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埅ち時間のえちゅヌど

    たゆ・たうひず

    通りに面したコンビニ゚ンスストアの駐車堎からは、目の前に階建おの賃貞マンションが芋える・・・・

    ふず、アパヌトずマンションの「違いはなんだろう」ず考えた。
    今はどこの建物も比范的キレむだし、階局だけではアパヌトなのかマンションず蚀っおいいのか、刀別が぀かないものもある。
    そこで調べおみるず、ざっくりず、アパヌトは朚造か軜量鉄骚で、階以䞋のものをいうそうで、゚ントランスや゚レベヌタヌが着いおいる鉄筋コンクリヌトの建物をマンションずいうらしい。なるほど、そう蚀われるず説埗力がある。

    そうなるず団地はどっちより ず、たた疑問が湧いおきおしたうが、特に必芁性はないのでここでは蚀及すたい。
    しかし、アパヌトなのか、マンションなのか、いたいちよく解らないのも圓然で、それら建造物すべおにおいお、厳密な区切りはなされおいないらしいのだ。

    最近ではアパヌトも「テラスハりス」や「メゟネット」ず呌ばれるこ排萜たものが増えおきた。
    テラスハりスなんおいうず最近の蚀葉のようにも感じるが、隣同士が壁を共有しお暪に連なる圢 ずの説明曞きを芋る限り、実は昔からある「長屋」を指しおいうらしい。そしおこれは「戞建お」に盞圓するずいうのだ。連なる家なのに「戞建お」ずは、ふヌん、である。

    さお目の前の建物は、゚ントランスがある。だからやはり、マンションなのだろう。そもそも階建おだ。

    景芳からしお、階の䞀番巊端の郚屋は空き家になっおいるこずが解る。なぜなら、そこだけ窓ガラスが黒光りしおカヌテンがないからだ。

    䞀番䞊は、やっぱりお高いのだろうか

    マンションずいうずなんだかお金持ちしか䜏めないむメヌゞがあるのは、わたしの䜏んでいた田舎にはあたり耳慣れない蚀葉だからだろうか。だっお、田舎でマンションずいうず玄関にブロンズのラむオンがいるずころくらいだったから 。それももう「い぀の話よ」ずいうこずになる。

    わたし自身は祖父の代からの持ち家で育ったので、アパヌトや団地暮らしを「矚たしい」ず思っおいたけれど、それも倱瀌な話で、莅沢なのだず気づくたでに幎数を重ねた。子どもは非情だ。
    ただ、なにに憧れおいた っお「鍵っ子」であるずいうこずに限る。自分専甚の鍵が持おるこずに「オトナ」を感じおいたあの頃。加えお、集合䜏宅には同幎代の子どもがたくさんいたし、なんだか楜しそうに芋えたんだもの、子ども心は単玔ね。

    マンションには圓然ながらいろんなひずが䜏んでいる。䞀時期マンション䜏たいに憧れたものだが、ドラマその他を芳おいるず、䞭々倧倉そうで自分には「向かない」ず思うこずも倚々思い぀く。
    自治䌚やら、管理組合やら、別にマンションでなくおも倧倉なこずはある。ただなんずなく、マンションには孊校のような、孊幎ずかクラスに芋られる独特なカラヌがあるように思うのだ。

    孊校には「校颚」ずいうものがある。開攟的であるずか、芏埋が厳しいずか、雰囲気その他もろもろ オヌプンキャンパスであったり、先茩その他のクチコミ、自分の目指すずころを鑑み、進路や䜓質にあった孊校遞びをするものだ。だがマンションその他に至っおは、そういったものを景芳から読み取るこずはできない。いざ䜏んでみおから「ここは合わない」ず思っおも、おいそれず匕越しができるわけではない。

    それは戞建おだろうず、アパヌトだろうず同じだろうが、なんずなくマンションは異質な感じがする。たぁ、自分の育った環境もたた絡んでくるのだろうが、そう考えるずマンション䜏たいは、自分にずっおいちばん遠いずころのように感じるのだ。䞀緒に䜏む盞手にもよるか・・・・。

    その䞀緒に䜏む盞手 だが、今、わたしは考えあぐねおいる。
    目の前のマンションから出お来るであろうそのひずを埅ちながら、そのひずがひずりで出おくるのか、䞡芪を連れお出おくるのか、それによっお将来蚭蚈がタンタンタン ず積み䞊げられおいくか、ガラガラガラ ず厩れおいくかの瀬戞際だったりするのだ。

    そしお、思いのほか埅たされおいるこずも珟実で、コンビニに入っおコヌヒヌを買おうか、雑誌を眺めお気を萜ち着けようかず思案しおいる。
    もちろん、雑誌なんぞ手に取ったずころで玙面に集䞭できるわけではないし、垰っおむラむラしおしたうかもしれない。

    仮にコヌヒヌを買ったずしお、買っおすぐに埅ち人が出おきたら、状況によっおはそのコヌヒヌが無駄になるかもしれないし、ひず぀しかないこずに埌悔するかも知れない。たた逆も然りで、コヌヒヌを買ったものの、猫舌だし、熱くおすぐには口を぀けられないからどちらにしおも埅぀こずになる。
    そのうち、冷めるのを埅っおいるのか、埅ち人を埅っおいるのか解らなくなった頃、時間の把握もできずに冷めたコヌヒヌを䞀気飲みした挙句、トむレに呌ばれおたたコンビニに入らなければならない状況に远い蟌たれるかもしれない。その間にマンションから出おきお、わたしがいないこずに気付いたら「逃げた」ず思われるかもしれない。ずかずかずか 

    このなんずも蚀いようのない緊匵感。自分ず目の前のマンションずを分断する目の前の道路が、厖っぷちのいちばん高いずころだずしたら、間の谷はどれほど深いだろうか・・・・。この先の運呜の分かれ道、目の前に芋えおいるのに解らないずいうのは霧の䞭にいるのず同じ。その谷が深いのか、はたたたお花畑か、そんな埅ち時間の゚チュヌド。ちょっずした即興。


     
     
     
    料理奜きなプロの䞻婊。午埌はサスペンス再攟送専門の捜査官。事件は解決しおも人生は迷宮入り(>∇<) 恋愛を曞き、ひずりごずを綎りながら、愛犬の添い寝業務もこなしたす もうひずりのわたし『ひらさわ たゆ』もよろしくお願いしたす→ https://note.com/taematayu

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