平日夜10時半帰宅の会社員が、Claude Codeに毎日のインスタ投稿を任せた話
はじめに
平日夜10時半に帰宅する会社員が、
毎日インスタを更新できている理由
はじめまして。ハルミと申します。
平日はフルタイムの会社員で、家に着くのはだいたい夜10時半。
そこから夕食をとって、少しだらだらして、気づけば日付が変わっている—
—そんな毎日を送っています。
そんな私のInstagramアカウント
@harumi_auto
は、毎日決まった時間に投稿が公開されます。
画像もキャプションもハッシュタグも、すべて自動です。
私が投稿ボタンを押すことはありません。むしろ、投稿が出ていく時間帯、
私はたいてい会社で働いています。
この記事は、その仕組みをあなたのアカウントでもそのまま動くように、
最初から最後まで手順で解説したものです。
この記事を読むと、
何ができるようになるか
読み終えてコードを動かすと、こうなります。
毎日決まった時間に、Instagramへ自動で投稿が公開される
投稿の画像・キャプション・ハッシュタグは、AI
(Claude Code)が毎回新しく生成するあなたは普段どおり仕事をしているだけ。
投稿のことを忘れていても、勝手に回り続ける月のコストは、AIに払う分だけ
(インフラ費用はほぼゼロ)
「寝てる間に不労所得」のような話ではありません。やることは地味で、
最初の構築には何時間かかかります。でも一度組んでしまえば、
あとは仕事をしている間にアカウントが育っていく。
それがこの仕組みの正体です。
なぜ「自動化」だったのか
正直に言うと、私は何度もSNS運用に挫折しています。
X(旧Twitter)もFacebookも、「続けよう」と思っては立ち消えになるのを
繰り返してきました。
「毎日投稿しよう」と決めても、帰宅が遅いと投稿を考える気力が
残っていない。
週末にまとめて作ろうとしても、平日のうちにネタを忘れる。
3日続けば良いほうで、たいてい1週間でフェードアウトしていました。
続かない原因は、やる気でも才能でもなく、「毎日、自分の手で作業する」
という設計そのものにありました。
だったら、その作業を自分の手から外せばいい。
そこで使ったのがClaude Codeです。
Claude Codeは、日本語で「これをやって」と頼むと、実際にコードを
書いて動かしてくれるAIエージェントです。
私はこれに「インスタの投稿を毎日自動で作って、決まった時間に
公開して」と頼み、二人三脚で仕組みを組み上げました。
この記事は、そのときの手順を、つまずいたポイントごと
再現できるようにまとめたものです。
想定している読者
この記事は、こんな方に向けて書いています。
平日の帰宅が遅く、コンテンツ作成の時間がなかなか取れない方
自営業・フリーランスで、SNS投稿はしているものの、
本業が忙しく「自動化できたら」と思っている方ChatGPTやClaudeは触っているが、
「AIにコードを書かせて動かす」のは未経験の方インスタ運用が続かない/これから始めたいが続ける自信がない方
副業や個人ブランディングに興味がある方
「自動化」という言葉にワクワクする方
プログラミングが
分からなくても大丈夫です
「Pythonが書ける」「コマンドラインに慣れている」——あれば
有利ですが、必須ではありません。
なぜ言い切れるかというと、私自身がPythonもコマンドラインもほとんど
分からない状態から、この仕組みを完成させたからです。
しかも、です。
私がこの自動化を始めた当初は、ターミナルやVS Codeをインストール
して、コマンドを打ちながら作業していました。
でも今はClaude Codeのデスクトップアプリがあります。これを使えば、
あなたはターミナルもVS Codeも一切触りません。
アプリに日本語で頼むと、コードの取得も配置も実行も、Claude Codeが
全部やってくれます。
だから、この記事のコードについても——
「コピペすら、しなくていい」
これがこの記事の立ち位置です。
あなたがやるのは、Claude Codeに「この記事(または私のGitHub)
のコードを参照して、インスタの自動投稿を組んで」と頼むこと。
そのために、参照用の公開リポジトリ(コード一式。
アカウントごとに変わる箇所は空欄にしてあります)を用意し、
付録記事
の付録Bに、どのファイルが何をしているかの一覧と、頼むときの言い
方をまとめてあります(付録A〜Dは無料の別記事です。
買わなくても読めます)。
コピペ元としてではなく、「Claude Codeに読ませる材料」として
使ってください。
必要なのは、たった一つだけ。
「分からなくても、止まらずに進む姿勢」です。
この記事が想定していない読者
期待のズレを防ぐため、正直に書いておきます。次のような方には、
この記事は合いません。
ボタン1つで全部やってくれる完成アプリを期待している方
(これは「自分で仕組みを組む」記事です)コードの中身を一切読む気がない方
(コピペで動きますが、最低限の理解はしていただきます)Instagram Graph API の規約変更に、永続的な対応を求める方
