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タイトルは説明ではなく、入口なのかもしれない

これまで、自分のiPhoneの中だけで使っている、
21個の自作アプリの記事を書いてきました。

ダッシュボードを眺めてみると、
同じ連載の記事でも、タイトルによって読まれ方が少し変わることが分かります。


最初はタイトルについてあまり深く考えていませんでした。

機能を書いて、アプリ名を書いて、
「こういうものです」と紹介する。

普通のやり方です。

でも途中から、少しだけ違和感が出てきました。よく読まれている記事は、中身の説明になっていません。

・公開予定もないアプリを21個作っていた話
・予定を書かないカレンダー
・時間を「確認」しないために作った

アプリ名や機能ではなく、
代わりに、少しだけ引っかかるような言葉が残っていました。

一方で、少し伸び悩んでいる記事は、

・指で隠れない、ゲーム機感覚のベクターツール
・樽の中で時間を育てる、正解のない経営ゲーム
・音楽知識ゼロ。コード進行で漂う音の宇宙

どれも間違っていませんが、
そのまま通り過ぎられてしまいました。

しかし、スキ数が極端に低いわけでは無く、
届けたい人には届いている印象を受けました。

並べてみると、
止まるタイトルと、
残る記事は少しだけ違うことが分かります。

そこから、ひとつだけ仮説を立てました。

タイトルは、説明でも雰囲気でもなくて、
少しだけ引っかかるくらいでいいのかもしれない。

そのため、連載の後半はタイトルを少しだけ変えてみました。

【Before】 ビールを注ぐゲーム「TapMaster」
【After】 グラスの泡はすぐにあふれてしまう

【Before】 ドット絵天気アプリ「DotWeather」
【After】 正確な天気よりも外の空気が知りたい

【Before】 宇宙探索ゲーム「ORBIT」
【After】 言葉がずっと回っている夜に

タイトルだけ見ると、ほとんどエッセイです。
でも、開いてみると、ちゃんとアプリの話に戻ります。

このあたりから、いろんな方に見てもらえることが増えてきました。

タイトルは、説明ではなく入口。

中身をすべて伝えなくても、
少しだけ気になる状態があればいいのかもしれません。


一方で、note公式のXでは「タイトルのつけかた」として、以下の通り触れられています。

・購入されている有料記事のタイトルには、「具体性」「読者にとってのメリットの明確さ」「トレンド性」が共通して見られる

・購入につながりにくいタイトルには、「曖昧さ」「抽象性」「メリットの不明瞭さ」が共通して見られる

https://x.com/note_pr/status/2042517252029985099


確かにそうだと思います。

しかし、少なくとも私の記事の場合は、少し違う動き方をしているように見えました。

まだ、noteを始めて間もないので、
私のやり方が正しいのかはまだ分かりません。

ただ、少し変えて、眺めてみる。

その繰り返しは、
アプリを作っている時間とよく似ています。


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