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ゆとり感が増大 26/3/21

    最近、いろんなことを考えるんだよね。頭がすっきりして、ゆとり感が増大してる。
    近所のコーヒースタンドが3周年で、お祝いにコーヒーを頼んだんだ。
    「3周年おめでとうございます」
    マスターは俺のことをよく知ってくれていて、
    「大学はいつから?」
    「大きなスーツケースを持ったお母さんと二人でバス停にいるところを見たよ。あれは海外だなと思った」
    と言ってくれた。俺を知ってくれていることがすごくうれしくて、母が海外旅行で外しているから一週間ほど一人暮らしをしていることや、4月から大学に通うことなどを話した。マスターの親族にも俺と同じ大学の人がいることを教えてもらった。
    「いつもありがとうございます」
    マスターはコーヒーカップを優しくカウンターに置いた。
    「おめでとうございました」
    俺は変な日本語をしゃべった。
    「また来てね」
    マスターは微笑んだ。
    「また来ます」
    俺も微笑んだ。

    コーヒー片手に歩き始めて気がついたが、マスターは3周年記念でコーヒーカップに名前を書いてくれたのだった。「Thank U Haruki」

    バス停に向かうまでに祖父母と会った。何かといえばマスターを気にかけている祖父とコーヒー片手にすれ違うとはなんという符合かと思った。
    「マスターと話したよ。3周年だって。これから父の古着屋がイベントに出店している様子を見てから、知人とごはんに行くんだ」
    と伝えた。二人は俺の薄着を心配してくれた。夜は冷え込むらしい。

    昼下がりの空いたバス後部の一人席に座る。ここは小高い席だからバスの全体がよく見える。春を今かと待つ15°の日が差し込んで、ステインド・グラスがなくても移動式の教会のようにみえた車は最寄駅へ走った。俺は香ばしいコーヒーを飲みながら小声でそばかすを歌った。

    最近、散歩やバスや電車移動が楽しい。イヤホンをつけっぱなしにする習慣から脱したことが大きい。自然と考えごとをして、後頭部あたりにいるであろうリトル・ハルキと会話をするのだ。晴れた日の電車って気持ちがいいね。この間ライブに向かう電車に乗った時にも感じたけど、心が晴れる感じがあるね。

    ここで一首。

    いざ桜が咲いたら肩を落とすのは
    枯れることを想像するから?

    栄枯の一首 高橋春貴
     
     
    20歳。日々感じたことを、日記として残していきます。 X(twitter)→harukinonikki ↑繋がってください!

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