(これは2026年時点の仕様がベースです。
仕様が変わったときに自分で追う方法は付録Aにまとめました)
かかるコスト
先に正直に言っておきます。この仕組みは完全無料ではありません。
ただし、お金がかかるのは「AIに払う分」だけで、インフラ(土台)
の費用はほぼゼロです。
そして、AIにお金を払う場面が 2つあります。
ここを最初に分けて理解しておくと、後で混乱しません。
① 作るとき(最初の構築):Claude Code
(コードを組む相棒) / サブスク or API(有料)② 毎日動かすとき(運用):Anthropic APIキー
(投稿文を生成する燃料) / API従量課金(毎日少額)
土台のほうは、すべて無料枠でまかなえます。
GitHub(コードの保管・自動実行):無料枠で十分
cron-job.org(定時実行のトリガー):無料
GitHubでの画像配信(raw配信):無料
Instagram Graph API(投稿の実行):無料
① 作るとき:Claude Code
仕組みを組み上げる相棒がClaude Codeです。
これはAnthropic社の有料サービスで、利用形態は2通り——
サブスクリプション(Claude Pro / Max など)か、APIの従量課金です。
構築は最初の数日に集中する作業なので、ここは「一時的にまとまって
使う」コストだと考えてください。
② 毎日動かすとき:Anthropic APIキー
ここが見落としがちなポイントです。
完成後、毎朝GitHubが自動でClaudeのAPIを呼び、その日の投稿文を新しく
生成します。この「毎日の生成」に、わずかですが従量課金が発生します。
1回の投稿で使うのはごく少量のテキスト生成なので、
金額はごくわずかです。
@harumi_auto の実測では、1日2本・月に約60本の投稿を作らせて、
月200円前後(AIが書く文章の長さや為替で月ごとに揺れますが、
週1回の数字レポートを足しても、多い月で月500円には届きません)。
とはいえゼロではない——だから「完全無料」とは言えないのです。
⚠️ この金額は、2026年8月時点で私が使っているモデルと、
1日2本という頻度での実測値です。
投稿の本数を増やせばその分だけ増えますし、モデルの料金は
改定されることがあります。
契約前に必ず公式サイトで最新の料金をご確認ください。
⚠️ 共通の注意:いずれも使い方によっては想定以上の課金が
発生します。
上限設定と使用量モニタリングを強くおすすめします(具体的な設定方法は
第2章)。
最新の料金は変わる可能性があるため、契約前に必ず公式サイトで
ご確認ください。
💡 補足:かつてはInstagramのアクセストークンを60日ごとに更新する
必要がありましたが、この記事の構成では永続的に使えるトークンを
取得します。「60日ごとの更新作業」は不要です(詳細は第3章)。
買う前に、中身を読んでみたい方へ
ここまで読んで、「自分に合う記事だろうか」とまだ迷っている方も
いると思います。
そういう方のために、この記事の第8章(トラブルシュート集)
から1節を丸ごと、別の無料記事に載せてあります。
「ある朝、投稿が止まった。
何をどう見て、どう直したのか」を、実際のエラーメッセージと
手順つきで、最後まで書いたものです。説明のこまかさも、文章の調子も、
そこで確かめられます。
同じ記事には、全8章+付録A〜Dの目次も、
小見出しまで全部載せてあります。
「どこまで書いてあるのか」を先に確かめたい方は、そちらからどうぞ。
この記事の使い方
最後に、読み進めるうえでのお願いです。
章を飛ばさないでください。特に第2章(環境構築)と
第3章(Graph API)は、後の章すべての土台です。
ここを飛ばすと、後半でほぼ確実に詰まります。コードは「Claude Codeに頼んで」動かしてください。自分でコピペ
して理解しようとしなくて大丈夫です。まず動かす。理解は
後からついてきます。この記事のコード(公開リポジトリ。中身の
地図は付録記事の付録B)は、あなたが読むためではなく、
Claude Codeに読ませるための材料です。ただし、あなた本人の操作が必要な作業は残ります。特に第3章の
Instagram Graph API周りは、あなた自身がFacebookやInstagramの
画面を操作する必要があります(SMS認証コードの入力や
二段階認証など、あなた本人にしかできない手続きが含まれます)。
この記事の本当の山場はそこです。
逆に言えば、ここさえ越えれば残りはほぼClaude Code任せです。エラーが出ても、それが普通です。私も何度もエラーに
当たりました。この記事には、私が実際にハマったポイントと対処を
「つまずきポイント」として各所に埋め込んであります。
第8章にはトラブルシュート集もあります。
それでは、始めましょう。
まずは全体像から。ここから先が本編です。
「いま自分が何を組み上げようとしているのか」——
その地図を、第1章でお渡しします。
第1章 全体像を理解する
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