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半月板ってところがやられてるかもね〜

    ある朝、目が覚めると膝がやられていた。
    触っても痛みはないけれど、歩くたびに右膝が痛い。
    歩くというより足を持ち上げるたびに痛みが走っていた。

    小さい頃、妹と喧嘩したことで母に怒られている最中に、急に膝に違和感を覚えたため、激怒していた母に対し
    「膝がおかしいから屈伸させてほしい」
    と懇願したことを思い出す。
    その時はすぐに治ったが、今回ばかりはそうはいかなさそうな痛みだった。

    その日は出かける予定で、どうしても行きたいお店があったので
    痛みを我慢しながら外出することに成功したが、何日経っても痛みが続いたため病院に向かった。

    病院に着いて先生に症状を伝え、一応触診してもらえたが、普通に触ってもやはり痛くなかった。
    (やっぱり触っても痛くないんですよ〜)と思っていた次の瞬間
    「どこも痛くないのか…なんでだっろうねっっっ!」
    と膝を思いっきり押され、反対側に曲がりそうになった。

    当たり前に激痛。それは流石に、痛めていない方の膝にしても痛くなりますよぉ…TTという動きだった。
    瞬時に「うぇ!?痛いです!!」と伝えると
    「ここか!」としっかりめに先生は納得していて私は拗ねそうになった。

    そのあとにレントゲンを撮ってもらい、
    「特に異常はないけど、レントゲンには映らない半月板ってところがやられてるかもね〜」
    とのことだった。

    正直、触診されてから元の痛みとは違う別の痛みとしても
    膝がジンジンしていたので、内心
    (もうちょっとこれが原因です!って言って教えてくれよ!)とか
    (すみません私無知すぎるので半月板について詳しく!膝に三日月みたいなところがあるってことですか!?)
    と大人気ない拗ねと自分の学のなさからの恐縮感を持ち合わせていた。

    半月板の形については、あまりにも私が分かってなさそうな表情をしていたのだろうか、看護師さんが察してくれたように図鑑でどんな形かは見せてもらえた。
    学生の頃習ったはずなのにと、一応少し恥ずかしい感情はあったけれどスッキリした。

    今後については、「今回はまだ腫れてはないから大丈夫」
    とのことで湿布を処方してもらった。
    (まだってことは今後腫れる!?)と怯える私に先生は
    「腫れたらまた来てね」と言った。

    そのあと触診の時の痛みはすぐに消えて数日経って、もとの痛みも次第に和らいでいった。

    先生には小学生の頃に骨折した時もものすごくお世話になったし
    大人になってからも、指にガングリオンができてエコー撮影した時に
    エコー写真を出力した紙を見ながらしっかり説明してくれた。
    そのエコー写真が珍しくて欲しいと思った私に、いるの?と聞いてくれた優しい先生なので悪い先生ではないことはわかっている。
    今後もお世話になると思うけれど、今度からは触診に気をつけよう。

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