
片隅で読む『ほたる文庫』#12
(この文庫が、心の片隅をそっと灯しますように。)
家を出るのに、どうしても時間がかかってしまいます。
とにかく行動が遅いんです(すみません)。
良く言えば、慎重なんだと思います(度が過ぎますが)。
玄関を出てから、
最低 3 回は忘れ物に気づいて家に戻ります。
忘れ物がある日だけじゃありません。
戻ってから、
「え、私、何を忘れたんだっけ?」
と、なってしまうこともあります。
不安だけが先に歩き出しているのか…
とにかく戻ってしまうんです。
多分、戻らないと落ち着かない体質なんだと思います。
そして、
もう一つ難関が・・・
「鍵」です。
閉めたかどうか気になって、
何回も何回も確認してしまう。
閉め忘れが心配…というより、
“閉めたかどうか確認したかどうか” の確認 をしに戻るくらいなので、
もう、本末転倒もいいところです。
そんな私ですから、
食べ物にも被害(?)が出ています。
この前、立派な “高級のり” をいただきました。
勿体なくてしばらく開けられなかくて、
ようやく食卓に出そうと切り分けて、
キッチンにそっと置いて……
忘れました。
いざ食べる頃には湿気っていて、
さらには袋の口も開けっぱなし。
大事にしようと思ったものほど、
なぜかうまくいかない。
これが、私の日常です。
美味しいものを嗅ぎつけて、
鍵の確認で食べ損ねるタイプです。
お弁当で、一番食べたいものを最後まで楽しみにとっておいて~…
あ~、強風が~ーー。
好きなおかずは砂の味。
坂井ほたる