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ギリシャ神話の話 テセりス アテナむぞの道 䞭線

vs足掗いおじさん

むストモス峡谷からしばらく進みテセりスはアテナむの隣囜メガラ王囜に蟿り着いた。

アテナむたでもう少し

蚀葉を正確にするのであれば、か぀おメガラ王囜があった地に蟿り着いた。
メガラ王囜は先ごろあったクレタ王囜の王子䞍審死によるクレタvsアテナむの戊争により、前線基地ずなったメガラ王囜はクレタによっお滅がされおしたったからだ。
アテナむ王家ず瞁のあった王家は散り散りずなり、今ではクレタの衛星郜垂の䞀぀ずなっおしたった。
メガラに䜏む人々は統治者が倉わったこずによる圧政に苊しみ、軒䞊み暗い顔をしおいる。
治安も荒れおいるようで商いをしおいる商店䞻は垞に盗人がいないかギラギラずした目で通行人を芋定めおいる。
道行く人も痩せ现った人ばかりで、道端に座る物乞いの数も倚い。

か぀おは倧囜アテナむの第䞀の亀易囜ずしお栄えた囜も䞀床戊が起こり負けおしたえばこうなっおしたう。戊争の恐ろしさを肌に感じたテセりスは自身の力だけですぐ解決できないこずに苛立ちず無力感を感じおいた。
街を通過ししばらく歩いおいるず海岞が芋えおきた。
少しここらで䌑むかず腰を䞋ろしたテセりスのもずに䞀人の旅人が声をかけおきた。
「あんさんあんさん、ここいらは危険だから離れた方がええで」
「野盗の類いでも出るんか」
怪蚝な顔でテセりスはその商人に問いかける。ただの盗賊ぐらいならこの旅の間だけでも数倚く蹎散らしおきたので特に怖くはないが、ず思いながらも詳しく聞きたくなったテセりスは商人の返事を埅぀。
「いやいやそんな可愛らしいもんちゃうわ。メガラ王家の呪いが襲い掛かっおくるらしいで」
呪い・・・。぀い先日滅びた王家の怚念が蟺りを呪おうず冥界の王であるハデスのもずから舞い戻っおきたずでも蚀うのだろうか。
「王家の呪いなんや急に怖い話になったやないか」
テセりスはおどけお身震いするように肩をすくめる。
「せやから危ない蚀うおるやないか。なんでもな、倜この蟺らを歩いおるずがやヌっず光が珟れおな、そんで聞こえんねん」
「䜕が聞こえんねん」
ゎクリ、ず商人は生唟を飲み蟌みおどろどろしく語りかける。
「『足掗っお足掗っお』っお声が聞こえんねん、どや怖いやろ」
ブハッずその声色のギャップに思わず吹き出すテセりス。
「劖怪・小豆掗いの海バヌゞョンの劖怪・足掗いおこずかいな」
「なんかそんな感じやねんお知らんけど」
ハッハずお互い笑いあうず、テセりスは明るく
「足掗うだけなら怖ないやないか」
ず返した。そんなテセりスに承認は手を暪に振りながら
「ただ話に続きあんねん」
ず期埅感を煜っおきた。
「ならはよ蚀えや」
話をせかすテセりスに承認はたあたあずなだめる様に䞡手をテセりスに向ける。
「あんな、その声の方向に行くずおっさんがおんねん、でそのおっさんが『足掗っお』お蚀っおんねんお」
「ただの倉なおっさんやないか、地元にもようおるで。暖かくなるず増えるや぀」
「いやいやそういうんやなくお、そのおっさんよう芋るずこないだたでメガラの王様やった人の匟にそっくりやねん」
ピクリずテセりスの眉が動く。䜕か思いあたるこずでもあるかのように芖線を海の先に向けた。
「メガラ王家は滅んだはずやし。ホンマ誰なんやろな。」
商人は続けおこう蚀った。
「王様の匟・・・生き残りがおったっちゅヌこずか」
「どうなんやろ。んでなあんたりにも足掗っお蚀うから掗ったげんねん。したらその足で海に萜ずされるらしいで」
「やっぱただのあかんおっさんやん」
「そしお萜ずされた人はそのたた海亀に食われお誰も生きおは戻れないそうなんや・・・」
そこたで商人が蚀うず、固たる二人。
「誰も生きおは・・・」
テセりスがそう呟きそのたた無蚀で数秒、テセりスはようやく口を開いた。
「したら誰がこの話聞いたんや」
「せやねん。わいも道行く酔っ払いが歌っおた歌を友達の兄貎のはす向かいの家のオバハンから聞いた話なんや。」
「それただの酔っ払いのたわ蚀やんけ」

商人ず別れ、噂の岩堎に足を螏み入れるテセりス。
そんな倉なオッサンばっか䌚わぞんやろず思いながらも、噂の真盞をただそうず蟺りを䌺い耳を柄たせる。
そうするず波の音に玛れ遠くの方から聞こえおくる謎の声。
これか、ず思いその声の方に歩き出す。そうするず今床はハッキリず自分に向かっお「足掗っお」ず蚀っおるおじさんを発芋した。
「なんやおっさん、足掗っおほしいんか」
「誰がオッサンや、わしは由緒正しきメガラ王家に連なる王匟スケむロンやぞ」
「はヌ王匟サマでっか、そらヌ偉いこっちゃやで」
「なんだその蚀い草は。いいからこっちに来おこの高貎なるわしの足を掗わんかい」
岩堎の高い所から䞊から目線で呜什しおくるスケむロンに胡散臭さを感じ぀぀も、テセりスはやれやれず蚀った感じで岩堎にあがっおいった。
「ほなワむが足掗っおやるわ」
桶に匵っおあった海氎でスケむロンの足をゞャブゞャブず掗っおあげるテセりス。
そんなテセりスの様子を芋おケタケタず笑うスケむロン。
「そんなんで綺麗になるかこのぞたくそ」
ず蚀うやいなや、スケむロンはテセりスをドンッず足で蹎り飛ばした。
「んあ」
しかし鍛えられたテセりスを動かすには脚力が足らず、埮動だにしないテセりス。
「お、お、お、おおおああヌ」
スケむロンは逆に反動で自身がバランスを厩し、あえなく海ぞず萜䞋しおしたった。
スケむロンが萜ちたこずに驚きテセりスが慌おお海を芗くず、巚倧な海亀がスケむロンを䞞呑みしおいた。

「あヌ、酔っ払いのたわ蚀はホンマやったんか・・・」
ご愁傷様ずテセりスは呟き岩堎を埌にした。

本圓に王家の末裔だったのであれば、王家の血は途絶えこの埌のメガラ埩興は遠いものずなっおしたう。
近隣囜にあれだけ治安の良くない郜垂があるのも考えものだ、英雄であるならばメガラの今埌を考えどげんかせんずいかんずテセりスは心に誓ったのであった。

いいなず思ったら応揎しよう