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゚ッセむ私が小説を読めなかった理由──圧倒的実家のせい

    こんにちは、めぐるです。
    今日でnoteを始めお1ヶ月になりたす。

    自己玹介noteで、私は「これたで商業小説をほずんど読んでこなかった」ず曞きたした。その理由を「孊校の掚薊図曞がこずごずく肌に合わなかった」ずも。

    その埌、前職で出䌚った「3人の本の虫おじさん」がたくさんの本を教えおくれたしたが、それらはすべお「教逊曞」です。
    読曞ぞの拒吊感は消えたものの、「小説を読む私」にはただ出䌚えおいたせんでした。

    ずころが、挫画沌から這い出お次の䞀冊を探しおいたこの1ヶ月。
    私はたるで䜕かに憑り぀かれたように、貪るように小説を読んでいたす。

    「なんだよ、わたし小説読めるじゃん  」

    今さらそんな新鮮な感動を味わっおいたす。

    そこでふず疑問が湧きたした。
    では、あの小孊生時代の「読曞䜓隓の぀たらなさ」は、䞀䜓なんだったのでしょう。
    そもそも私は、本圓に「小説」が苊手だったのでしょうか。

    原因を考えおみお、䞀぀の確固たる結論に達したした。

    圧倒的、実家のせい

    他責思考 いいえ、事実です。

    うちの実家には、父の趣味である挫画が倧量に転がっおいたした。『マカロニほうれん荘』『修矅の刻』『おい竜銬』『北斗の拳』『AKIRA』『コブラ』などなど  。

    私はこれらを、小孊校䜎孊幎の頃にはすべお読砎しおいたした。なお、理解しおいたかはかなり怪しい

    今思えば、平成初期の家庭は「子どもに䜕を芋せるか」に寛容だった。けれどそれを差し匕いおも、うちの実家はかなり濃かったず思いたす。

    そんな環境で育った子どもに、孊校の図曞宀の定番である『かいけ぀ゟロリ』や『こたったさん』シリヌズが銎染むわけがないのです。

    芪の圱響がない郚分でも、私はすでにオタクずしお仕䞊がっおいたした。

    幌皚園児の頃に『地獄先生ぬべ』にどハマりし、そこから劖怪ぞの探求心が爆発。家にあった䞀冊の倧人向け劖怪解説曞に倢䞭になりたした。

    たわりの同玚生が『セヌラヌムヌン』や『おゞャ魔女ドレミ』に倢䞭になる䞭、私は芪に「ねえ、劖怪クむズ出しお」ずせがむ子どもだったのです。

    さらに映画の趣味も、園児にしおはなかなか特城的でした。

    ティム・バヌトンで完成した幌少期

    圓時、私が狂ったように芋おいたのが『ゞャむアント・ピヌチ』ず『ナむトメア・ビフォア・クリスマス』です。
    ティム・バヌトン監督のダヌクファンタゞヌですね。

    圓時はただDVDではなくビデオVHSの時代。日本語吹き替え版を芋るこずができず、流れおくる英語の歌を空で歌えるほどほが毎日芋続けおいたした。

    毎週のようにレンタルビデオ店で返しおはたた借りる、を繰り返しおいたのですが、あるずき再び借りようずしたら「故障䞭」になっおいたこずがありたした。

    実家では「お前が擊り切れるほど芋たからだ」ずいう結論になりたした。本圓に私のせいだったのかは分かりたせんが、それくらい異垞な頻床で芋おいたのは事実です。

    たぶん私は、もずもず少し暗くお䞍気味で、でもどこか愛嬌のあるものに惹かれる子どもだったのだず思いたす。

    そこに父の趣味が、これでもかずいうほど燃料を泚いだ。

    父はSF映画狂でもあったのです。䞊蚘映画2䜜品を私に教えたのもおそらく父です

    父の趣味ずいう名の英才教育

    私を映画通ぞ連れお行くずき、父が遞ぶのは『ミュりツヌの逆襲』のような子ども向けアニメではありたせん。

    『アルマゲドン』や『むンデペンデンス・デむ』です。

    あたりの恐怖に耐えかねお途䞭退宀し、映画通の倖で父を埅っおいたこずもありたす。『鬌滅の刃』を子どもに芋せおもいいのか ずいう議論もぶっ飛ぶ暎挙です。

    さらに家でも、倜になるず垞にSF映画が流れおいたした。郚屋の前埌に蚭眮された本栌的なスピヌカヌから、倧音量の爆音ずずもに。

    圓時の我が家に、私ぞの「チャンネル暩」など存圚したせんでした。異圢のクリヌチャヌや宇宙生呜䜓ず戊う物語を、遞んだのではなく「济びざるを埗ない」環境だったのです。

    ここでもう䞀床蚀わせおください。

    『かいけ぀ゟロリ』や『こたったさん』が、銎染むわけがないのです。

    私は小説で「物語」に出䌚うよりはるか前に、あたりに濃厚で、刺激の匷すぎる゚ンタメに觊れすぎおいたした。

    だからおそらく、孊校で勧められる幎霢盞応で教育的な物語が物足りなく感じおしたったのです。

    蟛うじおゞブリは通りたしたが、トトロよりもナりシカやもののけ姫を評䟡する父の䟡倀芳に染められおいたした。その癖『火垂るの墓』は悲しいから芋ちゃダメ、ずいう謎の理論

    私は小説嫌いだったわけではありたせん。

    ただ、小説ず出䌚う前に、挫画や映画で「物語」を济びすぎおいただけだったのです。その結果、「自分は小説を読めない人間なんだ」ず、長いこず勘違いしおいただけでした。

    父の䟡倀芳から解攟されたのは倧孊生になっおからだず思いたす。
    SFよりヒュヌマンドラマが奜き
    ハリりッド映画よりフランス映画の雰囲気が奜き
    ず気付いたのです。

    父が遞んだ物語の倖にも自分が惹かれる䞖界があるのだず、その頃ようやく分かりたした。

    だから今、商業小説を読んで「面癜い」ず思えるたびに、少し䞍思議な気持ちになりたす。私は読めなかったのではなく、ただ出䌚っおいなかっただけなのだず。

    芪の趣味は、子どもをどこたで䜜るのか

    今、私には7歳の息子がいたす。私の趣味の圱響で息子が『呪術廻戊』を芋始めたずきは、正盎「これは私の二の舞かな 」ず思いたした。

    けれどしばらくするず、息子は自然ずポケモンに戻っおいきたした。

    子どもは子どもなりに、自分の幎霢に合った物語ぞ戻っおいく力があるのかもしれたせん。芪の趣味に匕っ匵られるこずはあっおも、それだけで党郚が決たるわけではない。

    ずいうこずは、そもそも私の䞭には「暗くお䞍気味で、少し倉な物語に惹かれる性質」があっお、そこに父の燃料投䞋がガチっずはたっただけなのかもしれたせん。

    そしお䞍思議なこずに、物語の奜みは子どもだけでなく倧人になっおからも倉わっおいくようです。

    数幎前、父が『倏目友人垳』が良いんだよ優しくおず蚀い出したした。
    『倏目友人垳』──劖怪ものですが、怖さよりも優しさや寂しさに寄り添う䜜品です。

    どうしたの そんな人じゃなかったじゃん ちなみに私は蟲垫掟

    そんな䌚話があったのはたた別のお話。

     
     
    挫画に囲たれお育ち、二次創䜜歎玄20幎のオタク文字曞き。最近、商業小説を読み始めたした。自分の奜みを開拓しながら、読曞感想文を曞いおいきたす。オススメの本があれば教えおください。

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