自分しか使わないのに、UIが気になる
仕事終わりにソファに沈み込みながら、ぼんやりと自作アプリを触っている時間があります。
そんな時、
ほんの少しだけ気になることがあります。
ボタンがちょっと押しづらい。ちゃんと押せたのか少し不安。
ほんの小さな違和感ですが、
なぜかそこだけ気になってしまう。
その時の自分は、
世界で一番疲れている初心者です。
細かい説明を読む元気も、小さなボタンを正確に押す集中力もありません。
そんな人に向けて、
何も考えなくても触れるようにUIを整えます。
指先の納得感を作る
ボタンが本当に押せたのか分からないとき、
それだけで小さな不安が残ります。
そのため、押した瞬間に少し沈みこんだり、
色が変わったりするようにしています。



当たり前のことのように感じますが、
いざ自分でアプリを作ってみると、思っているよりも大事なことだと分かりました。
画面の切り替えもそうです。
一瞬でパッと切り替わるほうが、
素早い反応で、機能としては正しい気がします。
でも、夜の疲れた目には少し刺激が強い。
そのため、まばたきのような暗転を挟みます。
その一瞬があるだけで、
画面の繋がりが少し柔らかくなります。

「なんとなく気になる」を見逃さない
UIでよく困るのは、
少し考えないと状態が分からないことです。
今何をしているのか。どこが押せるのか。
それを一目で分かるようにしています。

押せる場所は明るく、それ以外は少しだけ暗く。

大事な操作の前には「本当に大丈夫?」と確認を入れて、

終わったあとには「終わったよ」と短く返す。

それだけのことで、
迷いがなくなり、安心感が変わります。
ここまで頼っているのは、
「なんとなく気になる」という自分の感覚です。
少し押しにくい。
少し重い。
少し引っかかる。
触って、直して、また触る。
それを繰り返していると、
「これでいいかも」と思う瞬間があります。
そして、後からUIの解説書を見ると、
同じことが書いてあったりしてほっとします。
その小さな心地よさが、自分を少しだけ癒やしてくれる。
今のところは、それだけで十分な気がしています。
