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キャンドルナイトと作品。

    茶屋町にてキャンドルナイトというイベントにアトリエ三月で参加しました。タイトルの通り、街の照明を消してキャンドルの灯で街を照らすイベントです。

    実は僕が初めて作家としてこのイベントに参加したのはもう20年ほど前だったと思います。恐らく初めてキャンドルナイトというイベントが大阪で開かれた年でした。


    今思い出すと目も当てられないような作品でしたが、キャンドルと作品やアートを結びつけることは簡単なようで意外と難しい。


    作品をただキャンドルで照らすだけでは芸がありませんからね。


    キャンドルに火が灯されるというその世界観を崩さないまま、
    逆にキャンドルによって作品の世界観が変わらないように、


    双方の世界観がしっかりと合わり交わっている状態で作品として成り立たせなければいけないので普段取り扱わせて頂いている平面作家さんではなかなか難しい。


    そんな中、普段から公募展など応募してくださるMITSUHOSHIさんに今回お声を掛けさせていただきました。普段からシーグラスで作品を制作している作家さんです。

    シーグラスでインテリア商品を制作している例はよく見ますが作品を作っている人は意外といません。浜辺に漂流してきたシーグラスにはそれ単体で意味や物語がすでに存在しています。


    日本固有の文化である枯山水をテーマにして、作品を岩のように見立てた今回の作品は見る側もとてもわかりやすくて良かったんじゃないかな。


    特にアート作品に対しての導線ってすごく大事だと思ってて、「何かよくわからないものを何かよくわからないまま見せる」ような作品が結構多かったりします。

    「お前もよくわからないものを作っているじゃないか!!」と声が聞こえてきそうですが、なので一番最初に数で見せるのかスケールで見せるのか、最低限そこは意識しておいたほうがいいだろうと思います。


    現代美術でも「あぁこれはあの著名な作品の引用か」といった知識があれば作品の見方が変わります。現代美術を見るためにはある程度の知見が必要とはこーゆー意味ですね。

    モナリザを知らないのにデュシャンの『L.H.O.O.Q.』を見てもそりゃぁ意味わかりませんわな、という話ですね。


    最近はワンピースをはじめとして漫画にしても何かの引用を文脈に接続させる作り方がかなり増えた印象です。引用したり文脈つけることでその意味の深さが変わる、みたいな感じですね。


    それにしてもMITSUHOSHIさんは今回かなり気張ってくれました。


    僕もギャラリーとしてキャンドルナイトに関わるのは初めてだったので結構(かなり)色々と大変でしたが良い経験になりました。


    ちょっとマジで疲れすぎて久々にばててしまいました。

    また来年も関われたらいいな〜



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