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「編集者」になるのに10年かかった話

    藤原華|作家

    「風、あったかくなってきたなー!」

    この風、めっちゃいいな。
    サブスクにして売ってくれたら月額980円くらい払うんだけどな。

    なんて春の風を楽しみながら駅まで歩き、改札を抜け、すぐに来た電車に乗って、つり革をつかんで。
    ふと目の前に座ってる人のスマホを見たら、その人。

    私が書いたnoteを読んでいた。


    「ぴょ!?」って思った。
    変な声出そうになった。

    読んでいたのはロングヘアの若い女性だった。
    背中を丸めて、スマホをのぞき込んで、
    左手の親指でスクロールして私のnoteを読んでいた。

    緊張した。

    彼女が読んでいたのは。

    私が、本気で、死ぬ気で、ない知恵ふりしぼって、
    愛をふんだんにまぶして書いた、わが子のような記事だったから。

     
     
     
    「これなら、できんじゃね?」って気軽にできる片付けのコツをつぶやいてる人|「読まれる文章」「書籍化されるnoteの書き方」も発信|フォロワー30人、投稿件数1件でnoteの書籍化を達成しました|日本最大級のコンテスト「創作大賞」の初代受賞者|ゴールデンカムイのオタクです。

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