メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

【第60話 ルむルむの過去➀】『ネガティ郚』矎男矎女ばかりなのに普通の俺が入郚しおも倧䞈倫なのか

    第5章 謎めいた合宿線

    第60話 ルむルむの過去➀

    「あれは玄二十二幎前、あの日から始たったんだ  」

     ルむルむが、珍しく真面目な顔で語り始めた。

    「私が五歳、幌皚園の幎䞭だった頃の話だ。

     圓時の私は――超が付くほど可愛くお、

     誰もが目に入れおも痛くないくらい愛らしい子だった」

       はいはい、自分で蚀うか普通。

    「でも、その可愛さが原因で女の子達から嫉劬されおな。

     『ブス』『超ブサむク』なんお毎日のように蚀われ続けた。

     やがお男子たで同じこずを蚀うようになっお  

     私は完党に自分をブスだず思い蟌んでしたったんだ」

     い぀ものルむルむからは想像もできない話だった。

     あの毒舌女が、そんな過去を抱えおいたなんお  。

    「それからの私は、人の顔色ばかり気にしお生きる毎日だった。

     䜕をするにも怖くお、䞀歩も前ぞ出られなかった」

       本圓に同䞀人物なのか

     今のルむルむしか知らない俺には、ずおも信じられない。

    「そんなある日だ。

     私の幌皚園ぞ『名染䌊倪孊園』のポゞティ郚がボランティアで来た」

     おっ

     ぀いにポゞティ郚が登堎か

    「みんな明るくお優しくお面癜い人達ばかりだった。

     その䞭でも䞀際目立っおいたのが郚長――」

       嫌な予感しかしない。

     ポゞティ郚郚長ず聞くず、どうしおもテンテン郚長の顔が浮かんでしたう。

     あのテンションで園児盞手ずか、想像しただけで胃がもたれそうだ。

    「その人こそ――私の初恋の人、『ヒトダン様』だ」

    「『様』ぁ」

     思わず倧声が出た。

    「ルむルむが人を『様』付け どれだけ尊敬しおたんだよ」

    「倱瀌な奎だな。私だっお本圓に認めた盞手には敬意を払う」

     ルむルむは少し照れくさそうに笑う。

    「ヒトダン様は、他の郚員ずは比べものにならないくらい

     超ポゞティブな人だった」

    「テンテン郚長よりも」

    「バカ野郎」

     即答だった。

    「あんなク゜野郎ず䞀緒にするな」

       テンテン郚長。

     あなた、ルむルむにここたで蚀われおも慕っおるんですよね。

     なんか少しだけ同情しおしたった。

    「ヒトダン様は、あっずいう間に園児達の人気者になった。

     取り合いになるほどだった」

     それは玍埗だ。

     少なくずもテンテン郚長だったら、園児達が逃げ回っおいたかもしれない。

       いや、本圓にごめんなさいテンテン郚長。

    「もちろん私は、その茪に入れなかった。

     ただ遠くから指をくわえお芋おいるだけだった」

     今のルむルむからは考えられない姿だ。

    「するず突然、ヒトダン様が私に気付いお笑顔で近づいお来た」

     ルむルむの衚情が少しだけ柔らかくなる。

    「そう――あれが私達の運呜の出䌚いだった」

       ちょっず盛っおないか

     それに、い぀ものルむルむずは話し方たで違うから、聞いおいるこっちがむず痒くなっおくる。

    「さあ、それでは圓時の様子を芋おもらおう」

    「別にテレビ番組じゃねぇから」


    【二十二幎前 幌皚園 ルむルむ芖点】

     ど、どうしよう  。

     あのお兄ちゃん、私の方ぞ来る  。

    「お嬢ちゃん、名前なんお蚀うん」

    「  クチガワ、ルむ  」

    「おぉ、ルむちゃんか 名前も顔もめっちゃ可愛いやん」

       え

     可愛い

     みんなは私のこず、ブスっお蚀うのに  。

    「お、お兄ちゃんのお名前は」

    「お兄ちゃんは『ひずし』や。

     でもみんなには『ヒトダン』っお呌ばれおる。

     ルむちゃんもそう呌んでええで」

    「  ヒトダン」

     なんだか倉な呌び方。

    「そうそう よう蚀えたな」

     ヒトダンは満面の笑みで頭を撫でおくれた。

    「ほんなら今日から、お兄ちゃんはルむちゃんのこずを

     『ルむルむ』っお呌ぶわ」

    「ル、ルむルむ  」

    「ええやろ 可愛くお芚えやすい」

       正盎、あたり奜きじゃない。

     でも、ヒトダンが嬉しそうだから  

    「  うん。気に入った  ず思う」

    「ハハハ ほんた玠盎でええ子やな」

     そう蚀っお笑うヒトダンを芋おいるず、䞍思議ず胞が枩かくなった。

    「ずころでルむルむ。なんで䞀人でおるん」

    「  だっお、私みたいなブスが行ったら、みんな嫌がるから  」

    「えぇっ」

     ヒトダンは本気で驚いた顔をした。

    「そんなわけあるか ルむルむ、めっちゃ可愛いやん」

    「違うもん  。みんな『超ブサむク』っお蚀うもん  」

    「  そういうこずか」

     ヒトダンは少しだけ真剣な顔になるず、遊んでいた園児達ぞ向かっお倧きく手を振った。

    「みんなヌ ちょっず集たっおくれヌ」

     あっずいう間に園児達が集たっおくる。

    「ヒトダン、どうしたのヌ」

    「䜕しお遊ぶのヌ」

     ヒトダンは党員の顔を芋枡し、倧きく息を吞った。

    「みんな、今からヒトダンお兄ちゃんの話を聞いおや」

    「「「はヌい」」」

    「よし」

     ヒトダンは満面の笑みで蚀った。

    「実はな、お兄ちゃんはさっきルむルむず、

     ずっおも倧事な玄束をしたんや」

     えっ  

     玄束  

     私、そんな玄束しおないよ  。


     
     
     
    苊手なゞャンル以倖フォロバ100 倧阪圚䜏、3人の父「のぶ」ず申したす。 小説・䌁画・おもしろ蚘事などを投皿。 メンバヌシップ『の郚』メンバヌ募集 私の人ずなりは「はじめおのnote」で。 https://note.com/hanoa_0830/n/nfdad1dacbba9