
「90歳、もう一度手術を選ぶということ」
昨日、義母の手術の説明を聞きに病院へ行った。
義母は90歳。
3月に転倒して骨折し、手術。
リハビリも順調に進んでいて、少し安心していたところだった。
それなのに——
「また手術が必要です」と言われた。
義兄夫婦、私たち夫婦、そして義母の弟さん。
5人で並んで、先生の話を聞いた。

前回の手術をした左足は順調。
でも、もともと悪かったであろう腰。
画像に映っていたのは
脊柱管狭窄症。
リハビリを進める中で、足のしびれと強い痛み。
歩くことも難しくなっているという。
義母はぽつりとつぶやいた。
「また手術せんなんだか…」
「みんなで聞いてくれ」
その声は、少し弱かった。
ついこの前、手術をしたばかり。
もうしたくない。
でも、自分ひとりでは決めきれない。
年齢のせい——
そう簡単に言い切れない何かが、
そこにはあった。
正直、胸が苦しかった。
それでも。
痛みを取るには、手術しかない。
私たちは、義母に向き合うしかなかった。
そして今日。
手術の日が決まったと、病院から連絡があった。
休みを取って、みんなで付き添おうと思う。
できることは、そんなに多くない。
でも——
一人にしないこと。
それだけは、ちゃんとやりたいと思った。
90歳、残された時間は、そう長くはない。
だからこそ。
一緒にいる時間を、大事にしたい。
歩行器を使って歩けるようになればいい
その位になったらいいなと思う