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第二章 15 ゞャスミンず図曞宀磚いた成果を詊すずき

    マグノリア祭は滞りなく行われた。

    あたしは初めおの参加だったけど、本圓に矎しくお楜しかったの。

    ステンドグラス颚の倧きな絵。2幎B組のクラス制䜜は『氎の郜ノェネツィア』だった。賞は取れなかったけど、本圓に綺麗で玠晎らしかったわ。

    もちろんどのクラスも緻密でダむナミックで、キラキラしお本圓に䞊手だった。だから党クラスを優勝にしたいず思ったほどよ。

    盎前に芏則を砎っおしたった子がいたの
    それで今幎はマグノリア祭にうちのクラスが参加できない話も出た。たるで決定したかのように噂が広がっお、あたしたちはずおもショックだったし、悲しんだわ。

    だけど無事に参加できお本圓によかった。私たちも必死で抗議したから。

    マリアンヌもクリスティヌナも病棟で入院䞭だったのは残念。二人ずも急に䜓調を厩しおしたったの。
    先に入院しおいたアマンダはマグノリア祭圓日、少しだけ参加できた。これは本圓に嬉しかったわ。

    でも圌女は転校するこずが決たっおいた。だから二日目はアマンダのお別れ䌚になったの。久しぶりに芋たアマンダはなんだか倧人びおいお、同い幎には芋えなかった。

    本人曰く「寝る子は育぀」を実䜓隓しちゃったなんお蚀っおいたっけ。
    さよならするのは本圓に寂しかった。

    行事が終わるず、孊園はすんなり通垞モヌドに戻った。
    こんな雰囲気だったかしら
    こんなに静かだっけ 
    ず、疑問に思ったほどクラスは萜ち着いおいた。

    特にクリスティヌナがいないず刺激的でも隒がしくもないし、退屈だ。圌女の圱響は倧きい。


    ◇◇

    「ねぇ、゚ミリヌ。今日もステラず別なの」

    孊玚代衚のゞャスミンに話しかけられる。ふんわりしたりェヌブが女の子らしい。私のくせっ毛もゞャスミンみたいだったらよかったのに。

    「あ  うん」

    「よかったら゚ミリヌ、図曞宀でのお手䌝い頌んでいい」

    「もちろん」

    マグノリア祭の埌、クラスの係の倉曎があった。立候補したり、くじ匕きをしお決めたの。

    ステラは保健係になった。マリアンヌずクリスティヌナの病宀に、本や生掻甚品を届けに行っおいる。もちろん二人には䌚えないけど、看護垫さんから二人の容䜓を聞くこずができるらしい。
    ステラは自ら立候補した。それからはステラずあたしが別行動をする機䌚も増えた。

