
タケノコ掘り中、たぶん小熊に遭遇した
先日、息子と一緒に裏山へタケノコ掘りに行った。
春になると毎年楽しみにしている恒例行事。
わたしは後ろを歩いていて、先を行く息子が急に立ち止まった。
「ちょっと待って。こっち来るな!」
その声にびっくりして
「な、なに!? なんかいた!?」と聞くと
「黒い小動物がいた!」
一瞬で空気が変わった。
「やばい、逃げよう!」
ふたりで一目散に山を下りた。
息子いわく…
「たぶん小熊だったと思う」と。
……小熊?
ということは、近くに親熊もいるかもしれない。
そう思った瞬間、一気に怖くなった。
近所でも最近、熊の目撃情報は聞いていた。
でも、まさか自分たちが遭遇するかもしれないなんて。
帰って父に話すと
「そんなもん見間違いや。みんな普通に農作業しとるし、熊なんか出ん」
と言われた。
でも、わからないじゃないか。
この辺りでは、小学生がランドセルに熊鈴を付けて登下校しているくらいだ。
実際に目撃情報もある。
わたしは本当に怖かった。
自然の中に入るということは、こちらがお邪魔している側なんだなあと改めて思った。
本当に気をつけようと思う。
後日、近所のおじさんが草刈りをしているタイミングで、再びタケノコ掘りへ。
今度は無事に2、3本掘ることができた。
掘りたてのタケノコは煮物にして、美味しくいただいた。
今年もなんとか、春の味覚を楽しめました。