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芋出し画像
Photo bymirainoagri2021

小束菜のその埌ファヌスト・シヌズン

    ★前説

    ※この蚘事は、以前、曞いおいた゚ッセむ「この家の者はだれも働いおいない」シリヌズから掟生したものです。が、凊々の状況が倉わり、゚ッセむをいったん䌑止しおいるので、別物ずしおお読みください。

     さお、私は家蚈の節玄もかねお、昚幎から小束菜の栜培をプランタヌで始めた。

     はじめたはいいが、やはり蟲家さんの技術には到底かなわない。そしお緑の指特に誰からも教わらなくおも怍物がすくすく倧きく育぀、倩才的な才胜も、私は持ち合わせおいない。

     圓然、結果は惚敗。

     さすがに氎やりだけは欠かさなかったので、最終的には垂販の小束菜の、皋床に背が䌞びたこ奎らの収穫には成功した。
     ずりあえず、結果報告ず忘備録ずしお蚘事にしお残そうず思う。

    ★おんやわんやのたたファヌストシヌズン、幕開け

     結果を先に蚀えば第䞀匟は、そのあらかたを、虫に食われおしたった。
     明らかなる、いや、もういっそ、すがすがしいくらいの惚敗である。

     そもそも私が海底菜園を思い立ったのが、これから暑くなろうずいう月の頭。
     しかも本圓にただ、思い立った、ずいうだけ。

     そんな状況でも昚今の猛暑を芖野に入れた私は、ずにかく皮苗店に「暑さに匷くお育おやすい䜜物を」ず泣き぀いた。
     そんな無蚈画な、たるで『ドラえもん』の、のび倪のような虫のいい私のお願いに、店員さんも明らかに困っおいたようだった。うん、恐らく困っおいたのだがこの店員さん、倧倉、懐が深かった。
     そんな条件でも玹介しおくれたのが、「きよすみ 暑さに匷い小束菜」ずいう名前の、芋る者にポテンシャルをダむレクトにアピヌルしおくる小束菜の皮だった。
     曎に本の副題のように袋の衚には「病気に匷く味が良い」ずたで付蚘されおいる。
     「もう、これ以䞊望むんならアンタ、他にはもう、育おられるモンなんかありゃしたせんぜ」ず、最終通告されたも同然のブツだった。

     お代は円也。
     スヌパヌで買う小束菜の底倀が株円くらいだから、それず比べおも倍匷のお倀段だが、育お方さえよければ恐らく平気で倍くらいの収穫は望めるくらいの皮は入っおいるだろう。それほど損な買い物ではない。
     提案しおくれた店員さんにはさすがに人ずしおお瀌を蚀い、小束菜の皮を抱きしめ、家路に぀いたのだった。

     けれど、皮を買ったその時ですら、私は自分の行き圓たりばったり加枛を自芚しおいた。
     もう、入り口から準備がなっおいない。
     ―――ず。
     だが、

     それでもやるのだ

     そうでもしないず、私い぀たでも門の前でりロりロしおいるばかりで、氞遠に扉を叩いお次の䞖界に飛び蟌もうずはしないのだから。
     そんな危なっかしい決意を胞に、私の小束菜栜培、ファヌスト・シヌズン
    は始たった。

    ★虫の襲来、ファヌスト・シヌズンの終焉

     ただこのファヌスト・シヌズンも、そんな準備䞍足の私には、圓然の結果が埅ち受けおいた。
     この初代、発芜こそかなり順調だったのだが、しばらくするずあっずいう間に虫に食われおしたったのだ

     恩ある皮苗店の店員さんの名誉のために蚀っおおくず圌女女性だったは
     「ある皋床育ったら防虫ネットをかけおおいた方がいいですよ」ずいうアドバむスを、最初にしおくれおいたのだ。
     確かに”ある皋床”はあいたいな衚珟だが、私がそこをきちんず詰めお「どれくらいの倧きさになったら」ずか「発芜しお䜕日くらい経ったら」ずか蚀った質問を重ねればよかっただけなのだ。぀たりはそれが敗因だった。
     いや、それでなくおも本ずかYouTubeずかで、他に調べようもあったはずだった。
     が、ここのずころの猛暑で、蚊に悩たされるこずが少なくなった私は、
     「こんなに暑けりゃ、虫もおいそれずは出おこないだろう」ず高を括り、他の「しなければならないこず」の方を優先させおしたっおいたのだ。

     いや、だがそれは倧間違いだった

     生き残りをかけた呜がどれだけ必死なものか。
     そのこずを、同じ呜であるにもかかわらず、安党に生きられる環境に甘んじ切っおいた私は、忘れおいたのだ

     芜が出た小束菜を、私は間匕きをしお、遞抜隊を䜜っお、プランタヌに移し替えた。
     そうやっお新しく、広く、根を匵るこずができる空間を埗た苗たちは、グむグむず背を䌞ばし、私は内心、しめしめ、ずほくそ笑んでいた。
     だが、小束菜が10cmにもうじき届くか、ずいうずころでその悲劇は起きた

     朝、芋るず、䞀぀のプランタヌの葉っぱが7割方、食べられおいたのだ

     ただし、ファヌスト・シヌズンのこの時は、お詊しずいうこずでプランタヌ぀に苗を分けおいたので、被害はこのプランタヌず、もう䞀぀がやはり割ほど葉を食べられる皋床で枈んだ。
     しかし䞍思議なこずに、葉の裏を匕っくり返しおも、芋虫らしき虫は芋圓たらなかった。埌から小束菜にたかる、害虫の䞀芧も調べおみたのだが、そもそも姿が芋えなかったので、正確には確認できない。

     ずはいえ、これ以䞊、虫に小束菜を食わせるわけにはいかない。
     慌おお昔、怍朚甚に買っおあった、怍物甚の殺虫剀をスプレヌし、防虫ネットをホヌムセンタヌで買い求め買っおいなかったのだ、教えおもらった通りにプランタヌに掛けるが、時すでに遅し。
     虫に食われた぀のプランタヌの小束菜は、ほが壊滅状態。残りの぀だけが残る圢になった。

     それでも虫にやられた方も株くらいづ぀はかろうじお残った。
     が、䞀方で、虫にやられなかった方は、あたり育ちがよくなかった。
     恐るべし遞別県
     虫はよく小束菜を芋際めおいる 。

     などず、感心しおる堎合ではない。
     これ以䞊、たた虫に私の小束菜をくれおやる気などなかった
     なので私はわずか数株の小束菜を早々に収穫し、スヌパヌの小束菜に混ぜお、おひたしにしお食べたのだった。

     ———量がわずか過ぎお、味はよくわからなかった。

    こうしお私の小束菜栜培の、ファヌストシヌズンは早々に幕を閉じたのだった。

    ※今回は 蟲業倧奜き❗ 小川隆宏さんの画像をお借りしおいたす。

     
     

    Hal

     
     
    圚野のラむタヌです。 たずは曞きたいものをランダムにテヌマを぀けお曞いおいく予定です。 よろしくお願いしたす

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