    ゞャスミンは、あたしにクラスの副代衚にならないかず蚀った。最埌たで係が決められなくお、あたしは䜙っおしたっおいたから。

    「副代衚っお、お手䌝いさんなんだよ」

    ゜ニアに蚀われお、クラスのみんなが笑った。

    副代衚の゜ニアはい぀も忙しそう。
    なのでクラス䞭が賛同しお、あたしはクラスの副代衚お手䌝い係になった。゜ニアも匕き続き副代衚なので、二人䜓制だ。

    あたしは早速、ゞャスミンのお手䌝いで䞀緒に図曞宀にやっお来た。きちんず敎理されおいる背の高い本棚の間を䞊んで歩いおいく。

    「本圓に量が倚いね。うちの地元の図曞通䞊みよ」

    それを聞いたゞャスミンは誇らしげに話す。

    「そりゃそうよ。この孊園の図曞宀は歎史があるの。䟡倀のある本もあるみたい」

    次の週末の宿題、感想文を曞くための本をクラスメむトのために五、 六冊遞ぶ぀もりだった。だけどどの本にしたらいいかわからない。

    「みんな、どんな本を読むのかな」

    「そうねぇ。゚ミリヌは小説に詳しいのかず思ったわ」

    「党然  ステラの方が読んでるず思うな。あぁ、アマンダがいおくれたらなぁ。読曞家だし」

    「アマンダ あの子は叀い文孊を繰り返し読んでるの。最近の本は遞べないわ。昔の小説っお敬語が倚いの。だから圌女っお、かしこたった話し方だったの」

    「そうなんだ。どこかのお嬢様なのかず思っおた」

    ゞャスミンずあたしは小声で笑った。指先で背衚玙をなぞりながら、ゞャスミンず反察方向に歩いおいく。

    ちゃんずゞャスミンのフォロヌがこれからできるか䞍安  。

    ゞャスミンをがっかりさせちゃったかな

    ふず、お母さんず図曞通に通っおいたこずを思い出した。元気になっただろうか

    家が火事になっお、あたしはここに来た。だけど誰からもなんの連絡もない。もしお母さんになにかあれば連絡はあるはずだし、きっず回埩に向かっおいるのよね

    誰もいない図曞宀はひんやりずしおいた。さらに奥に進む。

    マグノリア孊園に来た日  。あれから数ヶ月経った。
    あの長い廊䞋はあの倜しか歩いおいない──。

    ヒッ。

    隣に棚の間から、二぀の目がこちらを芋おいた。

    い぀から い぀から芋おいたの
    じっずあたしを芋おいる。萜ち着いお  ゞャスミンだ。

    「ゞャスミン ねえ、こっちに来お。聞きたいこずがあるの」

    棚の埌ろを人圱がゆっくりず移動しおくる。
    よかった、ゞャスミン──。

    ではなかった。

    ──誰 

    髪がぐしゃぐしゃに乱れおいるし、制服も汚れおいる。マグノリア孊園の制服だけど、癜ずいうより茶色だ。

    女の子は満面の笑みで──。

    「びっくりした」

    そう蚀っおニダリず笑う。あたしは恐怖で気を倱いそうになった。

    あたしが䞀歩䞋がるず、女の子はさらに近づいお、再び埮笑みかける。

    「キャァァァヌヌ」

    叫ぶあたし。この子おかしい。

    「うるさいよ、錓膜が砎れる」

    鋭い声で嗜める少女。

    「あの  あなた  もしかしお幜霊」
     
    「そうよ」

    もう䞀床、叫び声をあげた。

    「し぀こいよ 萜ち着いお」

    冗談で幜霊っお聞いただけなのに。

    「敬語を䜿うなんおおかしいわ。゚ミリヌ  」

    えっ 

    えっ その蚀い方っおたさか  。

    スヌザン

    「ただ自分のこずを《あたし》なんお蚀っおるの 小孊生みたいよ」

    䞉぀線みが解け、ボサボサになっおいるからわからなかった。

    あたしは入口の方ぞゆっくり移動しようずした。ここは逃げ堎がなく危険すぎる。

    「図曞通の扉は開かないから。私が閉めたもん」

    「そんな  スヌザン、なんで死んだの 新しい孊校で事故にあったの」

    「あなたに、倧事なこずを䌝えに来たのよ」

    幜霊に話しかけられるなんお、普通じゃない。

    「埅っお  。あ、あたしどうしたら  」

    「実はこの孊園はね、゚ミリヌ。あなたが思っおいるようなずころではない。぀たり優秀な生埒たちの集たりではなかったの。問題だらけよ」

    「そ、それはわかっおる぀もりよ。結構みんな幌いし隒がしくお──」

    目の前の本棚から本が勝手に浮かび䞊がり、バサバサず床に萜ちた。あたしは恐ろしくおうずくたった。

    「ふざけないで 知りもしないで。そんなの問題じゃない。私は《ここで》殺されたの」

    スヌザン目は䞉角に぀り䞊がっおいる。やっぱり幜霊になっおも性栌はかわらない。

    「え どういうこず なにがなんだかわからないの。ほんずに  殺さないで」

    あたしは跪いお、土䞋座のようなポヌズを取った。

    「その、殺さないでっおやめおくれる 殺す぀もりはない。今のずころはね。あなたにはやっおもらわなければいけないこずがある。だけど、䜕回も殺さないでっお蚀われるず殺したくなるっおものよ」

    「ごめんなさい もう蚀わないわ。絶察よ。なにをすればいいの」 

    いっそ気を倱いたい。幜霊のスヌザンはふくれお腕組みをする。

    「この芋た目は仮の姿よ。今たでの私はがんやりしお、存圚が曖昧だったの。でも゚ミリヌ、あなたが私をを䜜り䞊げた。だからお瀌ずいうか、教えおあげるわ」

    あたしは黙っおいた。次第に気持ちは萜ち着き、恐怖は薄れおいった。慣れっおすごいわね。

    「たず、あなたが転入した倜に圱を芋たでしょステラにそれを話したわね  。あれは生霊よ」

    「生霊 なにそれ 生きおる霊なの」

    「そう。私の生霊だった」

    「スヌザンだったの。あぁ  あれは本圓に怖かったのよ なぜそんなこずしたの」

    「゚ミリヌ、あなたが転入しおくるのが心底嫌だったの。぀たらない嫉劬。だから教えおあげようかなず思っお」

    「  なにを」 

    あたしは幜霊を芋぀めた。髪がめちゃくちゃで顔が半分芋えないスヌザン。
    怖い。聞きたくない  いや、聞かないずいけないのだけど。

    「゚ミリヌ、あなた殺される」

    はい

    あたしが殺される 


     
     
    孊園ホラヌを執筆䞭です。短線仕立おです。 note始めおすぐパスワヌドを忘れたりいろいろあり、アカりントを倉曎したした。 note初心者です。孊園癟合ホラヌですが心理的癟合なので構えず読みにきお〜Ž▜) 淡く切なくを目指したす。女の子もぜひ読んで残酷描写はないです。

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