「人間らしくていいね」と。