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5年間続けた英会話をやめた日

    5年間続けた英会話を辞めた。

    英語が嫌いになったわけじゃない。
    英会話にお金を払うだけのモチベーションがなくなっただけ。
    英語は今でも大好き。

    英会話を始めたきっかけは、
    洋楽を聴けるようになりたかったから。
    ある程度洋楽を聴けるようになって、英会話への熱意は次第に落ちていった。

    学生の頃から5年間、同じ先生と続けていた。


    英会話は辞めたかったけど、お世話になった先生にどうしてもお別れを言えなくて、半年くらいメッセージを送れずにいた。

    その人との最初のレッスンは、よく覚えてる。
    自分は色んな人と話すのは得意ではないから、
    毎回同じ人とレッスンがしたくて、「いい先生いないかなー」って探してたんだ。

    一番最初のレッスンって自己紹介をするんだけど、学生か社会人か聞かれるんよ。
    仕事は決まっているのか、とかね。

    当時の自分は学生で、自信がなくて働きたくなかった。
    多くの先生は、自分が「働きたくない」って言うと、悲しそうな顔をするんだよね。

    でも、その先生は違った。
    自分が「働きたくないんだよね」って言ったら、なんて言ったと思う?

    ニッコニコの笑顔でゲラゲラ笑って、大きな声で言ったんだ。
    「Me too!!」って。

    その瞬間に、あぁこの人だ、って思ったんだ。


    最後のレッスンでは、1つだけお願いをしたんだ。「励ましのメッセージが欲しい」って。

    そしたら、最初のレッスンの時みたく、ゲラゲラ笑って、こう言ったの。
    「I told you!Haru-san!!」って。

    家族のことも、友達のことも、恋愛のことも。仕事のことも、健康のことも、学校のことも。
    楽しかったこと、悩んでいたこと。

    彼は何でも話を聞いてくれた。

    いつでも、自分のつたない英語も、ネガティブな感情も聴いてくれて、毎回”You are doing good!”って、励ましてくれた。

    その言葉に、何度も救われてきたんだ。

    父親のいない自分にとって、
    父のような存在だった。

    生まれてきて、良かったなぁって。

     
     

    はる

     
     
    はるです。 主にエッセイを投稿しています。 ジャンルはバラバラですが書きたいものを自由に書きます。